約100回やり続けたRTOCS(Real Time Online Case Study)や、様々な企業のケーススタディにより、世の中のニュースや事象に対してビジネス的な見方をすることが定着しました。そして、常に「自分が○○であれば~する」という主体的目線で物事を考えるようになったのは、大きな変化です。
モノの見方が明らかに変わりました。俯瞰してモノを見るように心がけるようになりました。気が付けば、虫の目、鳥の目、魚の目を意識できるようになり、意識に基づいた行動が行えるようになりました。
日本や世界のビジネスシーンにおける環境の変化だけではなく、ビジネスを取り巻く経済や政治など、様々な領域への関心が大いに高まりました。BBTで取り上げられたテーマについての関連書籍を読み漁るうち、それらに対する自分なりの見方や見解を持てるようにもなっていきました。
今までは難しい課題が与えられると自分にはできるだろうかと思い悩むことも多々ありました。しかし、BBTでの学びを通じて、どんな難しい課題でも解決できるという自信を身につけることが出来ました。今では、難しい課題があると、積極的に手を挙げ挑戦するようになりました。
これまでの勉強や仕事は結果を可視化する手段の積み重ねでした。偏重心な思考は苦手意識となり、型にはまった行動につながりがちでした。そこから脱却するために、働く面白さを集中的な学びの中で模索していたとも言えます。決められた単位を取得すれば誰もがMBAホルダーになれるものの、学び続けなければ有機的なつながりが生まれない、と思うようになりました。次のキャリアチェンジが訪れた時も躊躇わずに挑戦できるよう、自身の伸びしろを広げることを楽しんでいきたいです。
情報を様々な角度、観点から見る癖がついたせいか、良い意味で世間に流されなくなったと思います。これから益々、今までの常識が通用しなくなり、過去の価値観が覆され続け、不確実性が高まる時代において、周りに流されない思考法のベースを作れたのは、非常に大きい事だと思います。これからは誰も気づいていないチャンスを確実にモノに出来るよう、実行・行動力も磨いていきたいと思っています。
入学する前は自分の会社や部下、自身のお客様といった「目に見える誰か」のために役に立ちたいという思いはありましたが、BBTの学びを通じて「目に見えない一人でも多くの誰か」の役に立ちたいという思いを強く持つようになりました。その思いを実現させるためには、教授陣がよく仰っていたように「さっさと起業しちゃえばいい」のでしょうし、そのコメントが常に頭の中でリフレインされています。その時に向けて卒業後もクラスメイトと情報交換しながら準備を進めています。
もともと起業を選択肢に入れていませんでしたが、BBT大学院で学ぶことで起業という選択肢が自然と自分の中に増え、実際に起業して、やりたいことにチャレンジしたいという思いが芽生えるようになりました。
多種多様な職種や職位の方々との出会いは、「財産」です。起業されている方はもちろん、金融、商社、大手メーカーのエンジニアや経営中枢の方から、ソムリエや製麺所の5代目まで多岐に渡る仲間に出会えただけではなく、「パートのおばさん」にも親切に同等に接してもらえたことで、肩書きによらない自分の人間性やスキルに自信が持てました。また、他業界のお話も新鮮で、いかに自分が狭い世界で暮らしていたかを実感しました。仕事上でも、視野が広がりました。コールセンターの現場では、その特性上、発注元の情報は数字も含めて業務資料として自動的に入ってきますが、実は、自社の情報はなかなか入ってきません。給与は自社からもらっているわけなので、自社の動向は以前から気になっていました。BBTに入ったことで自社のIR情報が多少わかるようになり、生き残るための成長戦略に合致しているのかといったことが具体的に見えてきました。
大前研一学長はじめとする一流の教授陣の講義を受講したことで、自らが答えを導き出す力を学び、それが自信にもつながり、考えるという行為が楽になりました。BBT大学院で学んだ事を活かして、今後もビジネスの幅を拡げていきたいと思います。