大手外資系食品企業において工場での生産ラインに所属しています。安定した製造維持、コスト削減、カイゼン活動、そしてイノベーション活動、そのような毎日を過ごしています。ビジネス環境が刻々変化する中、市場競争に勝ち残ることに貢献するため各種業務を推進しています。
MBAという称号自体が欲しかったわけではありません。単に経営についてしっかり学びたかった、それに尽きます。MBAはそのオマケでした。実際世の中そうだと思います。MBAを持っているから必ず成功するということは決してなく、学んだことを活かして行動を起こす、これがより重要だということもBBT大学院でしっかり学びました。ただ、MBAをいざ手にしてみると結構嬉しいものですね(笑)
前々からMBAを取得したいと考えておりましたが、転勤の度に行く先はいつも地方であったので都心の大学院に通うというのは難しい状況でした。そのような中、オンラインで学べるBBT大学院があることを知り、すぐに説明会に申し込みました。その説明会もオンラインで実施され、地方に住む私にとってはまさにこれだ!と一目ぼれ(?!)し、迷うことなくBBT大学院に決めました。卒業した今でも改めてAir Campusの恩恵を感じます。
克服した、という表現は当てはまらないかもしれません。私は技術1本でやってきた人間なのでマーケティングは苦手だと感じてはいましたが、ゼロからの出発だったので逆にいつも楽しさを感じながら学習できました。このマーケティング科目の他にもいくつか苦手だと感じる科目はありましたが、そのいずれもが結局楽しいのです。つらいと思ったことはありません。常に楽しいからこそしっかり学習できました。
最もワクワクした科目でした。最初から最後までまったく学びのモチベーションが落ちることなく、それどころか数十回講義映像を見て、学びを深めました。また、大前学長の底の深さを感じることが出来、このようなアプローチで物の見方をされているのかと大変勉強になりました。そしてこの講義を最高の仲間達とディスカッション出来たこともさらに学びを深める非常に良い機会でした。
10点満点でスコアを付けるとすると、私にとっては間違いなく10点でした。昔の講義映像、そして最新の講義映像、そこから始まるAir Campusでのディスカッション、どれをとっても質が高く、時にはついていけない事もありましたが、結局それも自分の力量の低さを認識するのに都合が良く、すべての循環が生きたものとして私の成長の糧となりました。24時間365日いつでもどこでも学ぶことが出来る、このような環境に身を置くことがどれほど楽しいことなのか、是非多くの方に体感していただきたいですね。
BBT大学院に在籍した2年間、仕事、家族、学びをバランスさせようと考えたことはありません。その時その時でもっともやりたい!と思ったことに全力集中してきました。そのような事を繰り返しているうちにそれが生活スタイルの標準になるので、結局それが自分にとってベストバランスだったと言えるのかもしれません。そのような中でも睡眠時間だけはなんとか確保するようにしました(といいながも2~3時間睡眠という日は数多くありましたが・・・)。
試験期間は身を削る思いで日々を過ごしました。課題内容に対してどのように自己表現するのか、どのように論理を構成するのか、こういったことを考えているうちにすぐに提出期限が迫ってきます。追い込まれるとなかなか大変な状況にはなるのですが、一方で不思議と逆境に追い込まれるほどブレークスルーの考え方ができたりするものです。そしてそういった内容ほど良い評価がつきました。逆に提出期限まで余裕があり、ささっと提出した課題ほど良い評価ではない、というのもまた事実としてありました。やはり人間たまにはトコトン考えて知恵を絞り出すということが大事なのだと感じてなりません。
日常業務の中で平穏無事に1日が終わることはなかなかありません。何かしらの問題や課題が足元に転がっていますし、自ら問題発見をすることも時に必要です。そのような時、PSAのアプローチは非常に役立っています。そのアプローチの中身は当然と言えば当然のフローなのですが、私はBBT大学院入学前はそれが出来ていませんでした。しかし今では何か解決すべき用事が発生した時には落ち着いてPSAを廻すことが出来るようになりましたので、解決までの時間が短縮されたり、解決の質が向上したように感じます。
未知と積極的に出会う事の重要性を理解できたこと、これが私にとって最も大きな変化でした。一見辛いことや楽しくないこと、これらすべて自己成長のための新しい出会いという意識を持てば見方が180°変わります。昔は狭かった自分のカンファタブルゾーンが今や無限に大きく広がったことを感じてなりません。こうなるともう毎日が楽しいです。すべてが新しい学び、新しい出会い、指数関数的に成長している自分がそこにいます。
詳細を述べるのはここでは控えさせて頂きますが、とにかく未来への可能性が広がったのは間違いありません。入学前は未来へ続く道は決して太くなく、選択肢も限られていましたが、今では太く多数の道が眼前に広がっています。これこそが2年間真剣に取り組んできた自分自身へのご褒美だと感じます。人生100年時代、最後の最後まで自分らしく素敵な人生を送ることを楽しんでいきます。
BBT大学院に入学して勉強することに不安や懸念がある人もいるかもしれませんが、最終的に後悔することはないと思います。何故なら最高の講義、最高の仲間が確実に待っているからです。それを活かすも殺すも自分次第ではありますが、とにかく夢中で勉強すること、ガムシャラに実践すること、これをやっていけば知らず知らずに成長し、仕事においても家庭においても現在よりも充実した未来が間違いなく訪れるはずです。私は本当に楽しかったです。最高の2年間でした。