自分の生活スタイルや趣味の時間は絶対に変えたくなかったため、「時間管理を徹底すること」に注力しました。具体的には、やるべきことを紙に書き出し、期限を定め、それをこなすための必要な時間を予測します。そして、いつやるかまでを決め、それぞれを一週間のカレンダーの中に書いてしまいます。こうすることで「今忙しいし、後でやろう」ということがなくなります。どうしても時間が取れない場合でも、カレンダーに書かれた予定を移動させればよいだけです。(私はGoogleカレンダーを使っていました。)時間とタスクを全て可視化することで、自分の限界時間や無駄が分かり、時間の使い方が上手になりました。「やりたいことを、全部やる」ためには、徹底した自己管理が不可欠です。
仕事もプライベートも勉強もついついやり続けて時間オーバーになってしまう傾向がありました。時間管理ができていないとどの時間も大変になってしまい継続が難しいと痛感し、プライベートと仕事、勉強のスケジュールを全体、月、週、日と設定する様にし、短時間で仕事と勉強に成果を出すクセをつけ、プライベートの時間もとる計画を心がけました。
また5年での卒業に切り替えることで何かを犠牲にすることなく学びの時間を継続できました。
BBT大学院入学前と今では1日24時間のタイムスケジュールが大きく変化し、修了後の今でも当たり前のように勉強する習慣が身に付いております。独身ということもあり、家族に気を遣わずとことんやれるだけ勉強に取り組むことができました。仕事とプライベートのバランスの取り方は人それぞれ違って良いと思うので、是非とも御自身が考えるバランスを大切にして過ごしていただけると良いかと思っております。
一般的な通学型MBAの場合、2年間は週末が授業で埋まります。授業後は毎回、人脈づくりをかねた懇親会があるのが通例です。キャリアパス形成に向けてMBA取得を考える時期と、子供が小さくて週末家をあけることが許容されにくい家庭環境である時期は重なる場合が多いと思います。そのためMBAへのチャレンジをためらわれる方も多いのではないでしょうか?
BBT大学院は通学不要ですので、休日の昼間はプライベートにあて、夜間は学習にあてることができました。懇親会も月に1回程度です。子供が小さかったので妻からも「家にいて子供の相手もしているので安心感がある」と大きな不満がでることはありませんでした。私は出張族でしたので、平日の移動時間や宿泊先で集中できる学習時間を取ることができました。より週末の学習負担を軽減し、プライベートとバランスできる環境であったとは思います。
日々の通勤、営業活動における出張等の移動時間において講義を受講するなど、とにかく空いた時間を利用して勉強しました。もちろん帰宅後は一定時間確保のうえ勉強し、また土日も特に旅行等の予定が無ければ勉強していました。一貫していたのは、「空き時間を充てる」ことでした。
大学院に入学時は、自社では長時間労働で、月150時間の残業は当たり前だった。そのためBBTの学びについていけるか心配だった。しかし3年以上かけて卒業している卒業生も多いと聞き、その心配は払しょくしたが、3年では卒業したいとは考えていた。入学してからは、最低2時までは勉強しようと決め、4時間睡眠は確保しようと考えていた。時にはBBTの勉強ができない日もあったが、土日に15時間以上掛けたりと、週単位で帳尻を合わせることはできた。ちょうどBBTに入学し1年半経った時に自社でも残業時間削減の取り組みが始まり、2年後半からは時間的に余裕ができ、学びの幅を得るために関連書の読書もできるようになった。
一方、小学生時期から始めたサッカーは、大学院時はあきらめることとした。いまは卒業して再開しているが、さらにサッカーが愛おしくなったことと、BBTの学びから組織力アップにつながっている。
私にとって年単位の期間は長期、かつ自分の得意な短期集中力の発揮期間を超えた期間でした。従って、何かを犠牲にすると続かなくなると思い、週末のアクティビティを少々我慢したもののあまり何事も犠牲にせず、無理せずマイペースでやり続けました。その結果、卒業までに5年もかかってしまいました。でも卒業式で大前学長が「通常より長い期間をかけて卒業する人もいるが、これからの社会ではマイペースでやるのが大事」とおっしゃって下さり、自分に向けて言ってくださったように聞こえてとても嬉しかったです。
限られた時間の中で結果を出すために、何を「選択」し、何に「集中」するのかを意識しながら取り組むようになりました。飲み会やゴルフなどの付き合いの参加回数が減り、特に週末は学びに集中しました。また移動中の機内、空港、車中をスキマ時間を使い、ダウンロードした講義を聴講し、教科書を読むなど細切れの時間を有効に使っていました。家においても無駄にダラダラする時間がなくなりました。そのかわり、自身へのご褒美を設け、オン・オフの切り替えをして、学生生活を乗り越えました。
平日は朝と夜、土日はフルタイムで勉強していたため、全くと言っていいほど家族サービスや家事はできませんでした。そのため、学生生活を支えてくれた妻には感謝の気持ちでいっぱいです。これからは、仕事・家族・学びのバランスを取り充実した生活を送りたいと思います。
仕事・プライベート・学びのバランスを取ることができず、平日に勉強できなかった分を週末で取り返すというサイクルを続けてしまいました。転職活動、健康を維持するためのスポーツなど、在学中にこなさなければいけないタスクが多かったので、日々追われている状況ではありましたが、そのおかげでタイムマネジメントの能力は入学前に比べて飛躍的に伸びたと感じています。2年間で修了することを一時諦めそうになりましたが、何とか2年で卒業できたのは家族のおかげです。非常に感謝しています。