一番苦労したのは日本語です。台湾出身の私は語学学校に1年通っただけで、正規の日本語教育を受けていません。ビジネスの現場では問題なくコミュニケーションできていましたが、MBAの学術的な議論は別世界でした。講義で扱われる経営理論の専門用語を正確に理解し、自分の考えを論理的に日本語で記述し、クラスメイトの高度な議論に応答する。この一連のプロセスすべてに、日本語のハンディが重くのしかかりました。投稿一つ書くにも、まず思考を中国語で整理し、それを日本語に変換し、さらにロジックが通っているか何度も推敲する必要がありました。正直、何度も心が折れそうになりましたが、5年間かけてでも最後までやり遂げると決めて走り続けました。この経験を通じて得た粘り強さは、言語力以上に経営者としての大きな財産になっています。
一番苦労したのは、仕事が繁忙期に入り学習のペースが落ちた時期です。オンライン中心の学びは自由度が高い反面、進捗が滞ると孤独を感じやすく、「自分だけ遅れているのでは」と焦ることもありました。そんな時に救いになったのが、同期や教務部への相談です。オンラインでいつでも声をかけられる環境があり、学習スケジュールの見直しや気持ちの切り替えを一緒に考えてもらえました。人と比べず、自分のペースで積み上げることの大切さを学んだ経験でもあります。一人で抱え込まないことが、長期の学びを続ける最大のコツだと思います。
科目の最終試験では、 なかなか回答がまとまらず、 何度も徹夜を経験しました。 そうして、 明け方の赤富士を眺めながら仕上げたレポートは感慨深かったです。また、 卒業研究のテーマがなかなか定まらず、 最終的に決まったのは3年目の秋頃でした。 同じように悩む方は多いようです。 特に2年での修了を目指す方にとっては、 授業と並行しながら卒業研究を進める必要があるため、 さらに大変かもしれません。
BBTに係わらず、昭和のハードコピー世代なためか、DLしたデータファイルの整理が下手で読み返し、後で参照する際に検索に時間が掛かってしまう。これはデジタルリテラシーの問題で、BBTのカリキュラムには関係のない自身の問題。
1年目前期に13単位を履修したことで、慣れない中での時間管理に大きな苦労を感じました。日々、講義やレポートに追われ、余裕のない状態が続き、健康管理や時間配分の重要性を強く実感しました。また、就寝時にも翌日の予定が気になるなど、常に気を張る状態が続きましたが、学習量をこなす中で徐々にこの生活に適応していきました。その結果、1年目前期に多くの単位を取得できたことで、後期以降は心理的にも余裕が生まれ、時間管理も改善され、業務にも落ち着いて取り組めるようになりました。
業務やプライベートの合間で、少しでも空き時間ができれば授業や書籍を通じて学びを深めた。時間を捻出することに苦労したのはもちろんのこと、短い時間の学びでも高い吸収率を得るため、自分の意識を素早く切り替えることにも苦労した。これに関しては、集中力の高い午前中に苦手科目、集中力が切れやすい昼過ぎに得意科目を学ぶなど、自分に合った生活リズムを築くことで克服した。
最後まで苦労したことがテキストディスカッションにおいて議論を深める、あるいはあらたな視点を提起することです。途中、途中で意識はしますがいろいろ考えているとあっという間に時間が経ってしまうことが何度かありました。また投稿一つに40分、あるいはそれ以上を要することも何度かありました。ディスカッションでは常にFACTが求められますが、ディスカッションしているうちに自身の思考の癖のようなものがついつい出てしまい、それを軸にFACTで論拠付けするため視野がだんだん狭くなっていると感じることがありました。
やはり複数の科目が重なるときにかかる負荷は大きかったです。時間がない中で学習負荷がかかりすぎると深く考えることができず、結果として課題を処理するだけになってしまうことがありました。MBAの学びにおいては「学習クオリティの維持」に向き合うことが重要です。とくに考える時間を増やすことが非常に大切だったと感じています。考える時間の長さと相関して学習効果は変わってくると言えるでしょう。実際にMBAにチャレンジすると分かっていただけると思います。
特に戦略系科目でほぼ毎週実施されるRTOCS(Real Time Online Case Study)への取り組みが大変でした。個人によりけりだとは思いますが、RTOCSに加えて提出課題が増える時期においてはプライベートの時間がほとんど無くなってしまいます。入学前はプライベートで飲みに行くことが多かったのですが、入学後はほとんどその機会が無くなりました。自身の気持ちの余裕をつくるために、まずマインドを変えることが必要でしたね。
2年で修了すること、そして2年目の卒業研究に十分な時間を確保することを最初から決めていたので、1年目は履修する選択科目の数をあえて多くしました。その結果、私の場合は平日の睡眠時間は5時間確保するのが精一杯であり、特に科目が同時進行で複数重なる期間においては、睡眠時間の確保はより難しくなりました。ただし毎日の学びの中で新しい知識が増えていく実感や楽しさがあり、その価値を感じられていたからしっかり乗り越えることができたと思います。