元々は様々な人の視点や知識を得たいという思いがありましたが、仕事をすることの意義や、これからの人生をどのように楽しんでいくかを考える良い機会になりました。講義や課題を通じて文章の表現力や視野を広めることもそうですが、クラスメイトとの交流により、これまでの自分になかった知見や発想を受け取ることができたことや、オフラインでの交流で生涯にわたる友ができたことは何よりの実りではないかと思います。
仕事、プライベートを両立させ、更に勉強する事がタイムマネージメントを変えるだけで実現できたことで、今でも日々学び続けることができていること、大学院にて同じ気持ち、志を持つ多くの友達を出会い、刺激し合えたことで社会、人生を考える視点が広く、深くなったことで、今までに考えも及ばない人生のゴールを見つけることができ、まったく新しい人生を歩けています。
海外駐在で学校にも通わずMBAなんていきなり無理ではないか?とも思いましたが、入学説明会に参加し、背中を押してもらったおかげで入学、そして無事修了できました。在学中も妻の妊娠、出産や転職、引っ越しなどいろいろなことがありましたが、クラスメートとの交流が励みになり何事も前向きに考えられた結果だと思います。そういった意味で気持ちの持ち方の変化が一番あったのかもしれません。
人生何が起きても恐れることはないという漠然とした自信が持てるようになりました。一人でできることは限られますが、チームで動けば何だってできる。「一日一生」と考え、与えられた一日を人生最後の一日と思って必死で生きる覚悟ができました。大前先生は「やりたいことは先延ばしにするな」と言われ、大武先生は「夢と使命」を問われました。余計なことはするなと教わってきた私にとって、まさにこれまで教えられたことも、考えたこともなかった学びが得られたと思います。今後は自分の命を如何に使うか、常に考え、社会の問題を解決するために、立ち向かっていきたいと思います。
普段の業務においてもFACTベースを意識するようになったので、業務効率が向上しました。また、業務設計においても、どのFACTを集めてどんな結論を出すか?というスキルが向上したので、業務と必要時間の精度が向上し、結果としてタイムマネジメントが格段に上手くなりました。
一つ目は考える力です。昔は感覚的にこう思う、という判断をしていたこともあったと思いますが、今はなぜそう思うのかということと、人にどのように伝えれば一番同意してもらえるのか、ということを考えるようになりました。二つ目は動じない心です。何か突発的な問題が起きた時にもロジカルに考えて取り組めば解決できると思えるようになりました。
BBT大学を卒業できたことが大きな自信につながりました。課題、ディスカッションを経て地道に確実に必須科目、選択科目を習得できました。入学前は大前学長が著者である「やりたいことは全部やれ」のように全部やりたいと思ってましたが、卒業後は、全部できるような気がしました。大前学長のようにオフロードバイクに乗るために今、バイクの普通免許も取得できました。
BBT大学院での経験から変化したことは、物事を自分で熟考し、その課題を明確にして、具体的な解決策を限りなく近いルートで導き出すことができるようになりました。その背景としては、毎週のケーススタディ(RTOCS)を行っていたことで、「自分なら~」という視点で、期限を決めて結論を出す訓練をしていたからです。
小さな頃からラグビーを通じて育ち、その影響から『日本のラグビーを何とかしたい』という強い気持ちがありました。BBT大学院での学びと、仲間が転職や起業など次々とチャレンジしていく姿を見て、自分もまずは動いてみようと考え、位置情報をラグビーのパフォーマンス向上に繋げるシステム作りをプライベートな活動としてスタート。この活動の中から様々な出会いが生まれ、ある大学院の研究員になることに。G空間情報に関する日本を代表する先生方のコミュニティーに参加させて頂き、その繋がりから仕事側でも様々なシナジーが生まれ、好循環が回っています。BBT大学院で学んだスキルと自信があったからこそ、初めの一歩を踏み出すことができ、新たな変化を生み出すことが出来たと思います。
学べる知識や実践するための能力の他に、タイムマネジメントや議論の方法など、得られたものはたくさんありました。その中で一番はやりきったことへの達成感やそこから生まれる自信なのではないかと思います。
目の前に困難な課題が出てきても、「たぶんいけるな」と自信をもって臨むことができるようになってきています。不安よりも自信が先に出てくるので、心理的にもラクで楽しく立ち塞がる課題に取り組むことができます。