大学院入学時は子育てをしながら個人で英会話及び国語・算数等の学力養成教室を開講、ラジオのレポーターや司会等のお仕事もやりながら、更にネットショップの受注・在庫管理等のお手伝いをしていました。在学中に主人の中国転勤が決まり、上海に引っ越しましたが、上海で妊娠、卒論提出直後に出産をしました。現在は子育てと中国語の習得、子供向けの英語教室を新たに開設する等、慣れない地で日々格闘しております。
ラジオのパーソナリティーを本業にしたかったため、喋り手としての仕事を優先する一方、正社員としてのキャリアを築き上げてきませんでした。進展もないまま30代に突入、将来への不安をますます強く感じるようになり、何かを変えなければならないと悶々とした日々を過ごしていました。悩んだ結果、以前の仕事や、派遣社員として積み上げたマーケティングの経験を活かしてステップアップしようと決め、そのためには資格が必要だという結論に至り、MBAを取得しようと考えました。
子育て、仕事を両立させつつ、学習ができるよう時間の融通が効き、通学する必要のないサイバー学習が魅力的でした。更に、リアルタイムのケーススタディで今必要な知識・考え方を学習できることが重要だと思いました。
コーポレート・ファイナンス、管理会計等の科目が苦手でしたが、疑問点はAC(Air Campus)上で投げ掛け、その問いにクラスメイト、TA(Teaching Assistant)、または教授が直接答えてくれたため、克服することができました。どんなに基礎的な疑問点でも、自分で調べても分からない時は遠慮せずに、恥ずかしがらずに問い掛けるようにしました。その結果、クラス全体の理解度を上げる貢献ができたようです。
新資本論、経営戦略論、イノベーション、現代の経営戦略等、大前研一氏の講義で毎週経済、ビジネスや政治にまつわるニュースと解説を視聴したことと、リアルタイムオンラインケーススタディ(RTOCS)で実際に自分で課題に取り組んだことが幅広い知識の習得に役立ち、更にMBAマインドの演習になりました。いかに自分の知識が偏っているかが実感できましたし、思考力の訓練にもなりました。
大変良かったです。オンラインだからこそ自分のタイミングで、遠慮せずに発言することができましたし、多種多様なバックグラウンドを持つクラスメイトとの活発な議論で視野が広がったと思います。また、卒業研究では担当の指導教授が親身になって指導してくださったので、最初は不安だった卒研も自信を持って完成させることができました。
大変忙しかったですが、合間に家族を旅行に連れて行ったり、ダンスのレッスンを受けに行ったり、プライベートの時間もなんとか詰め込むことができました。方法はiPhoneに予め講義をダウンロードし、移動や待機の時間等、隙間時間を利用してコツコツ講義を視聴したり、AC(Air Campus)に書き込んだり、更には課題図書を読んだり、レポートのための情報収集をする等して、自分の時間を拡張して取り組みました。
母親として子どもとの時間を作ることです。毎週RTOCS(Real Time Online Case Study)の課題を提出しなければならいし、複数の講義の最終試験や課題の締切が同時期にあるので、子どもの相手ができず、寂しい想いをさせた時期もあります。また、プレッシャーで家の中がピリピリしていたり、主人と子どもには大変迷惑を掛けました。その分春休みや夏休みは旅行に行ったり、子どもと遊ぶ時間を持つように努力しました。
仕事に関わらず、いたるところで知識と考え方を活かすことができていると思います。ニュースを見る時、子どもの教育、家の整理をする時でさえ問題発見・解決思考を利用してシステマティックに考え、行動できるようになったと思います。
日本のメディアの裏を大前先生に教わったので、ニュースを見る目が変わりました。また、RTOCS(Real Time Online Case Study)で様々なビジネス分野の勉強をしたので、ビジネスニュースにより関心を持つようになり、日本に限らず、世界の経済・企業の動きに関心を持つようになりました。
今年度内に転職し、キャリアアップしたいと思っています。また、十分な経験と資金を蓄えた暁には卒業研究で提出した事業計画を参考に、新たに起業したいと思っています。
私は当初単にMBAの資格を取得するのが目的でBBT大学大学院に入学しました。しかし、得た物はもっと意義のあるものでした。大学院修了後には自分の世の中に対するコンセプションが変わり、世界がより広く、深くなりました。戦略的な経営思考、問題発見・解決等のMBAマインド、断片ながらも日本や世界の政治経済の在り方とその背景の知識、メディアを鵜呑みにしない問題意識、そして議論を交わした仲間(クラスメイト)たちも得ることができました。
忙しく、大変になる覚悟は必要ですが、それでもMBAを取得したいと考えている方は、遣り甲斐のあるBBT大学大学院でとにかくやってみることをお勧めします。