振り返れば全くバランスできていなかったと思います。
入学前の理想形は良く働き、良く学び、良く遊ぶ、でしたが、入学初期に自分には不可能だと感じました。
それからは2年間、プライベートは無視して、仕事と勉強を優先して、卒業のあかつきには心ゆくまで遊ぼうと覚悟しました。
独身、一人暮らしの為、時間の融通は利きましたが、体調の管理が難しく、解熱剤と漢方薬、栄養ドリンクを飲み続けて乗り切った時期が何度もありました。
仕事とのバランスについては、昼休みにディスカッション、夕方以降スレッドの確認と定型化していました。ただ、ACに不慣れな時期は未読数に圧倒されたのも事実ですが、良い意味で開き直り、時間の許す範囲で目を通すことで、キャッチアップしていきました。また、職場のスタッフに対しては、大学院に通う目的を示すことで、理解をしてもらいました。家族については、子どもの行事予定を早期に確認することで、時間を確保できたと思います。メリハリの利いたスケジューリングが重要ということでしょうか。
BBTで学ぶことは2年間の修行と思って、飲みや遊びなど、プライベートな時間を思い切って減らしました。さらに、早起きして時間を作り、電車の通勤時間を有効活用し、仕事は集中して効率的に終わらせて、できる限り勉強のための時間を捻出しました。はっきりいってゆとりのある生活ではなかったけれど、逆になんとか2年間で終わらせようというモチベーションになりました。
1年目の前半は環境の変化に馴染むことが出来ず、仕事と学び中心の生活となり、家族(プライベート)がおざなりになってしまいがちでした。そこで、半年が経過した頃にあらためて私自身のタイムマネジメントについて考えてみました。学びの環境にも慣れてきた時期でもありましたが、タイムマネジメントを見直したことで有効的に時間を活用することが出来るようになり、ストレスなく、仕事・家族(プライベート)・学びをバランスよくこなすことが出来るようになりました。
きつければ、休めばいいし、誰に強制させられているわけではないので、自らがやりたいだけ、やれるだけ精一杯両方がんばるようにしてました。卒業してから、まだまだ勉強したらよかったかなとも思いますが、死ぬまで勉強がBBTの教えですので、今後も両方頑張ろうと思ってます。
勉強時間がどうしても長くなるので、家族の理解は欠かせません。ちょうど業務が時間的に余裕があった時期でもあったため、平日はコツコツと講義を消化して、土日の休みは1日は勉強に、もう一日は家族のために使うというサイクルを継続しました。時間をうまく使うというスキルも大学院で学んだ重要なスキルの一つです。修了後、税理士試験に挑戦することにしましたが、その時には娘が生まれたばかりで、普通に考えると勉強する時間は作れませんでしたが、そこは発想を転換。娘がぐずり出す9時頃に一緒に寝てしまい、家族が寝ている朝4時に起きて勉強するのが日課になりました。それができるよう、仕事をできるだけ早く片付けるように調整していくことはもちろんです。
1年目はバランスを取るのに戸惑っていました。ただ、毎日次々と配信される講義や課題に、考える時間もなく、仕事が終わったらとにかく移動や家事の隙間時間で講義や書き込みを見ていました。そうすることで、頭の切り替えが否応なしにされ、おかげで実務の大きなプロジェクトのストレスも深く感じずに過ごせ、結果的に双方のバランスが取れたと思います。後半は予定を入れるために、前倒しで講義や課題に取り組みプライベートな時間も作るようにしました。集中した後のプライベートな時間はより一層楽しく過ごすことができ、自由な時間の幸せも実感することができました。
仕事については何とか影響なくこなしましたが、家族やプライベートとのバランスは、なかなかとることができませんでした。仕事を続けながら2年間での卒業を目指す場合は、家族やプライベートのバランスについてはある程度の犠牲も覚悟が必要かと思います。そんな中、PCを片手に家族と一緒に外出したり、妻が運転する車の横でAirCampusにつないだりなどしていました。仕事への影響をなくすためには、出社前の時間や通勤電車の中、その他、ありとあらゆる隙間時間を学習時間に当てました。お風呂やトイレに入っている時間、通勤途上の電車の中や歩いている時間ですら、頭の中はフルに活動していました。
在学中は、とにかく時間に追われている状況でした。
時間の使い方を見直し、空いている時間を「このために使う」と決めました。
例えば、平日は、家を出る時間を1時間早め、授業を電車の中で視聴し、出社前1時間は漫画喫茶でAirCampusの議論の時間にあてていました。週末は、勉強に時間を割くことが多かったのですが、土曜日の夕方の2時間だけはジムに行く時間にしていました。
卒業後でも、時間の使い方は上手くなったと実感しています。
限られた時間の中で結果を出すために、何を「選択」し、何に「集中」するのかを意識しながら取り組むようになりました。飲み会やゴルフなどの付き合いの参加回数が減り、特に週末は学びに集中しました。また移動中の機内、空港、車中をスキマ時間を使い、ダウンロードした講義を聴講し、教科書を読むなど細切れの時間を有効に使っていました。家においても無駄にダラダラする時間がなくなりました。そのかわり、自身へのご褒美を設け、オン・オフの切り替えをして、学生生活を乗り越えました。