きっかけは斎藤先生の『問題発見思考』を単科生として受講した事からでした。技術屋時代では、比較的系統だったスタイルで愚直に検討を行えばそれなりの成果を得る事ができていました。しかし新規事業の立ち上げでは社内外の敵味方からの課題、時には理不尽な要求に対面する事も多く、インターネットで斎藤先生の動画をみて「自分に必要なスキルはこれだ!」と思いました。単科を受講中に本科生と一緒にディスカッションしながら、「仲間と一緒に勉強して成長したい」と思い、本科への入学を決意しました。正直入学時にはMBAの取得にはあまり興味はありませんでした。
MBAを取得した主な理由は、脳裏に浮かんだビジネスのアイデアを実現する為に経営やファイナンスの知識が必要と判断したからです。そのビジネスアイデアは今までに類を見ないものなんですが、それをどうやって形にしていくかの知識をBBT大学院で補えました。
営業部門在籍中に新商品企画に携わるようになった際、マーケティングや事業戦略立案の基本的なスキルが全く不足していることを痛感したことがMBA取得を目指すきっかけとなりました。
事業を立ち上げるためには、該当分野の専門知識に加えて経営に関する基本的な知識が必要だと考えていました。それがMBA取得を検討し始めたきっかけです。そして、経営について網羅的に学べることと、本質的問題を発見し、解決するという最も身につけたかった問題解決思考の育成にBBT大学院が力を入れていたことがBBT大学院出願への決め手となりました。
自分で新規事業を立ち上げようと思い、経営関係の書籍を読みましたが、ほとんど理系畑でしたので、マーケティングをはじめ、財務、経営戦略の本を読んでもはっきりわかりませんでした。また、経営の全体像も見えませんでした。そのため、MBAの取得を通して基礎から体系的に経営を学ぼうと考えるに至りました。