2015年4月に入社し、最初の2~3年は国内大手情報通信メーカー向けに電子製品ビジネス(ルート営業)を担当した後に、少しずつ担当商材・顧客を広げてきました。現在は大手車載・産業インフラメーカーをターゲットに電子部品・製品、AI・ソフト、素材ビジネスを担当しており、マーケティング活動~納品まで一貫して取組んでいます。
「より良い社会にしていきたい」を核に、ビジネスパーソンとして成長していきたい自分にとって、MBAでの学びはその成長を促進するために必要なエッセンスです。MBAはビジネスにおける問題発見力と解決力を高めるために必要な知識・考え方を広く学んでいくもので、マーケティング、経済、会計、組織管理、リーダーシップ、コンプライアンス、IT、論理的思考力、批判的思考力、といったことを学んでいきますが、いずれも必要な知識・考え方だと思っていました。だからこそ、MBA取得を社会人=ビジネスパーソンとなって、すぐに考えるようになりました。
今取り組んでいる仕事と両立していくことが大前提でしたし、MBA取得のために会社を辞める・休むことは全く考えていませんでした。そのため、オンラインでの学習環境が最適解であり、これをBBT大学院ならば実現できるので、BBT大学院に決めました。
会計・アカウンティングが苦手でした。なぜなら、勘定科目などとにかく覚えなければいけない要素がたくさんあったからです。そのため、シンプルですが、何度も講義・教材を振り返り、ケーススタディをこなしてこれを克服しました。
どんな戦略検討・決断の場面においても、必要になってくるのが事実に基づいた客観的なデータです。会計・アカウンティングは自社・他社の分析において、そのようなデータを得ていくための重要なプロセス・ツールになります。これを丁寧に学ぶことができたため、タメになりました。
どの科目においてもそうでしたが、特に戦略的思考・問題解決思考の勉強において、週当たり2~3のケースをこなしました。そのため、InputだけでなくOutputまで繰り返すサイクルが出来上がり、自身の理解を深めることができました。
日々の通勤、営業活動における出張等の移動時間において講義を受講するなど、とにかく空いた時間を利用して勉強しました。もちろん帰宅後は一定時間確保のうえ勉強し、また土日も特に旅行等の予定が無ければ勉強していました。一貫していたのは、「空き時間を充てる」ことでした。
一番苦労したのが卒論研究です。事業計画をゼロからつくる、ということは自身も初めての取組でしたので、諸々進め方は講義等で把握していたものの、いざ取り組むとなると、たとえばその事業の妥当性だったり、とにかく検証すべき点が多くありました。
仕事・実践においては、問題解決の場面の連続です。そのため問題発見・解決力が求められてくるのですが、ここでBBT大学院で数多く取り組んだケーススタディにて培ったモノの見方・捉え方、分析手法、解決手段のバリエーションが活きてきています。
クラスの皆さんとのディスカッションをとおして、色々な価値観・思い・キャリアに接することができました。そのため、自身の視野が広がり、これまで考えてもみなかったようなことに関心を持つようになりました。また元々成長意欲を持っていましたが、こうした刺激を受け、さらに高まりました。
社会に生きていく一人の人間として、この社会をより良くしていきたいと思います。そして、ビジネスがこれを実現する取組になると考えています。ビジネスパーソンとして、新規事業・既存事業に囚われず、社会が求めていること(潜在的なものも含める)を実現できるよう、取り組んでいきたいです。そのためにも、ビジネスパーソンとしてさらに成長していきたいと考えています。
BBT大学院は、たしかに海外のビジネススクールと比較すると「ステータス」については、そこまで魅力的ではありません。しかし、そもそもMBAの価値は「ステータス」ではなく「学び」そのものにあります。そして、これをどのように学ぶか、という視点も大切です。なぜなら、社会人には日々の仕事・家庭があるので、時間がとても限られてくるからです。BBT大学院の良さは学びの内容はもちろん、オンライン環境にもあります。ぜひ、ステータスに囚われるのではなく、何をどのように学ぶかを軸に検討を進めてください。