6時間の睡眠時間を確保するために、仕事は決めた時間で帰れる様に努力しました。とにかく無駄な時間が発生しないよう配慮していましたね。家族と過ごす時間もあらかじめ決めておきました。それぞれの時間に集中することで、メリハリがつけられたと思います。
表題の通りですが、何かを失わなければ何かを得られないことを、受講期間に強く実感させられました。とくに現業が忙しい中、2年間で卒業する目標をもっていたため、土日も含めたプライベートのつきあいや家族サービスはほとんど犠牲にしていました。試験のパスだけを目的に上っ面でギリギリの対応をするのではなく(それを行いにくい仕掛けもありますが)、ホンモノの実力をつけようと考えるならば、しっかり集中した時間をかける必要があります。そう考えると、2年間での修了はとてももったいなく、履修できなかった科目も多々あり、できることならもう1年は学びたかったという思いはあります。そのため、卒業後も有償の聴講生として参加している講義があります。
私の場合はショートスリーパーだったので、なんとか仕事と学習と家庭のバランスを確保することができていました。睡眠時間は3時間半~4時間ぐらいで過ごしましたので、2時就寝→6時起床、もしくは21時就寝→1時起床をベースにしていました。まだ子供が小さく21時くらいには家族が寝てくれていたので、家族が起きている間は家族との時間を優先しつつ、家族が寝た後は学習時間を確保することができていたと思います。またレポート提出前など時間が足りないときは仕事を調整し、フレックス出社や有給休暇取得で乗り切りました。
通勤電車の中で講義映像を視聴したこともありましたが、通勤電車の中では紙にメモがとれないのでノート派の私にとってはあまり向いていませんでした。ですので通勤中は単位取得とは関係のない、自主的に聴講できる参考コンテンツの視聴に限定していました。
入学直後に長男が生まれました。入学当初は平日の深夜を学習時間に充てていましたが、日中の疲れもあり学習は捗らなかったです。物音がするため子供の睡眠にも良くないと思い、平日の生活リズムを早朝型に切り替えることにしました。静かな時間で学習することが私には合っていましたね。また、自宅での隙間時間には家事を行い、通勤時間や昼休みは学習に充てるなどして、どんな小さな時間も無駄にしないように意識していました。それでも休日も学習時間を確保する必要があり、家族の時間を以前と比べて確保することは難しかったです。このような状況を理解し、学習を継続することを受け入れてくれた妻には感謝しかありません。BBT大学院で培ったことを家族にも還元していきたいと思います。
仕事においては付加価値の低い業務は意図的に優先度を下げていました。なるべくやるべきことを絞る工夫をしていましたね。プライベートでは課題に追われるがあまり時々余裕がなくなってしまうことがありましたが、暖かく支えてくれた周りの方々に感謝しています。
また電車の中で講義映像を見たりオンラインディスカッションに参加するなど、通勤時間を有効に使っていました。総じて時間の使い方がかなり上手になったと思います。
始業前と就業後の時間はもちろん、移動時間も無駄にしないように心がけていました。ちょっとした隙間時間に講義映像を1本視聴したりディスカッションへの投稿の下書きを作ったりするのが私のスタイルでした。
入学当初は学習ペースに慣れるのに少し時間がかかりました。が、ペースが掴めて以降は、毎週日曜日は趣味である靴作りの時間に当てたり2ヶ月に1度は妻と出かける機会をつくったりと、リフレッシュの時間をしっかり確保していました。
なお、私は他校も含めたMBAコミュニティに入っており、BBT以外のビジネススクール現役生/修了生とも交流していました。学びのモチベーションを維持するうえでとても有益でしたね。と同時に、そこでのコミュニケーションを通じてBBTの学びがいかに実践的であることを感じました。
仕事と生活と学業を三立させるのは容易ではありませんでした。それゆえに、仕事ではやらないことを決め、プライベートでは家族と過ごすときはしっかり家族と過ごす、というようなメリハリを意識していました。業務上の繁忙期はバランスが崩れることがありましたが、実際やってみると比較的タイムマネジメントできる部分が多いことに気がつきます。
それでも今振り返ると、平日や特に休祝日に子どもと過ごす時間が減ってしまったことは少し申し訳なかったかなと思います。
1週間単位で「仕事の時間・学習の時間・その他」の3つのカテゴリで分類し取り組んでいました。また、自身が入学した当初はコロナ禍真っ只中であり、仕事は在宅ワークが中心でした。打ち合わせはWeb会議、資料作成も自宅、といった具合でしたので、不要な移動や外出は実際減っていました。このような環境もあり、学習時間を効率的に確保することができました。
小さい子供を抱えての入学でしたので、入学前には夫とも相談し、家事は手を抜くことを決めました。長子が小学校に進学する前には卒業しておきたかったので、朝いつも早起きして仕事と学び、育児をバランスさせました。一日は24時間しかないので、捨てられるところを事前に考えて家族の了解を取っていたのは精神的にも楽でした。
ほか、余語先生の「企業再生論」のスクーリングは家族全員で参加させていただき、とても楽しい思い出になっています。
職場(ごく周辺の人)、家庭ともに「これから2年間、学びの時間を持つので、少しずつ迷惑をかけるかもしれませんが、必ず実践につながるように頑張ります!」と説明して、「言い訳に使わない」ことを心に決めてスタートしました。早朝の時間を活用し、在宅勤務で通勤時間を減らし、仕事が休みの日は集中して勉強時間に、夜は家庭優先で夜の勉強はしない、など時間の捻出には気を使いました。また、健康管理を重視して、感染症対策や運動習慣の継続は意識しました。
家庭、職場(2か所)、実家と行き来する場所が複数あったので、モバイルのPCやWi-Fi、資料や文具など、学生生活の相棒たちをキャリーバッグに入れていつでも、どこでも勉強も仕事も出来るようにして、その習慣は今でも継続しています。