入学当時は大手通信会社にて研究開発職でしたが、入学した年の夏にWeb関連のサービス提供をしている会社へ出向し、初めてビジネスに携わるようになりました。BBTでの学びを実践できるのでとても良い異動だったと思います。
入学当時は第二子が5か月で、卒業直前に第3子を出産し、仕事・育児・勉学と3足の草鞋で頑張っていました。
きっかけは東日本大震災でした。震災当日に第二子の心拍が確認され、震災後不安な日々を過ごしていました。そんなときに大前学長の著書を読み、自身で考え判断する力をつけていく事が今後の自分、そして子供たちのためになるのではないかと考えました。
MBAのコースに通う事でその考え方に触れ、習得できるのではないかと思い、受講を決意しました。
大前学長の講義をはじめ、面白い授業が多いこともありましたが、一番の理由は「オンライン」であったことです。入学を検討していた時期、2人の乳幼児がおり、旦那も多忙だったため通うコースは現実的ではなかったため断念しました。
結果的には自分のペースで進められるので、3人目を産んでもハンディにならず2年で卒業できました。
アカウンティングやコーポレートファイナンスについては、これまで全く触れた事がなかったため、用語などで躓いてしまいました。このことは入学前からわかっていたので、事前に「○○入門」といったやさしい書籍を数冊読むことで用語や概念を理解するようにしました。その結果、実際の授業時にはそんなに困ることもなく進めることができました。
2年次の学長科目である「イノベーション」です。
概念にとらわれず、組み合わせたり、他業種の事例を持ってきたりといくつかのトピックを学びそれについて議論していく授業はとても面白く、業務においてもイノベーションが求められているので、この授業で学んだ内容はそのまま実践に生きていくと感じています。
各講義で学んでいくことが毎週のRTOCSに活きていく実感があり、学びとそのアウトプットできる場が備わっていると思います。
また、講義はどれも興味深く、面白いと感じていたので飽きることなく受講ができます。その内容についてもクラスメイトとディスカッションできますので理解が深まりました。
入学時に当時5ヶ月の娘、2歳の息子が居ましたので、夜は子どものお迎えや世話で学びに使えませんでした。基本的に早朝、出社前に会社付近のコーヒーショップにて2時間ほど勉強していました。また、通勤時は授業の視聴に当てていましたので、平日は1日平均3時間半ほどBBTの学びにつぎ込んでいました。
時間を決めて取り組んでいくことで、仕事や家庭への影響を減らすことができたと思っています。
ただ、早朝に出てしまうので朝は旦那が子どもたちの面倒を見てくれていました。旦那の協力無しにはバランスがとれなかったと思います。
1年目は習得可能単位数最大限まで授業を取ったため、1年目の夏ごろとお正月前後には毎週レポートが続く状況だったのが一番苦労したことでした。
しかし、学ぶこと、アウトプットすることはどちらも楽しく、苦労といってもそこまで苦しいものではありませんでした。ポイントは楽しむことでしょうか。
在学中、研究所から事業を行う関連企業へ出向しました。事業を推進するときにFACTベースで数値や声を元に進めるなど、毎週のRTOCSで学んだことを日々実践するようにしています。また、部下に対してのマネージメントについても、BBTの授業が実践に活きていると思います。
二つあります。
1つ目は、良い仲間が得られ、同期生や先輩方と交流することでいい刺激が得られる環境になったことです。仕事で困難にあたっても、仲間もがんばっていると思えば自分もがんばれると思えています。
2つ目は、勉強する習慣が身についたことです。日々、2~3時間学ぶことに費やした結果、習慣化できました。卒業した今は、改めてBBTの英語講座を受講し始め、引き続き学んでいます。今後も英語だけでなく、BBTでの学びを復習したり、本を読むなど続けていくつもりです。
生涯現役!がひとつの目標です。
老後は起業し小さくても社会に貢献していきたいと思っています。
BBTではその基礎を学んだ場です。
もうひとつは、子持ちとしてひとつのロールモデルになることです。
今は子どもが3人居ますが、自社では女性管理職だけでなく、女性かつ子持ちの管理職は非常に少ない現状です。その中で、上位のポジションにつき、こんなやり方もあるんだ、と思ってもらうのが夢です。
忙しくても継続できるのがオンラインであるBBTの良いところです。学びたいけれど、忙しいとあきらめている方にこそ、お薦めしたいと思います。
良い仲間に出会うことができると思います。
一歩踏み出して、入学してみてはいかがでしょうか?