現在、私は米国籍のバイオサイエンス関連の企業で働いております。前職は自動車メーカーの海外営業として日本、台湾、タイで働いていましたが、2012年2月に一念発起して現在の会社に転職をしました。お陰様で2013年4月より部門の長を任され、23人の部下を抱えることになりました。変化の速度が速い会社で日々部下と議論をしながら部門全体のレベルアップと自分自身の更なるスキルアップに取り組んでいます。今の自分があるのは、やはり前職での駐在期間中にBBT大学院で実践を交えながら勉強をしたことが大きかったと思います。
当時は自動車製造メーカーの駐在員として海外におりました。現地スタッフと切磋琢磨する中で、体系的にマネージメント、経営を勉強したいと思い、海外でもインターネット環境さえあれば勉強ができるBBT大学院でMBA取得を目指しました。
AirCampusという空間の中で仲間と議論ができること、必ず文章として議論の結果が残るのでしっかり考えて発言する能力がつくと思ったことが入学の決め手だったと思います。
「コーポレート・ファイナンス」です。一度単位を落としました。単位を落とした後は参考書を5冊以上読んで、実際の仕事の中でも試しながら1年後に無事単位取得できました。
「問題発見思考」「問題解決思考」だと思います。長期間にわたる科目ですが、実際のケースを想定しながら論理的かつ客観的に問題を発見する能力と、問題を発見した後に具体的に解決方法に落とし込む能力を鍛え上げていきます。これらの能力は実務でも相当役に立ってます。
駐在期間中に学んでいたためかもしれませんが、相当辛かったです。ですが、オンラインですので24時間いつでもどこでも勉強ができる、という観点でいうと、辛かった中でも自分の時間をしっかり管理する能力も身についたと思います。
24時間オンラインで学ぶことができますので、自分でしっかりバランスをとっていれば仕事・家族とのバランスは必然的に保てると思います。私自身それほど苦労しませんでした(睡眠時間は減りましたけど)。
卒論、これは大変でした。私はビジネスプランを作成しましたが、1年間の長丁場、最初の方は“まだ一年ある”という時間的余裕から計画も立てずやってました。教授のレビューがあるのですが、そこで自分のプランの荒さが露呈、でも残り4ヶ月。リカバリーがとても大変でした。卒論はしっかり年間計画を立てることをお勧めします。
卒業後、タイに転勤。その後転職し、現在部長職を任されております。マネジメントをしていく中で学んだことが活かせていると感じるときは多々あります。例えば、日々よくあることですと、部下の資料を見ても即座に何が課題でどこをどう工夫するとインパクトのあるプレゼンになるかなど、しっかり説明できるようになっています。
プレッシャーを楽しめるようになったと思います。部下・上司から無理難題を言われてもロジカルに現状分析ができている自分がいます。先の見えない変化の激しい今の時代にBBT大学院で実務をこなしながら勉強できて本当によかったです。
やはりいつかは起業!BBT大学院はちょうどリーマンショックの時に入学、駐在期間中ということもあり会社も厳しい中での勉強期間でしたが、厳しい中でもBBT大学院で学んだスキルやノウハウを活かして着実に仕事で実績を上げることができました。その結果、リーマンショックを乗り越えることができたことが自分にとって大きな自信となっています。 自分で納得するまで考えて、悩み、着実に実行する、そんなことをBBT大学院で学びました。しかし、これらを実践するためにはやはり一企業で働くのには限界があり、自分でいつか起業するしかない、と思ってます。
迷っている方もいると思います。仕事と両立できるか不安な方もいると思います。私もそうでしたが、入学3ヶ月は正直大変でした。が、学長からコメントをもらったり、仲間からAirCampusで自分の意見に対してコメントをもらったり、そんなことの繰り返しを経験してくると、日に日に楽しくなってました。苦労の先には必ずしっかりした成果が見えてくると思います。頑張ってください。