経営者と共にビジネスを創出できる人材になりたいと思ったことがきっかけです。
新卒入社した会社で、分からない事を徹底的に努力して理解する楽しさを経験してから、自分の興味のある事を独学で自主的に学んできました。しかし、役職が上がり自社・グループ会社の経営者と仕事をする機会が増え、いくら自主的に学んでも仕事で望む成果を上げることができない、という経験を度々するようになりました。
「なぜだろう?」と考えていた時に、MBAの存在を知りました。MBAを通して体系的にビジネスを学び、自分でビジネスを創出できるぐらいの人材にならないと経営者と一緒に仕事をする事は難しいのではないかと考え、MBA取得を本格的に検討するようになりました。
カタールでは調達マネージャーという部下を統率する立場でしたが、トルコ人、アメリカ人、イギリス人、フィリピン人、マレーシア人、インドネシア人、インド人他のスタッフや同僚をコントロールするのが難しく、思い通りに進めることができませんでした。
異なる文化とバックグラウンドを持つ同僚やスタッフをまとめるために、論理的思考、問題解決能力、そしてリーダーシップが必要だと感じ、友人(カタールで他社大手ゼネコンに勤務)がMBAグローバルコースを受講されていた話を聞き、まさに自分に必要なのはこれだと確信しました。
今の仕事をする前は、25年間、民間医療機関で働いていました。理事、内科医、病院長、事務長、経理部長、副理事長、社会福祉法人理事長と様々な業務を経験させていただきました。同族経営であり、兄が経営を承継することになったので、いずれ外に出ないといけなくなると考えておりました。たまたま弁護士資格と医師資格は持っていましたが、経営における難しさを目の当たりにして、企業経営者の支援、とりわけ、同族経営の事業承継コンサルティングと番頭育成を仕事にしたいという思いが強くなっていました。企業経営者に適格なアドバイスを提供するためには、MBA取得が王道ではないかと考えたのがきっかけです。
目標とする議員も見つからない中で模索しながら市議としての仕事と勉強をしていました。億単位の予算が付いた事業の賛否など、多くの議案を突き詰めて検討するとき自分の能力の限界を感じていました。市議会議員の任期4年のうち2年が経過したとき、「ビジネスマンの基礎知識としてのMBA入門」という本を読み、MBAは議員にとって必要な知識だと感じ、学ぶことにしました。
1.ドイツ・ベルギーでの海外駐在経験で、自分のキャリアの中でもコアになるような経営に関する知識を積むことができたと考えていましたが、その知識は実務経験や独学で得たものであったため、それらの成否や抜け漏れが分かりませんでした。そのため、MBAコースでの学びを得ることで、経営知識を体系化・深化させ、社内外に通用するレベルに昇華させたいと思っていました。
2.グローバルリーダーシップ養成を意図したグローバリゼーション専攻を受講することで、今まで培ってきた海外での経験をさらにレベルアップして確固たるコアコンピテンツにしたいと思いました。今後、特にグローバルな経営に携わる者にとってMBAはビジネス共通言語と考えていました。
3.異業種、異職種、バックグラウンドの違う受講者の方々と意見をぶつけ合い、議論したいと思っていました。特に、「グローバル化」と「その中で日本人がどうやって活躍するか」というテーマについて考えることは当時の私の興味でした。
どこの企業でも様々な問題を抱えていますが、当時わたしが所属していた企業でも同じでした。前職、前々職でも感じた問題も多く、いかにそれを解決し、他社との戦いに勝利するかを学びたい、という一心でした。ただ、ビジネス書や自己啓発本を読んで解ったつもりになるのは避けたいという思いもありました。できれば、具体的な目標と、学びに適した環境があればいいと考えました。そこで、目標をMBA取得と設定し、環境についてはエアキャンパスの活用により通学時間などのロスの少ないBBTを選びました。大正解でした。MBAはそれだけでは飯を食えるタイトルではありませんが、それでも自分のキャリアを説明するには便利です。また、BBTの環境は、いつでもどこでも学習でき、「逃げられない」という苦しさはあるものの、動機付けを維持するには非常に良いものでした。
正直言いますと、病院の事務長就任当初は「MBAなど不要」と思っていました。しかし、難問に直面していく中で、根本的な自身の知識の基礎力不足を痛感させられました。そこで、MBAについて改めて調査し、取得を考えるに至りました。
製薬企業のグローバル化が進む中、当社も海外でのプロジェクト案件が増えてきて、技術職の私も、そのプロジェクトの技術的側面だけではなく、経営に与えるインパクトも評価できるようになりたい、そして将来はそのプロジェクトリーダーを務めたり、意思決定に関与できるようになりたいと考えるようになりました。そこで、グローバルマネジメントを経験した講師陣から経営学全般に関する知識・経験を学びたいと思い、入学しました。
当時、武田薬品に勤務しておりまして、自身が提案したある創薬ビジネスモデルについてそれを実現する社内ベンチャー企業のようなものを主導しておりました。日々その実現について研究するのはもちろんですが、さまざまな社内・社外の協力者とのコミュニケーションと、さらには最終的なスピンアウトイメージについてまで、ビジネス的な考え方をより必要といたしました。本学での学びに先立ちまして、社内においてビジネスを学ぶ長期研修を受けたこともあり、その無理のない延長として、より包括的なビジネスの学習およびその結果としてのMBA取得を考えました。
信じられないことかもしれませんが、2008年の入学までは、会
入社し10年が経ち、これまでは前途洋々だと思っていた日本経済
そして、業務は問題に対する本質的な解決策というよりは、過去の
しかし、自分には周りを説得できるだけのスキル、経営を立て直す
MBAという課程でしっかりと経営を学び、単なる思いつきや、経