20代に海外で英語教師を経験し、その後半導体業界に入りエンジニアや営業に従事しました。30代に思い切って外資営業に転職し、海外勤務を経て現在その日本法人にて半導体製造装置の営業に従事しています。出張が頻繁で時にはヨーロッパやアメリカにも出向きます。
MBAを取得した主な理由は、脳裏に浮かんだビジネスのアイデアを実現する為に経営やファイナンスの知識が必要と判断したからです。そのビジネスアイデアは今までに類を見ないものなんですが、それをどうやって形にしていくかの知識をBBT大学院で補えました。
BBT大学院を選択したのは主に2つの理由があります。一つめは、世間で大きく貢献されてきた教授陣の豊富な経験とビジネスのレクチャーを受ける事は、私自身が社会人生活の中で得られなかった部分を補った事です。このBBT大学院だけでしか学べない貴重なレクチャーは社会人生活では決して入手できず、高価値のものだと判断しています。もう一つは、大学院の勉強をこなす事は一日の時間配分を適切に調整して仕事、余暇、睡眠をスムーズに行うことへの負荷を多大に増やしますが、BBT大学院の通信受講は通学の時間を省いてくれて、しかも自分の都合に合わせて勉強の時間配分が出来たので大変有効でした。また、出張中でも通信受講は役に立ちました。これも他の大学院では出来ない事で大変価値のあるものです。
仕事柄、ファイナンスの事に接する機会があまりないのでファイナンスの知識は皆無でした。実際にファイナンスの授業をとってもわからない部分だらけで、どうしたものかと本を読み知識をつけました。しかし、クラスの方々と意見を交わす際にやはり私は1歩、2歩も後ろを歩いているなと、皆さんの投稿を見て分かります。結果、私が取った行動は、授業を何度も聞き直す事をしました。聞いて、目で見て、プリントアウトした資料に手書きでメモを入れて反復したというもので、私は私なりに理解を深めていきました。
リアルなビジネスケースをどうやって考えてどうやって改善していくか、という視点で私はRTOCSで出た様々な企業を分析する機会がBBT大学院にはありました。この経験自体は他で体験できないもので、BBT大学院に入って心からよかった、と思う部分です。その分析をして自分なりの「右脳」的な考えを添えて結論に導いていく事に私は喜びを覚えていましたし、その考えをクラスの皆様と議論する事も非常に良いものでした。この経験のおかげで、私の「左脳」にも刺激があって、私の考え方にも良い変化がありました。
通学することでの生活リズムの変化は大きいものだと思います。私は社会人になってから東京の私立大学院に通い勉強をした経験がありますが、クラスが終了する21:00過ぎから自宅にそそくさと帰っても、23:00を回っていました。その当時は、はっきり言って寝る時間もなければ体力温存する時間もなく、次の日は明らかに疲れが残っている状況でした。BBT大学院での勉強の環境はそれとは違い、通学の為に時間を労する、体力を使う、という事がなかったので快適そのもので、極限まで時間を有効に利用出来ました。
仕事、家族・プライベート、学びをどうバランスさせるかで私が行っていたのは、優先順位をきちんと設けることでした。BBT大学院に在学した3年間は、月曜日から金曜日の19:00から02:00の間はBBT大学院のクラス受講を第一優先として時間を使いました。その為、仕事はスピーディに18:30までに終わらすようにしていました。土・日曜日の週末は家族との時間を優先して時間を割いていました。社会人となっての大学院生活は学生時代とは大きく相違して時間の使い方をはっきりとさせないと賄えなくなる為、自分なりの管理方法を決めた上で時間調整をする事が重要だと思います。
アメリカのL.A.に出張した際の事、ホテルのWiFiにはつながるので受講を試みるも全く受講出来なかったときはさすがにお手上げでした。なぜだかはわからないのですが、受講が出来ずに帰国を待つのみとなったのは正直辛かった事を覚えています。
一般的にニュースや新聞で「トップ記事」的に発表される企業の経営情報や製品の市場動向などを聞いて、「こういう状況なんだな」と鵜呑みにする事しか出来なかったが、その背景に歴然と潜む理由をBBT大学院での教育を通じて理解できるようになった。正確には、理解するように自分の意識が変わったと思う。
物事の表層だけを見て現象を判断していましたが、それだけでは何も変化をもたらさない事が分かりました。物事の真相はきちんと分析をしないとわからないので、自分で分析をしてみてそれから仮説を立てて検証していく事が本当は重要だという事が身にしみて分かり、今では表層だけの判断をしなくなりました。
もともとBBT大学院に入学したのはビジネスアイデアを実現させるために知識を補う為でしたから、そのビジネスアイデアを実現させる事が今後の私の目標です。
人は何らかの志を持って人生を歩むと思います。その中で難所にぶつかり超えていくのが人だと思います。逆に超えないという選択も人にはありますが、その選択肢は私にはないものでした。どんな人生であれ、自らが率先して自らが望む人生を歩むにはとあるタイミングに一歩を踏み出さなければなりません。私の一歩を踏み出すタイミングは2012年に訪れ、最良の環境が整ったBBT大学院を選択しました。今の自分が行っている事をずっとやっていけばいいなんて事は全くありません。みなさんも一歩を踏み出して自己投資をし、そのリターンを得てみませんか。