自分自身の考え方に自信を持つことが出来るようになりました。意見を出すにしても、何故なのか、その理由を事実ベースで説明できるようになり、発言に対する責任感も高まりました。
自分の意見を整理するのが以前より速くなり、それをはっきりストレートに説明するようになったと感じます。以前は相手に気を使い過ぎて、婉曲的、間接的な言い回しをすることも多かったのですが、今は相手にはもちろん気配りはしつつも、議論の際は遠慮せず自分の意見をロジカルに、はっきり分かり易く伝えることに重きを置いています。
BBT大学院での2年間を通じて、自分を変えていける・成長させていける自信が付きました。50代の同窓生が自分以上に情熱をもって新しい学びに挑戦している姿を見たり、ブラック企業で苦しんでいる環境下でも自身を成長させ自力で環境を変えている同窓生がいたりと、周りの人から受けた刺激は何事にも代え難い財産となりました。将来に漠然と不安を感じていましたが、これから先に何が起きても心配が無くなりました。結局、自分自身の力で状況を打開したり、年齢がいくつであっても起業できるという、これまで感じていた制約条件はただの思い込みと気が付くことができたと思っています。
今までは0から1を生み出すことや経験のないことへのチャレンジに対しては躊躇しがちで、自分のできる範囲でしか物事を考えることができませんでした。しかし、BBT大学院で多種多様な企業をテーマにFACT(事実)から本質的問題を導き出し、抜本的な解決策を考える訓練を徹底的に行ってきたため、現在は、今までにない新しいことにどんどんチャレンジし、未来をつくっていきたいという想いが強くなっています。
入学前は、会社の運営や会社の方向性を考えることに関しては、会計事務所のクライアントの社長とは議論はしませんでした。しかし、BBT大学院で学んで経営者がやるべきことを理解できたので、積極的に会社の方向性について経営者と議論するようになりました。特に、経営環境の変化を踏まえて議論するよう心がけた為、広い視野で経営者と議論する力が身につけられたと感じます。
大変お恥ずかしいのですが、入学前は多くの有言不実行で自分で自分を裏切り、自信を持てる状況ではありませんでした。在学中多くの課題や実習を少しずつこなしたことが自分の信頼度を回復させ、卒業した今では仕事やプライベートで困難にぶち当たってもすぐに諦めていた入学前とは違い、なんとかして切り抜ける方法を常に考えられるようになりました。また職場やプライベートで自分の意見を求められた際、以前は自信がなく小さな声で発言していたのに対し、今は誰に何と言われようと自分の考えを自信を持って出すことができるようになりました。
自分が持たない価値観を持つ多くの学友との出会いがまた自分への刺激となりました。例えば起業なんてまったく考えていなかったのに、周りの学友が起業をしている姿を見ることで刺激を受けたり、また違う業界の方もたくさんいらっしゃいますので、自分の業界との違いを学んだりと講義以外からも多くを学ぶことで、人との出会いの大切さも学ぶことができたと思います。
BBT大学院で学んだ内容を一言でいうならば、自分を主語にして、組織、経営、事業に関する課題を真正面から発見し、解決策を見出し、実践していくことであると思います。そして私たちはそのためのすべてのツールをBBT大学院を通して得たものと思っています。こうして得たものを正しく使わないということは、得なかったも同然であり、BBT大学院にかけた様々なリソースは瞬時にして水泡と化してしまう。以前であれば何か理由をつけて課題の解決などを先送りしてしまったことはありますが、今後はあらゆる課題に真正面から取り組み、自分が主体となって様々な課題を解決できれば良いと思います。
BBT大学院で学んだことで、チャレンジすることを恐れない、という変化が自分に起こっていました。
もっというと、変化しないことこそリスクでチャレンジすることがリスクを減らすと考えられるようになりました。進化論では「変化するものだけが生き残る」となっていますが、今日置かれた自分も生き残るには積極的に変化し進化していかなければならないと思います。
自分の人生を生きるのは自分であること、それを強く体感して実践する機会であったと思います。BBT大学院での各種授業において殆ど毎日のように常々求められる決断には、自律すること、意志を持つこと、行動すること、伝えることなど様々な側面があったことを思い出します。それらは要は、自分らしく生きることを肯定する、その軸に基づいているのではないかと感じています。もちろん周囲の環境や状況は否定しようがなく存在しています。しかしながら、その周りの世界をどのように認識するか、それには自らの軸が影響すると考えています。自らの軸を主体的に持つことができれば、周囲の環境や状況に対して積極的に関与できる、そんな希望とも楽観とも言える前向きな気持ちがあります。