入学当初は国際部門(その前は国内営業部門)で働いていましたが、その後経営企画部門、IT部門を経験し、現在は生産部門で国内工場の生産計画業務を担当しています。キャリアのスタートから考えると随分畑違いな部署に来ていますが、メーカーに勤めている以上生産部門を知ることは原点を知ることであり、自分の領域を拡げる良い経験をさせてもらっていると思います。
入学当時40歳を過ぎていましたが、30代の優秀な社員に比べ語学もスキルも劣る自分は、このまま若い人に抜かれてもいいから適当に勤めあげると考えるには先が長すぎると思い、それならば勉強しようと思い立ちました。
共働きで子どもが小さかったので、通学制の大学院よりサイバーのほうが受講しやすいと思ったためです。またコンテンツや教授陣も一流であり、説明会での先輩の話も興味深かったので決めました。
苦手じゃない科目があったのかはなはだ疑問ですが、財務系は特に苦労しました。講義を何度も聴き、参考図書にあるものの中から優しそうなものを選んで読むことで、理解を深めるようにしました。
「問題発見思考」「問題解決思考」の2科目です。PSA(Problem Solving Approach)という問題解決法を学ぶことができました。仕事の様々な面で役立つスキルや考え方が凝縮されていて重宝しています。
予想以上に大変で自分は随分時間をかけましたが、学んで本当に良かったと思います。自分の世界が格段に拡がりましたし、何より講義やAirCampusを通じて学長をはじめ先生方やTA(Teaching Assistant)、クラスメートの方の考えや生きる姿勢に触れることができたのが良かったと思っています。
1年目の前期が終わった時点で2年卒業のペースでは持たないと思い卒業を3年計画としました(結果4年になってしまいましたが)。家族に負担をかけないようにしたかったのですが、なかなか難しかったです。
クラスメートのスピードについていくことに苦労しました。AirCampusへの発言がすぐに膨大な量となり、目を通すだけでも大変した。複数科目を同時並行で受講している時期は特に大変でした。
社内で解決すべき問題が出た時に、学んだPSA(Problem Solving Approach)を活かし、本質的な問題を把握し解を導き出すことができています。
世の中の見方が変わりました。生涯学んでいく心構えができました。必ず解はあること、自分なりの解を出すことを学び、問題に対処する姿勢が前向きになりました。
グループ商品を成長するアジア市場で拡げる仕事に、現地に駐在して腰を据えて取り組みたいです。
本当に学びたい方には最高の環境だと思います。時間をかけてでも学ばれることをお奨めします。BBT大学院のコンテンツの広がりは無限大とも思え、まさに生涯学びつづけられる学校だと思います。