現在、私は大手コンサルティングファームでコンサルタントとして働いています。会計領域を軸に戦略立案からシステム導入までのサービスを行っています。
コンサルタントとして仕事の幅を広げ、成長を加速していくためには何が必要かを考えていました。MBA取得前はシステムコンサルティング領域の仕事だったため、MBA取得を通じて活躍できる舞台を広げたいと考えたことがきっかけです。
遠隔教育にてMBAを取得できるためです。当時の私は海外のシステムロールアウトのプロジェクトに関わっており、長期間の海外出張が予定されていました。また、平日は深夜まで業務が及ぶことが多く、遠隔教育のMBAプログラムでないと難しいと思い、該当する大学院がないかと探していました。 遠隔プログラムの中でもBBT大学院に決めた理由は、BBT大学院は大前学長をはじめとする実務者による実践的なプログラムを提供していたためです。
BBT大学院入学時は担当者レベルだったため、組織マネジメント関連があまり馴染みがなく難しく感じました。しかし、大学院には年齢やバックグラウンドが様々な人がいるため、AirCampusを通じて議論し、他の人の経験から学ぶことで乗り越えることができました。
問題解決関連の科目です。具体的に言うと、「問題発見思考」「問題解決思考」、そして大前学長が担当する科目で行うオリジナルのケース・メソッド「RTOCS(Real Time Online Case Study)」が該当するものなのですが、これらを通して問題に対するアプローチを学びます。日々の仕事を進めていく際にBBT大学院で学んだことを意識して実践することで、クライアントの課題に対してもより納得感のあるソリューションを提供できるようになりました。
入学するまではオンラインでの学習ということで、一方的な受け身の学習となってしまわないのか不安な部分はありました。しかし、AirCampusという仕組みのおかげで、海外出張中を含めてクラスメートとの議論を進めることができ、双方向の教育を実現していることを実感できました。通勤や移動時間、週末など自分のスタイルにあったペースで学習を進めることができるので、業務の関係で平日にまとまった時間がとれない場合でも最後まで続けていくことができた点は大きいです。 また、AirCampusの中に仲間がいる、いつでも交流することができるという点が大きな支えになります。 仕事と並行してMBAを取得することは簡単ではありませんが、仲間と支え合い、切磋琢磨することができる環境があるからこそ、卒業までたどり着けたと思います。
BBT大学院在学中は、バランスを取ることが正直難しかったです。自費で大学院に在籍していたため、仕事は仕事として大学院とは切り離して業務に影響の無い形で進めていました。家族については2年間で卒業するという期限を約束し、その期間の余暇の時間は基本的に学習に充てさせてもらっていました。
時間の捻出です。遠隔授業で仕事を続けながら学ぶことができるというのは、メリットである反面、仕事と学習を並行して行う必要があるという厳しさもあります。1週間ごとの目標を設定していましたが、プロジェクトの関係で平日は移動時間以外はほとんど時間がとれないことも多く、その分を週末で取り戻していました。
問題を構造化して論理的に考えるなどの問題解決スキルがコンサルティング業務を進めていく中で役立っています。コンサルティングの現場では問題が明確になっていないことも多いです。そのため、大学院で学んだスキルを使って、本当の問題は何か、どの部分を深掘りして検討していくのかなど仮説を設定して日々の業務に取り組んでいます。
BBT大学院卒業後は、システム導入以外のコンサルティング・プロジェクトに関わる機会が多くなりました。ITというもともとの武器にプラスして経営学のスキルを身につけることにより、活躍する領域を広げることができたと思います。
仕事では海外プロジェクトに多数関与してきました。BBT大学院で学んだスキルと自分の行ってきた仕事の集大成として、グローバルプロジェクトをリードし、成功に導いていけるようになりたいと考えています。
迷っているのであれば、ぜひ具体的な一歩を踏み出すことをお勧めします。一度きりの人生なので、できたはずのことに取り組まなかったら後悔すると私は考えています。ハードな2年間になることは間違いないですが、それだけの成果はあるはずです。MBAを取得したくても事情があってできない人はたくさんいます。チャンスがあるのであれば、自分を信じて取り組んでみて下さい。