現在、私はアパレル会社に勤務しています。*(2013年8月21日に香港から移動)入社4年目から海外勤務で香港、上海、青島と働いてきました。仕事は主に日本の製品の生産管理、商談等日本、中国の間でのフォロー業務をしています。海外で、特に中国で仕事をするうえで、今の知識だけでは足りない、又2008年当時で事務所のNO2となり、管理者としての知識を高めたいという意識が強くなりました。
以前から大前学長の著書は読んでいて、ビジネス・ブレークスルーも海外から受講していました。もっと勉強したいと思っていた時に、MBAについての説明を見て、授業の内容を見てこれは自分のキャリアのためにも受けたい内容だと思いました。内容も管理者としての力を高める上で有効で仕事に活かせると考えたことがきっかけです。
何といっても大前学長の指導が受けられること、講義も一流のビジネスを実践されている教授の方々であること。そして、内容の充実度の他に、海外からでも受講できるということ、いつでもどこでも受講できるという環境面でのメリットに惹かれました。
「アカウンティング」、「コーポレート・ファイナンス」等の数字に関する内容は今まで勉強したことがなかったため、非常に難しく苦労をしました。講義を何度も聞いて、AirCampusでの他の学生の発言なども参考にして理解するようにしました。
大前学長の「イノベーション」です。今まで自分が学んだこと、考えたこともないことで非常に新鮮でした。物事にはいくつもの考え方、解を導き出すパターンがあり、頭を柔軟にすること、固定概念を持たない(メンタルブロック)等、実践で役立つ内容を学ぶことができたと思います。
面白く(難しいが)、実践的な内容なため、自然に講義に集中できたと思います。自分は海外勤務で出張なども多く、時間が制限される環境でした。そのような中でも、ネットがつながる環境ではいつでもどこでも講義を受けることができ、AirCampusで発言をすることができたので、時間や場所の制約を受けることもなく、非常に学びやすかったです。
仕事、家族とのバランスは大変でした。仕事は当時、上海で勤務をしていて出張なども多くあって忙しく、しかも家庭ではちょうど子供が生まれたタイミングでした。更に勉強で時間も取られるということで、心身ともにきつく家族にも迷惑がかかると思い、始めて数カ月で2年間での卒業はあきらめて、3年かけてと考えを切り替えました。
ただ、腰を怪我してしまい、何か月かは会社も休み、治療に専念せざるを得ない環境になってしまい、最終的には4年間かけての卒業に。自分自身の時間はすべて勉強に費やして、移動の時間、睡眠時間を少なくして勉強時間を捻出しました。本来なら家族と過ごす時間を勉強に充てているため、家族の理解が重要です。
4年間という時間をかけましたが、決して余裕のあるものではなく、講義、ディスカッション、レポート等追われている状態になったこともあり、全力でやれていないという歯がゆさがあったことも事実です。いかに時間を捻出して効率よく対応するかが重要だと感じました。
学んだことを少しずつですが(学んだことの内容の多さに比べ)仕事で活かせています。また、活かせるよう努力をしています。特に、海外で勤務するなかで、違う文化をもつ国の人達とコミュニケーションをとって仕事の流れをスムーズかつ効果的にするために、学んできたことを日々実戦しています。
MBAというのは自分には今まで縁がないもの、また一部の特別な人のものと思っていました。しかし、実際はそうではありません。
少なくとも、自分の場合は学んでいく中で、自分自身が変化していくことを感じました。講義の素晴らしさだけでなく、同じ場所で志を持ったクラスメートと発言し合える、刺激を受ける、与える等、仕事とは違った仲間たちと交流し合えることで、知識だけでない自信がついたと思います。
今の環境で結果を出していくことと、今後も海外をステージとして働いていきたいと考えています。今まで働いてきた場所以外でも、どこでも働けるよう、学んできたことを活かし、新しい学びを得ながらさらに成長していきたいと思います。
内容の充実度、素晴らしさについては申し分ありません。正直スタートすると今までにはないハードさが待っています。ただ、学んだことの重要さは経験しないとわからないと思います。日本だけでなく、私のように海外で学んできた者もおります。家族のいる方は家族の理解を得たうえで受講されることをお勧めします。私は4年間かかりましたが、5年間かけての卒業でも大丈夫かと思います。一度説明会等参加されては如何でしょうか。