大手電機メーカーに勤めています。入社以来20年以上エンジニアとして主に記憶装置の開発業務に従事してきました。国際標準化の会社代表なども経験してエンジニアとしては業種を超えた社外とのつながりもたくさんありました。
その後、担当していた部門の事業撤退を契機にマーケティングの仕事に移り扱う製品も変わりました。現在は、ストレージ製品の戦略部門に所属しており、新しいストレージ分野の事業開拓を推進しています。
大きな会社に勤めているので、社内教育は充実しているのですが社内教育だと同じような考え方の人が集まっており、また、今の業種に限定したディスカッションになりがちです。新たな視点の必要性を当時とても感じていたので社外教育の機会を求めていました。ある程度腰を据えて勉強したかったのでせっかくならMBA取得を目標にしました。
仕事は出張が多く月に数回海外出張に行くこともしばしばあり通いは事実上無理でした。Web上の説明を見たり、説明会に参加することで、オンライン教育がベストと考えました。大前学長の書籍を読んでいたことも理由の一つです。
苦手なつもりは無かったのですが、何度かチャレンジしてようやく合格した科目が「問題解決・事業計画」です。総合力が問われるところなので、何度も授業のビデオを見直したり関連書籍を読んだりして知識面を復習しつつ、よく考えました。
裏返しになりますが、問題発見、問題解決、の授業はためになったと思います。普段、これらの能力が足りないと自覚すること自体がほとんど無いので、自分の弱点がOSレベルでわかった感じです。
オンライン教育ってすごい可能性があって、社会人に最適な学習法だと感じました。通いで実現できなかったビジネス学習が、ふらふらになりながらも遂行できたのはBBT大学院のおかげです。今後もますますニーズが増えると思います。
バランスしていたかというと?ですが子供二人がまだ小さくてパパと一緒に遊びたい盛り。休日は旅行や公園など外出先でもPCを持って、暇を見てはBBT大学院の学びに取り組んでいました。
時間の確保です。仕事との両立は大変でした。
現在の戦略立案業務の仕事の質とスピードが変わったと感じます。海外とのやりとりでより効果を感じます。
ふらふらになっても何とか卒業できたというのは自信になります。当時の苦労を思えば新しいことに何でも取り組めそうです。
まずは今の仕事で成果を出したいです。私の勤めるメーカーも変革の時ですから。世界を束ねるような仕事の仕方が求められています。
地力を付けるのにとても役立ちます。お勧めです。