20代は国内化粧品部門で営業を経験した後に、営業戦略立案に従事。30代はブランドマーケティングを中心に、CRMやECの立ち上げなどを経験しました。現在は、サプリメント事業における販売戦略立案と、社内営業部門への営業企画サポートを主業務としています。販売チャネルが専門店、GMS,ドラッグ、デパート、ECと多岐に渡り、営業部門も販売チャネル毎に配置されているため、業態別の販売戦略構築を行っています。
ブランドマーケティングや営業企画など、比較的消費者に近い業務への経験はあったものの、経営管理や会計などの知識に課題意識がありました。また、従事している業務に関わらず、管理職として経営管理スキルを身につけておくべきと考えました。
忙しい業務と勉強の両立となるため、時間に縛られずに学べることが最大のポイントでした。社内では、自身の業務を調整して(減らして)資格取得に励む方もいらっしゃいましたが、私は会社にMBA取得のことを話していなかったため、業務を調整するという選択肢がありませんでした。
アカウンティングやファイナンスに関する科目に全く知識がなかったため、時間をかけて勉強する必要がありました。マーケティングやディスカッションを中心とする科目は、平日の隙間時間や移動の時間を有効に活用しながら、苦手な科目は土日に集中して落ち着いて時間を割くことで克服しました。
あらゆる科目で理論が学べることももちろん大切ですが、最新の時事ネタを大前学長の思考を通じて学べる『新資本論』などの学長科目は、もっともタメになった科目でした。その中の「RTOCS(Real Time Online Case Study)」では一週間の学びを大前研一ライブで確認・検証している感覚でした。
「どこでも空き時間を有効に活用しながら学ぶ」「カンニングもOKだから考えることに重点」など、学びと実務を結びつけた場合の本質を捉えており、ある意味で教育のイノベーションを実現していると思います。いまでは、英会話などでオンラインが当たり前になっていますが、MBAを完全にオンラインで学べるシステムを持っているのは、BBT大学院だけだと思います。
確かに在学中は、土日を勉強に充てることが多くなるため家族の理解も必要になるかと思いますが、絶対に土日がずっと勉強になる訳ではありません。他の学校では、授業の日時が決まって拘束されてしまうので、時間のあるときに集中して取組みたい私は、大変充実した学びを得ることができました。
やはり業務はそのまま持ちながらもMBAを学ぶということは、平日の時間のやりくりに苦労することを念頭に置きながらも苦心しました。ただし、平日は隙間時間も活用しながら講義の視聴やディスカッションに充てていたので、毎日3時間睡眠というようなことはありませんでした。休日と平日の取組みを整理すれば、十分に両立できると思います。
ビジネスを視点とした共通の話題が持ちやすくなりました。これはマーケティング、アカウンティング、営業、CSR、生産など、様々な知見を身に着けることで、あらゆる業種や職種の方とも共通項を見出せるようになったからだと感じています。
大学を卒業してから、こうやって学びなおす機会はありませんでした。学長やクラスメイトに感化されながら、常に学ぼうとする姿勢は大変参考になりました。MBA取得後も、様々な分野や方法で学びを続けていこうと思っています。
MBAを取得したので、これを活かすべく経営戦略分野での実務経験を積みたいと考えています。これまではマーケティングや営業戦略を主としていたため、異なる分野の業務を経験し、学んだことを検証していきたいと思います。
私は決して勉強熱心なタイプではありませんでしたし、運転免許以外に資格も持っていませんでした。そのような自分が通用するのかと思い、入学までに1年以上も迷っていましたが、もっと早くチャレンジすれば良かったと思っています。一歩踏み出してやってみることが、一番の近道のように感じます。