学内で、医療機関の経営から組織再編、教育システム改編など様々な場面で重要な計画のプラニングと実行に大いに役立ちました。これまで“ マルドメ”と言われる医療業界でしたが、今後のグローバル化に向けて新たなプロジェクトを実行したいと思っています。
卒業後、タイに転勤。その後転職し、現在部長職を任されております。マネジメントをしていく中で学んだことが活かせていると感じるときは多々あります。例えば、日々よくあることですと、部下の資料を見ても即座に何が課題でどこをどう工夫するとインパクトのあるプレゼンになるかなど、しっかり説明できるようになっています。
具体的には目標管理の策定であったり、業務上で問題に遭遇した時に、どのように解決するか、という型がすぐに頭の引き出しから出てくることが活きている点だと思います。具体的な内容は授業の中で随時触れられると思いますが、どのようなテンプレートを使えばいいのか、どのように情報を入手し整理すればいいのか、ということが習慣として身についてきます。
会社の社長がBBT大学院で学ぶことの意味をよく理解していたので、卒業後の私の意見が数多く取り上げられるようになりました。今は、会社の戦略推進室の室長を担当させていただき、若い社員と複数のプロジェクトを進めているところです。まさに学んだことを社内で実践することができております。
実際、企業を興したことも学んだことの実践かと思います。事業の取り巻く環境、お客様のニーズや競合の特徴から常に商品のポジショニングを考えるようになりました。また、問題解決する際にロジカルシンキングだけではなく、左脳と右脳の両方使う(ロジカルに物事を考え、飛躍のためのアイデアをあふれ出させる)感覚を覚えました。
前例のない問題をゼロベースで考えることが好きになりました。こういった問題はみんな避けて通りたがるのですが、こうした問題に喜々として取り組むことができるのは自分自身にとっても組織にとってもたいへん意味あることだと思います。難しい仕事になればなるほど、仕事を楽しむことができるようになりました。
BBT大学院の最大のメリットは、働きながら学べることです。学んだことを即実践(仕事)に活かせました。また、教授陣も実践経験豊富な方達ですので、ただの勉強というよりも、とても現場に近い内容を学ぶことができたので現場への転用も容易でした。
技術的な視点での取り組みから経営者視点で多面的に取り組める基礎知識が身に付いたことで、業務の中で様々な視点で物事を組み立てることができるようになったと思います。今後のキャリアプランを考える上で多様性が出てきました。
対症療法的で短絡的な問題解決ではなく、本質にまで掘り下げて問題を把握してから可決方法を考えるクセがつきました。その際、ファクト(事実)と推論を分けること、徹底的にファクトに基づいて議論するクセがついたこともBBT大学院の成果の一つです。
ビジネスの仕組み、フレームワークが頭に入っていると、物事を多角的な視点で見ることができます。また、どんな部門の担当者と話をするときでも、相手を尊重しながら自分の考えを説明することができますので、特に調整局面では威力を発揮しています。
日々の業務の中に限らず、常に思考を重ねるタイミングで、これまで学んだ論理的に考えることが活かされています。論理的に考えるためには、左脳を主に使っているのですが、議論を拡散するための右脳の使い方も学びます。右脳であらゆる可能性を模索しながらあたりづけをして仮定していき、それを左脳でロジカルに収束していくことが身に付きました。これまでぼんやりとして議論していたものをより定量的に判断し易く話ができるようになりました。また、これまで自分が弱かったファイナンス関連についても、数字を追って客観的な判断をする場面での一助となっています。