MBAを目指したきっかけは2つです。当時従事していた業務のマネジメントスタッフとして、OJTだけでは成長の限界を感じており、ゼネラルな視座を高めるためでした。自社における課題意識を持ちつつも適切な提案力を培うには、全体を観る視点(BBTでは構想力)が不可欠だと感じたからです。そして自社の人材戦略と社内PJを渡り歩く自身のキャリアパスに漠然とした危機感もありました。一度立ち止まって外の世界を知り学び直すことで、将来のありたい姿と現状のギャップを埋めて今後の目標を再設定したいと思い、MBAという学びの場を選びました。
社会人の大半を営業部門で過ごした私が、いざ経営者という立場になった時に経営者としての知識や能力がない中で、今後の会社運営をどのようにしたら良いのか考えました。そこでやはり私自身が体系的な経営スキルを学び、経営者としての知識や能力を身につける必要があると感じ、MBA取得を目指しました。
長年の上司が定年退職を迎え、自分の将来について大きな分岐点を迎えるにあたり、選択肢を増やしたいと考え、MBA取得を考えました。大前研一学長が毎週放送する大前研一ライブは、世界のニュースをまとめており、世の中の動ぎをとらえるのにとても役立ちました。また、入学当初に大前学長が提唱されていたアイドルエコノミーもとても勉強になりました。実際、不動産投資を考えていた私は普通賃貸ではなく簡易宿所を行いインバウンド向けのゲストハウスとして運営するようになりました。本当は、医療の知識を用いた起業ができればと思っていますが、そう簡単ではありません。しかし、諦めることなく、今後も勉強を続けてチャンスを狙いたいと思っています。
過去、現在、未来を考えて、大きく3つの理由がありました。
①将来を考え、ビジネスの世界で生きていくための共通言語を習得した方がいいと思ったこと
②学生時代に起業した際、ビジネスマンと対等に会話することができず、資金調達に苦労したこと
③頭が良く、理路整然と「できない理由」を説明すことが得意な人たちと、真正面からぶつかること
この3つを達成するための手段としてMBA取得が最適だと考え、取得を決意しました。
もっと新しい角度から世の中の仕組みを見て、自分自身で新しい仕組みを作ってみたいと思い、MBAへ挑戦することを決めました。
シリコンバレーは、超高学歴の人たちが世界中から集まってきています。日本一、台湾一、中国一という大学出身の人たち、大学院卒、博士号の人たちに囲まれ、USCPAの資格を取得後、私にとってMBAは最低限必要な学歴でした。
起業して25年、50歳を目前に経営者としてパワーアップする必要性を日々痛感するとともに、(会社の成長とともに年々優秀な人材が集まる中で)優秀な幹部たちが思う存分采配を振るうのを支える見識を身につけなくてはならないと考えていました。
以前の職場は官僚的組織であったため、自ら考え尽くすということなく、しばしば思考停止状態に陥ることがあったため、危機感を覚えました。「自らの置かれた職場環境に不平不満を述べていても何も変わらない。自身が変わらねばならない」という思いが強くなったのがきっかけです。正直なところ、その解決手段としてMBA自体に固執していたわけではありません。次の問いに対する回答と同様ですが、「知識を身につける」というよりはむしろ議論を介して「考える力を身につける」といった特徴を持っていたのが、MBAも取得できるBBT大学院だったというわけです。
成長をしたいと思い、ビジネス講義など単発のセミナーに参加していましたが、物足りなく、体系的に経営を学びたいと思いました。また、やりがいのある仕事が何か悩んでいたことも重なって、BBT大学院入学を決めました。MBA取得が理由ではありませんでした。
30代の頃、当時勤務していた企業でアメリカのMBAホルダーが数名いましたが、MBAホルダーは机上の空論が多いと感じており、実用的な修士だとは感じておらず、どちらかというとMBA反対派でした。その後、30代後半でカナダに在住することになり、日々の業務の中で、異文化を理解することが当面の課題になり、またたく間に時が過ぎ去りました。2013年の後半にたまたま、知人との会話の中で「これからはマスターぐらい持っていないと」と言われ、今後の事を真剣に考えていない自分に気がつきました。これからの約20年を真剣に考えないといけないと思い、一発奮起してMBAを取得しようと覚悟を決め、カナダ又は日本の大学院で、仕事をしながらでも取得できるという条件の元でリサーチを始めたところ大前学長が経営されるBBT大学院に出会い、説明会参加後に出願を決めました。