中国の現地法人に6年間駐在し、現地会社のマネジメントに携わりました。その際に、経営に関する体系的な知識や能力が不足していることを痛感しました。日本に帰国した後、それら足りないものを習得し、将来の機会に備え、MBA取得を考えました。
私がMBA取得を考えたのは、グローバル化とAIの発達により、将来自分の仕事がなくなるのではないかと危機感を感じたことがきっかけです。今の自分を抜本的に変えないと、これからの激動の時代を生き抜いていけないと猛烈な焦りを感じ、BBT大学院の門をたたきました。
自分の活動の事業化と、経営層への領域を広げていくことを、知人のコンサルタントに相談したところ、MBAの取得を勧められました。その時は、ビジネス知識もなく、MBAが何かも知らなかったのですが、問題解決の専門スキルが身につくということに心惹かれ、MBA取得を決意しました。
前職では一部上場企業のIT統括執行役員を務めていました。経営課題を自分なりに整理して、ITも駆使し、解決していく提案を経営者に出しましたが、その時は力及ばずの状況でした。そこから、このままの自分では、企業や世の中の真の課題を解決することはできないと心の中で確信しました。経営者としての度量を一から身に着けなおし、再出発をする覚悟をして、起業することを視野にBBT大学院の門を叩きました。
自分のキャリアと人生を考える時期であったことがBBT大学院の入学のきっかけです。まず最初に、自らの価値観に向き合いながら人生のゴールを突き詰めて考えて、海外と関わる仕事を希望する心の声に従う形で転職しました。BBT大学院に入学する1年前の事です。そして転職先では良縁に恵まれ、働きながら学べる環境にあると認識し、自社の海外売上高の増加やグローバリゼーションに貢献する人材となるべく、ビジネス全般を学べる機会を探しました。
配属された新しい組織で新規分野へのアプローチを行うにあたり、限られた資源と時間・これまでの業務の中で蓄積してきた知識だけで先行する他社との競争に勝ち、自社の足場を築いていくことの難しさを感じました。
そこで与えられたチャンスを生かすために経済・経営・問題解決について体系的に学び、自社提案の武器にしたいと考え入学を決意しました。
お客様の潜在課題を発掘し、新規事業を企画するというミッションを得て、テーマは決めたものの、自分が何のメソッドも持っていないことに気づき、愕然。検索したところ、インターネットで学べる大学院があり、即入ることにしました。
測定機器にもお客様の用途、ニーズに合わせて流行廃りがあります。直接、装置の販売を担当する仕事ではなかったのですが、自分の仕事の将来を考えたときに10年後、20年後、自分は同じ仕事をしているか、同じ仕事があるのかと考えたときに不安になり、社会の流れ、会社の動きを学びたいと思い、勉強できる場所を探し始めました。
また、仕事も遅くまで残業して頑張っていましたが、1人で頑張り過ぎていたためか周りとぶつかることも多く、30代になってもこれではマズいと思い、何か解決方法を探し始めました。
プロスポーツチームの従業員規模は50人~100人程度と、知名度や世の中の注目度に比べて非常に小さい組織です。そのような組織において、近年アメリカでMBAを取得した方がジョインして組織を劇的に変革していく実例を何度か目にしました。そのような”背広を着たスタープレーヤー”への憧れがMBA取得を志したきっかけです。
どこの企業でも様々な問題を抱えていますが、当時わたしが所属していた企業でも同じでした。前職、前々職でも感じた問題も多く、いかにそれを解決し、他社との戦いに勝利するかを学びたい、という一心でした。ただ、ビジネス書や自己啓発本を読んで解ったつもりになるのは避けたいという思いもありました。できれば、具体的な目標と、学びに適した環境があればいいと考えました。そこで、目標をMBA取得と設定し、環境についてはエアキャンパスの活用により通学時間などのロスの少ないBBTを選びました。大正解でした。MBAはそれだけでは飯を食えるタイトルではありませんが、それでも自分のキャリアを説明するには便利です。また、BBTの環境は、いつでもどこでも学習でき、「逃げられない」という苦しさはあるものの、動機付けを維持するには非常に良いものでした。