様々な形態のビジネススクールがありますが、多忙な中でも効率的かつ効果的に学べるオンデマンド型オンラインの学習環境は素晴らしいと思いました。また、個々人がしっかり熟考したうえでテキストで発言するBBTならではのオンラインディスカッションは、議論の建設性や学びの本質性に富んでいると感じています。「誰が言ったか・声が大きかったか」ではなく「何を言ったか」が重視されます。
BBTではAirCampusというシステム上で講義映像の視聴とディスカッションを行います。ディスカッションにおいてはテーマに沿ってテキストベースで議論したり講義に対する意見や質問を投稿したりしていくわけですが、その過程で他のクラスメイトの投稿も含めた受講生すべてのアウトプットが可視化されます。いわば集合知が形成されていきますので、一つひとつ目を通すことで視野の広がりを実感します。講師やTAからのフィードバックもたいへん刺激になりました。
オンラインベースの教育について、正直最初は不安もありました。しかしいざ飛び込んでみると、いつでもどこでも講義映像を視聴でき、またクラスメイトと時空を超えて議論できるフレキシブルな学習環境は非常にありがたかったです。特に、一回受講しただけでは分からなかった内容を何度も繰り返し視聴できる仕組みには大変助けられました。くわえて、科外のコンテンツライブラリー(AirSearch)が非常に充実していることもポイントです。時間が許す限り参考図書的に興味のあるコンテンツを齧っていましたが、さらに視野が広がっていきましたね。
コロナ禍により、Web会議や各種のオンラインシステムは一気に市民権を得て社会に浸透していきましたが、それ以前から100%オンラインの学習環境を提供してきたBBTのシステムは、大変完成度の高いものでした。正直、入学当初は「本当にオンラインだけでMBAを学ぶことができるのか?」という不安も少なからずありましたが、数ヶ月もすればそんなものはどこかに消え、大きなストレスを感じることなく学習に没頭することができました。
BBTといえば実務家・スぺシャリストの先生方ばかりで、普通に生活していたらまず間違いなくお話しすることすらできない方々なのですが、受講生になると、なんと質問もできます。この先生方に大学院外で話をするとすれば何十万円というコンサルフィーがかかると思うと、定額質問し放題の贅沢な環境だと思います。
また、受講生の質も高いと思います。クラスメイト達は皆様それぞれのキャリアをお持ちであり、その視座の高さや経験の多さに学ぶところも多かったです。
フルオンラインだからこそ、いろいろな地域の、いろいろな世代の、いろいろなキャリアの方と共に学べた2年間は本当に私の宝物です。
実社会での生活や仕事、経営の場にありながら触れることで、「実践」につなげることの重要性を常に感じながら学ぶことが出来ました。オンライン上でのディスカッションは新たな出会いやつながりを生み、いろいろな環境、立場にある学生として切磋琢磨している感覚が、とても有意義でした。
在学中の2年間は直接会える機会がありませんでしたが、卒業を機に会うことになり、これからも繋がっていくことを実感できました。それはBBTの学びのスタイルに真剣に向き合って、お互いに取り組んできたことを知っている「良き仲間」と思えるからだと思っています。
いつでもどこでも学習できるという入学前のイメージから全く変わりませんでした。それ以上に、非常に優れたオンライン学習システムを構築されていると感銘を受けました。システム以外の面では、よろず相談室という、実際に科目を持たれている教授の方々との個別相談ができる機会があります。本当になんでも相談に乗ってくださいます。個人的には在学中全ての募集期間に応募させて頂き、その時に感じる悩みを相談させて頂きました。卒業までにイメージが湧かなかった点がクリアになり、大変助けられました。
コロナウイルスの影響でオンライン授業のニーズが高まってきていますが、BBTオンライン授業の仕組が世界標準になってくると思います。何より24時間やりとりができるので、いつでも学ぶ事ができる方法は学ぶ意欲のある人には最適な環境だと思います。
在学中は、毎週RTOCSのレポートを作成すること自体が大変で、その本当の重要性は卒業したあとに気が付きました。卒業して、レポートを提出しなくても良いという解放感はありましたが、同じ状況で学ぶクラスメイトと論議をすることが無くなったことが残念です。レポートの提出があるからこそ、それに向かって議論をするということの重要性を認識しました。
とにかくさまざまな分野の先生がいらっしゃることにまずは驚き、あらためてビジネスの多様性を感じたことを覚えています。AirSearchのライブラリの中には、知りたい分野の情報についてどなたかの先生がが必ず解説されていらっしゃいました。そして、全てを通して「要するにどういうことなのか」「その本質とは何か」を徹底して考えさせられる環境にあったように思います。上辺だけの理解ではなく、しっかり脳に汗を掻くことで、その先に本当の理解があることを経験できました。これは目の前の課題から逃げないという姿勢にも繋がり、結局はこれがビジネスの基本姿勢であると理解しています。