通勤の途中や帰宅後の空いた時間など、自分の都合に合わせた時間で勉強できる点が非常に便利でした。その反面、相当なプライベート時間を割く必要がある為、しっかりとしたタイムマネジメントと、それらを確実に行っていく高い自制心が必要で、苦労しました。
受講する授業もとても為になりましたが、何よりも学習効果が高かったのは、オンライン上での学友との意見交換です。自分では浮かばないモノの見方が、他者からは見えていたり、その逆であったり。また、お互いの意見を交換するからこそ生まれた学びが多くありました。そして、通学時間はかからず、自分の好きな時に勉強でき、あらゆるライフスタイルに適合できる仕組みだったからこそ、最後までやりげることができたと確信しています。
サイバーであるがゆえに、「議論の質をどうやって高めるか」「議論にどうやって貢献するか」についてシビアに考える必要があります。自分の考えを端的にまとめたり、相手の発言の論理展開を読み解いたり、生の議論以上に時間をかけて考察を深めることが良い思考訓練になりました。
自分の空いた時間で学ぶことが出来る環境を提供してくれるBBTの教育環境は非常にありがたかったです。仕事で不規則になりがちな時でも、自分の時間に合わせて学ぶことが出来たことは、学びを続けることに役に立ちました。
講義以外の提供コンテンツが多いことも入学してから知った魅力の1つです。個人的には在学中に活用しきれなかったのが悔やまれます。一方で、Air Cumpusツールの習熟度は個人差による部分も大きいとは思いますが、バーバルコミュニケーションに特化した学習スタイルなので、運用面やシステム全体像の理解してなれるまでに思いがけず手間取りました。
全てオンラインでの講義で、教授は実務経験者中心という点では、アカデミックな内容ではなく、実践的な学びを身に付けたい方にピッタリな教育だと思います。一方で、オンラインである分、議論での発言が全て残るため、発言内容、発言回数に誤魔化しが効きません。そのため、オンラインでの文章力、短時間で質の高い返信を求められるなど、程よい緊張感もあるため、それなりの覚悟は必要だと思います。
仕事が多忙な時など徹夜を強いられ何度も挫けそうになりましたが、やはり教授陣からの厳しくも暖かいメッセージや、クラスメイトの活発な議論に巻き込まれ、逃げ出すわけにはいきませんでした。議論への参加が疎かになるとスタッフの方々が個別にメールで応援してくださり、勇気をいただきました。自分一人では決してできない充実した学びを、よき師よき友、そしてよきスタッフの方々に支えられ得ることができました。
同級生とのディスカッションは、リアルの議論で起こりうるような、その場の雰囲気に流されるようなことはなく、文字によるファクトベースの議論ができたため、私の性格に合っていました。また、国を跨いで同級生ができたのは非常に価値がありました。私自身海外在住のため、同級生と会う機会は非常に少なかったですが、通常であれば出会えなかった仲間たちと出会えたことはかけがえのない財産です。
AirCampusには過去講義の視聴、無限のディスカッションの場、様々なビジネスに関する資料、といった素晴らしい環境が整っています。それがいつでもどこでも、モバイル端末でも利用できるということは、それを活かすも無駄にするのもすべて「自分次第」という厳しい自己責任に委ねられていることを意味します。前提知識や予備知識がないなら、ないなりの学びとなることをあらかじめ覚悟し、こうした環境を最大限利用すれば良いと思います。
AirCampusにより、好きな時間に学習出来る点は、仕事をしながら学ぶ私にとって最高の環境でした。私の場合、早朝に講義映像を見て、帰宅後に発言するケースが多かったと思います。講義のなかでも、『大前研一ライブ』は時事問題の解説に加え、旬なケーススタディーの模範解答が示されるため、私自身得るものが非常に大きかったです。