入学してみて、BBT大学院の最大の特徴は「クラスメートとのディスカッション」にあることに気づきました。BBT大学院はクラスメートとのディスカッションを非常に重要視しています。どんなに素晴らしい講義でも、一人で受講しているだけではなかなか理解は深まっていきません。講義内容について、クラスメートと自身の経験などを交えたディスカッションを徹底的に行うことで、一つの事象を多面的に見ることができるようになり、理解度が一気に増していきます。また、深く濃密なディスカッションは、たとえオンライン上であったとしても、クラスメートとの距離を近づけさせてくれ、仲間意識を得ることができました。卒業してからも切磋琢磨し合える仲間に出会えたのは、ディスカッションのおかげだと思っています。
BBT大学院で学ぶ一番のメリットは、仕事との並行であるがゆえに学んだことをすぐに実践できることだと感じています。医薬品製造における技術的課題へも、学んだ問題解決手法はすぐに実践活用できました。
グローバリゼーション専攻2年次には、インターネットを介して英語でのプレゼン、英語でのネゴシエーション等を行いましたが、想定以上の学びが得られたと感じています。また、卒業実習としてのオーストラリアでのWorkshopでは、店舗設立シミュレーションの授業があり、現地の街の人々に突撃インタビューを行い、生情報を収集したことが非常に印象に残っています。この授業によって、ビジネスの基礎となる情報収集の重要性の理解と精神的なタフさを身につけられたと感じています。
MBAを学ぶために仕事を辞める・休職するといったリスクをとらずに仕事と並行しながら遠隔地でも学べるBBT大学院の教育は「学びたい人」全てに人生のブレークスルーをもたらすとも思っています。
オンライン特化型のカリキュラムが素晴らしく「デバイスxネットxやる気」があれば世界中のどこでも学べる、というのは本当でした。
在学2年時から毎月海外を飛び回る生活に変わっていったのですが、もし通学型のMBAを選択していたら仕事かMBAのどちらかを選択しなければならなかったと思います。
本格的に海外で闘えるようになるためにMBAを学びに来たのに「授業があるので出張に行けません」では本末転倒です。
また逆に海外で実践の機会が増えれば増えるほど、原理原則を学ぶことの重要性を感じるようになっていったので、出張が増えれば増えるほど、海外にいながらリアルタイムに学び続けることのできることの価値はより強く感じていました。
BBTはオンラインの特性を活かし、オンラインでないと成り立たない学習プラットフォームを構築しています。これは他校にはない最大の強みだと思います。
バラエティに富んだ科目があり、授業映像や資料には、基礎的な内容も含めていただいているので、わかりやすかったです。
そしてとくに、Air Campusの仕組みは効果的だと思います。自分の隙間時間を活用し、一つのトピックスに対して好きな時に意見を発信することができますし、学生が持つそれぞれの専門性を活かし、それぞれの科目をリードするため、単なる評論にならないメリットがあるように思いました。そして、私は理解度に応じて発言するスレッドを選択していたため、苦手な科目でもマイペースに少しずつ学びを深めていけたと感じます。
この大学院は「教えない大学である」といわれましたが、確かに自分から求めていかなければ得るものは小さいと思います。例えばAirCampusにおける議論も自ら問題意識をもって参画するのと、ただ人の意見に対して追従するだけでは得られるものが全然違ってきます。いろんな世界で活躍されている方が集まる集団です。多様な考えを理解し、あるべき答えに向かって議論する過程で大きな学びを得ることができると思います。
社会人が無理なく学びを続ける上で、必要な環境が完備されていますので、本人の学ぶ意識さえ維持出来ればゴール出来るハードが提供されています。クラスメートやTA(Teaching Assistant)と共に学ぶソフト環境も充実しており、絆が実感出来、心強かったです。雑談が出来るサロンではクラスメートの横顔が覗けたり、月に1度位のペースで自主的に物理的な集まりを行い、友好を深めていけました。学ぶ意識が高い集団だけに、アカデミックな話題を交わしたり、ビジネスや起業に関する相談をし合うなど、知的で温かい仲間に交流を通じて支えられました。色々な業種の方々が集まっていますので、思考が偏ることなく、自身の許容が広がっていくのを体感出来ました。世界レベルで業績を残されていらっしゃる教授陣や修了生からも触発され、正に知のネットワークを味わえ、人生観も変わる教育を受ける事が出来、大変に充実した2年間でした。
オンラインとはいえ教務課、教授、同期の学生との連帯をとても感じられました。教務課はとてもサポーティブでオンラインでモニタリングされており、しばらく授業に参加しないと仕事とのバランスはどうかなど、必ずフォローしてくれました。教授も講義だけでなくディスカッションに入ってこられ、各々の学生の意見をリスペクトされ、リアルなフィードバックをいただけるのは大変モチベーションがあがりました。同期の学生とはオフラインでもよく会いましたが、皆向上心が高く情報共有も頻繁で、自分だけではなく仲間と成長しようという気概にみなぎっていました。オンラインで孤独を感じることなく、ACを開いて皆と出会うことが楽しみでした。
BBTで学ぶさまなざまな講義はもちろんですが、そのなかで繰り広げられるクラスメートとのディスカッション自体も、現実社会に根差した皆さんの体験談を元にされることが多いので、一つひとつの学びが全て有機的につながっていると思います。またオンライン大学院といえども、勉強会や飲み会など、実際に会うことも多く、リアルな結びつきも濃いものとなりました。経営学のみならず、「生き方」を学ぶことが出来ました。加えて、在学中にも昇進したり、転身していく仲間たちがおり、彼らの話を聞くことにより「自律して生きていくとはどういうことか」という点について、深く考えるようになりました。そのような仲間達との行った議論は一生の財産であり、彼らとはどうあれ一生付き合っていくのかな、と考えています。
実務的な講義が次々と与えられ、怒涛のように過ぎていく毎日でした。ビデオの講義を見て終わり、ということは全くなく、逆に手を動かして実際に資料を作ったり、仲間と濃い議論をしたりという、アウトプットが大量に求められます。最初のうちは自分のペースを掴むことに精一杯でしたが、だんだんと慣れてきて、どうアウトプットするかを中心に考えられるようになってきました。また、ネットを通じて議論しあう仲間とも、自然と絆が芽生えてきました。私は札幌にいたので、仲間と会う機会は限られていましたが、会えば旧知の仲のように話し合えるのが奇妙な感じですらありました。BBT大学院は、仲間内では「道場」と表現されます。同じ思いの仲間が集まり、間違いもし恥もかきながら、お互いに成長していく場です。その厳しさと優しさが特徴だと思います。
教授陣が一流の実務家、実業家であるということが、学びをビジネスに即活用できるという面で非常に大きな強みであると感じました。たとえば組織論系の科目(『組織行動論』、『戦略的人材マネジメント』)では、理論と同時に、実際の現場での展開の仕方や考え方を教わり、自分の体験をもとに仲間とディスカッションして理解を深め合うことができました。それを自分の組織で実践してみたところすぐに効果が表れ、これまで自分がうまくいかなかった理由を実感できたことは非常に強烈な体験です。学び、理解、即実践、定着という好循環を作ることができることがBBT大学院の教育システムの素晴らしさです。