MBAという学位を得ることができましたが、卒業をして感じたことは、その学位以上に自分に自信が付いたことが最大の変化だと思います。2年間でその時に置かれた自分の生活で最大の努力をしたと感じますし、その中で得た知識や考え方・アプローチは業務というレイヤーよりも高い次元で自分に変化をもたらしたと感じます。
まず、考え方が変わり、世の中が透き通って見えるようになったことと、それによって自信がついたことです。その後、実は自分にとっての人生のゴールとも言うべき考え方を持つに至りました。それは「人類の開発の最終目標は福祉である」という考え方です。このきっかけとなったのは「問題解決思考」を教える炭谷俊樹先生が経営する、ラーンネット・グローバルスクール。教授からそういった刺激をいただけるということも大きな魅力ですね。
“考え、学び続ける”ことで必ず自身が成長するという確信を得たことです。
BBT大学院卒業後は、システム導入以外のコンサルティング・プロジェクトに関わる機会が多くなりました。ITというもともとの武器にプラスして経営学のスキルを身につけることにより、活躍する領域を広げることができたと思います。
知識・スキルと意識の両面で、非常に大きな影響をBBT大学院から受けました。BBT大学院での学びを経験する前と後では、自分自身の実感としてまったく別人になったぐらいの感じがあります。 BBT大学院を経験する前の私は、自分自身の仕事や自社に関係することには相応の関心を持って勉強していたものの、視野が狭かったように思います。BBT大学院での学びを経験してからは、経済のグローバル化やボーダレス化といったことにも関心が高まり、たとえば新聞を読む際の着眼点といった基本的なところから、以前とは大きく変わっています。 また、入学して各界で実績をあげて活躍する教授陣やクラスメートに触れて刺激を受けたことで、より大きく成長したいという意識が高まりました。
常に学ぶことを意識するようになりました。学ぶということは机に向かって勉強することだけではなく、人とのコミュニケーションの中で、そして日々目にする情報の中から学ぶことができるものだと考えるようになりました。また、仕事で難解な問題に直面した時に、当事者的な思考だけではなく、第三者的な思考で新しい手法を考えるなど、より効果的な打ち手を考えるようになりました。 また、仕事、プライベートを両立したまま、このBBT大学院で2年間で学んだことは、自分にとって自信になりました。
変化したことは多々ありますが、一番大きな点は問題に対して、決して逃げずに解決するという姿勢が定着したことです。そして、新たな課題に接した際、大筋では問題解決のアプローチに基づいて考えるようになったことです。そうは言っても、まだまだ修行が足りないと思いますが、私にとっては大きな第一歩であり、確固たる自信と言ってもいいほどのものを手に入れられたと思います。 大前研一学長をはじめ名立たる教授陣の講義を理解し、対等とは言わないまでもディスカッションできるレベルにまでなったと思います。また、同級生の中にも大企業の経営者の方や自ら起業している方たちもいます。そういった方々との人脈もそうですが、経営について議論してきたことは自らが現実に企業を動かす責任者としてある上で、私にとってかけがえのない財産となっています。 BBT大学院に入学する前は、常に何が自分にとって人生を送る上で本質的な問題なのか認識できていませんでした。そして、終了した時点でようやく本質的問題は、自分が自ら解決するという点から考えられず、行動も伴わず取り組んできたところにあるとわかったのです。 今は、社会・国家に貢献できることの中で、自分自身で楽しめることならば「やりたいことは全部やれ」の積極的精神に則りにチャレンジしようと思っています。
どのような問題も必ず解決できるという自信がついたことが最大の財産です。どのように手をつけてよいか分からない問題ほどファイトが湧き、解決に至るプロセスを楽しめるようになりました。これは、入学前には考えられなかった変化です。BBT大学院は私にとって、経営学自体を学ぶ場というよりはむしろ、経営学という題材で頭の使い方・ものの考え方を学びとる場でしたので、私の専門である情報システム以外の分野であっても、仕事の種類に関係なく成果が出せる自信がついたと思います。
仕事だけの閉じた世界から、一気に世界が広がったと思います。また、仕事上では知り合えなかった学友との関係は一生の宝です。今でもお互い忙しくても会う機会があれば最優先事項として調整しています。今後もお互いに切磋琢磨してやっていきたいですね。
実は、リビングスタイルの事業は、卒業研究の内容がベースになっています。またそれに加え、在学中に取り上げられた大手家具メーカーのRTOCSの内容も事業計画を立てる上で参考になっています。これに加えて、経営には正解はなく、経営には様々なスタイルがあると言うことが学べ、自分らしく起業することもできましたし、楽しく気負わずに事業を進められていると思います。