AirCampusには過去講義の視聴、無限のディスカッションの場、様々なビジネスに関する資料、といった素晴らしい環境が整っています。それがいつでもどこでも、モバイル端末でも利用できるということは、それを活かすも無駄にするのもすべて「自分次第」という厳しい自己責任に委ねられていることを意味します。前提知識や予備知識がないなら、ないなりの学びとなることをあらかじめ覚悟し、こうした環境を最大限利用すれば良いと思います。
AirCampusにより、好きな時間に学習出来る点は、仕事をしながら学ぶ私にとって最高の環境でした。私の場合、早朝に講義映像を見て、帰宅後に発言するケースが多かったと思います。講義のなかでも、『大前研一ライブ』は時事問題の解説に加え、旬なケーススタディーの模範解答が示されるため、私自身得るものが非常に大きかったです。
私はアメリカに住んでいるのでアメリカのMBA取得も考えましたが、莫大な費用がかかります。BBT大学院は大前学長を筆頭に超一流の経営者がオンラインとはいえ直接教えてくださる。その思考に触れ、話し方を見ることができるだけでも大きな価値があると感じています。そして、一緒に学ぶ学友も魅力です。Air Campusでの議論を通じ一度も会っていなくても心が通じ合うくらいのやりとりを行いました。
通勤中の時間や、早朝・深夜の時間帯を活用することで、仕事をしながら勉強することを達成できていたと思います。特に講義映像はスマートフォンを用いて視聴できますし、一度の視聴で理解できない箇所は巻き戻してリピート再生もできます。わからないところは何度でも聞き直せるのは便利ですね。さらにディスカッションでクラスメイトに質問を投げかけて議論することで、相互理解を深めることができます。オンラインでのディスカッションは発言の履歴も追うことができますので、結論に導くまでの過程を復唱でき、理解も深まりました。また自分以外のクラスメイトが行う議論を見ることで自分の視点になかった気づきを得ることができました。こうしたディスカッションをするために、日々文章を書くわけですが、ここで「どう書けば伝えられるか?」という点も考えながら発言を行いますので、結果として文章を書く能力も磨かれていきました。
10点満点でスコアを付けるとすると、私にとっては間違いなく10点でした。昔の講義映像、そして最新の講義映像、そこから始まるAir Campusでのディスカッション、どれをとっても質が高く、時にはついていけない事もありましたが、結局それも自分の力量の低さを認識するのに都合が良く、すべての循環が生きたものとして私の成長の糧となりました。24時間365日いつでもどこでも学ぶことが出来る、このような環境に身を置くことがどれほど楽しいことなのか、是非多くの方に体感していただきたいですね。
すべてがオンラインであるからこそ、通学の大学院よりもたくさんの授業が受けられると思います。また、講義は聞き慣れてくると、倍速再生でも理解できます。これが通学での学習だと、仕事との両立はまず不可能だと思いました。また、講義もバージョンアップされているので、とても分かりやすく作られていると思います。
誰が言ったかより、何を言ったか。常に議論するということにオープンな環境は、自分自身にチャレンジに応じた負荷をかける事ができる環境でした。はじめは非常に苦しく厳しい環境だと感じましたが、いずれそれが喜びと感じられるようになりました。発言に対して手加減なしのクラスの反応は、決して独学では味わえない貴重な成長のチャンスとなりました。
大前学長やその他の教授陣は、とても実践経験豊富で、学問というよりは実践で即役立つ実学、という感じで内容も本当に密度の濃い講義でした。学ぶ環境もオンラインなので、出張時や通勤時の移動時間を有効に活用でき、無駄な時間を過ごすことなく集中して学ぶことが出来たと思います。
独創的で差異化できる構想を練る訓練ができたと感じています。起業するにあたって、この構想力は「儲けるための根源の力である」と考えます。また、多くの起業家の方々の失敗談、出直し、やり直しの話を聞くことができ、あきらめない、失敗を恥だと思わないことが重要だと感じました。くよくよしたり、不安でいる時間が長いとかえって良くないと考え、やれることを淡々と進めること、信じて進めること、ぶれないことの大切さを学びました。
RTOCS(Real Time Online Case Study)は様々な企業の社長という立場で戦略を考え、しかも毎週課題が与えられるため実践的な経営スキルはかなり身につくと思います。また、テーマは企業だけでなく政治や地方自治体など多岐にわたっているため、知識が豊富になっただけでなくどのような分野についても問題点や解決案を導くことができるようになったと思います。様々な企業のトップと言う立場に立って戦略を考えることは、経営者だけでなく一従業員そして起業家にとって非常に重要なことだと思います。そのため、私は卒業後もRTOCSを継続して学んでいます。