どのような問題に対しても思考停止に陥らずに、ファクトとロジックを基に仮説を立て、自分なりの結論を導きだすことができるようになりました。 また、在籍期間が長かったこともありますが、BBT大学院にはかなりの時間をかけることができたので、日常生活の中で学習する習慣が自然と身につきました。
いろいろな授業を取りましたので、専門的な知識も増えました。しかし一番良かったのは、物事をファクトベースで考え、論理的に積み上げていく思考方法が習得できたことです。これにより、相手の意見の矛盾も見えてくるようになりましたし、自分の考えの抜けも見つけやすくなりました。また、マーケティング目線で考えられるようになったことで文章にも磨きがかかり、在学中に出版した本は、5万部突破のベストセラーになりました。
自分が会社の中で置かれている立場に安住していては、60歳の定年後に何にもできなくなる(動けなくなる)ぞという恐怖感をBBT大学院は、与えてくれました。やるなら今しかないという気持ちの変化をBBT大学院は与えてくれました。
相手と対面で説明をすることができれば簡単なことも、BBT大学院では対面はほとんどありません。AirCampus上でテキストベースで議論をすることになります。まずは、相手がどんなことを感じているか分からないので、発言をしないと何も考えていないことになります。よって発言して相手の考えを見つけることを更に学びました。行動をしないと何も始まらないということを、学び、失敗したとしても命を取られるのはないのだから、「まず行動をする」と考えるようになりました。
常に目を世界に向けることを意識しています。これだけ通信技術が発達している時代ですので日本にいてもその気になれば世界の最新ニュースを個人がたやすく入手することができます。ネイティブの英語を毎日聞く事も可能です。日本にいながら留学と同じような環境に身をおく事も可能な時代だと思います。そして生涯学習の重要性を認識したということでしょうか。
MBAを取得した事によって、もちろん社会的に周りが自分を見る目が変わりました。ただそれだけではなく、何より大きかったのは周り→自分という視線が変わった以上に、自分→周りという視線が変わった事だと思います。一言で言うのであれば、事象・問題を短絡的ではなく、複合的に考えることができるようになった、という変化だと思います。
付き合う人が変わったこと、生活における時間配分が変わったこと、が大きな変化です。
BBT大学院では、仕事の本質とは何か?を常に考えさせられるので、必然的に自分自身と向き合う時間が増えました。
苦しい時は、同期に相談したり、本を読んだりして、考えを発散させたり、収束させたり、今までの人生で一番自分に向き合ったと思います。
結果として、やりたい事がみつかり、素晴らしい仲間に出会う事ができ、起業をするフェーズにたどり着くことができました。
自分の中での変化といえば、さまざまな学びを得たことであり、卒業したことによって自分に自信が持てたことも大きな収穫でした。40代後半で挑戦して目標を達成できたは私にとって大きな財産といえます。
また、一方で周りの評価も変わってきています。MBAホルダーという評価(仕事柄この評価も大事)もありますが、「常に学ぶ姿勢の人」と評価されること。これも私にとってはうれしいことです。
物事の考え方の根本が変わりました。大袈裟かもしれませんが、生きやすくなりましたし、間違った情報、偏った情報に踊らされなくなりました。物事を俯瞰、達観したわけではないですが、そういった根っこの部分で物凄い変化はあったと思います。また、仲間との出会いは常に刺激的で、視野を広げ、わくわくするものです。
仕事だけの閉じた世界から、一気に世界が広がったと思います。また、仕事上では知り合えなかった学友との関係は一生の宝です。今でもお互い忙しくても会う機会があれば最優先事項として調整しています。今後もお互いに切磋琢磨してやっていきたいですね。