会社や組織の経営に関することを体系的に学んだことは、自分の自信にもつながっています。また、BBT大学院では「あなたならどうするか?」を徹底的に問われますが、いま思えば、この訓練は日々の仕事においても「自分だったらどうするか」と考える習慣ができて、それを会議等で自分の意見として発信していこうとする積極的な姿勢につながってきていると感じています。
特に実務で活かされているのは、「問題発見思考」「問題解決思考」でした。混沌とした問題、課題から真の問題を発見して原因を追求し対策を考えて行く手法を学ぶものです。マッキンゼー流の手法をそのまま伝授いただけるこの講義で得たスキルは実務で、客先や上司、同僚に問題の本質を説明する上で絶大な効果がありました。まず、説得に失敗することはなくなりました。これだけでも受講した甲斐があったといえます。
MBAで経営を体系的に学んだので、当時中国工場の運営にその考え方や手法を取り入れながら、PDCAを回していました。一番大きいのは、物事を事実ベースで論理的に考えるクセがついたので、どのような事にあたっても、それなりにしっかり対処できるようになったことだと思います。他に新規事業やリーダーシップといった観点からも、経営に必要な要素を取り入れ磨くことができたのではと考えています。