「〇〇部長が言ったから」とか「社長がこう言っている」といった発言に、単純に従うことはなくなりました。〇〇部長はなぜそう言っているのか?何を目的にしているのか?ということをまずは考え、疑問や意見を自然と言えるようになりました。
自分の身の周りに起こり得る物事に対して、「その根拠はなんだろうか」、「それはFACTだろうか」、「本質は何だろうか」と考える癖がつきました。また、実際に自社の問題解決にあたってはPSA(問題解決思考のアプローチ)のステップで論理的に進めることができました。それでも現実は次々と新しい問題が発生しますし、正論だからといって必ずしも人が賛同して動いてくれるわけではありません。そういう意味においては人生そのものが問題解決の連続であると感じています。
MBAの漠然としたイメージとして、マーケティング・経済理論・経営戦略関連分野を代表的な講義分野であると思ってしまっていましたが、企業も人が組織し構築しているものであり、リーダーシップ論・組織論・ビジネスエシックス論等の講義分野は企業のサステナビリティを高めるためにも大変重要であると再認識できました。近年の企業・組織における不祥事には、経営トップの無責任・悪しき社風・倫理観の欠如を原因とする「人災」と言うべきものが多発しており、BBTの講義にはこれらを抑止・防止するノウハウ、並びに、仮に不祥事が発生してしまった場合の対処の方法を実践的に学べる為、総務畑の自身にとっても大変有意義でありました。
BBT大学院で学んだ様々な知識や考え方によって、どの様な問題に直面したとしても、解決できる自信が持てる様になりました。突発的なトラブルが発生しても慌てずに冷静に対処し、難解な問題に対ししても、あきらめる事なく向き合う事が出来るマインドセットも、BBT大学院で得たことの一つです。
海外でマーケティングの部署に所属しているのですが、3Cを使った分析やロジカルシンキングは戦略を立案、実行するにあたり非常に役に立っています。これらの考え方は世界共通であるので、スムーズに業務を行うことが出来ています。
朝礼などで話す機会があれば、自社の抱える問題点などを問題提起したり、会議でも自信を持って発言できるようになり、あらゆることに当事者意識を持って首を突っ込んで参加するようになりました。また以前は経営陣の話を鵜呑みにする傾向があったのですが、今は誰が言ったかよりも何を言ったかを冷静に聴けるようになり、疑問点があれば必要な質問を通じて別の可能性を示唆するような、議論する力も少しずつですが身についてきたと感じます。実務能力としても学習時間捻出の為に、顧客への提案資料を作成するのが早くなるなど、仕事の生産性が向上しました。また卒業研究で論文をまとめた新規事業をメインに、様々な社内提案をして、あらゆる側面から会社を良くしようと自分のできることに取組んでいます。提案により新たに戦略会議を新設し、議長をやらせてもらっています。
営業部門から企画部門へ異動し、新たなソリューションの開発に携わるようになりました。BBT大学院での学びを活かして、答えがないことから論理的に最適解を導き出し、現在進行形でゼロからイチを生み出す挑戦を続けております。
組織マネジメントや起業論などの講義やクラスメイトと深い議論によって、自分を客観的に見つめるようになり、周囲から信頼されるようになるにはどうしたらよいか、自分はどうあるべきかという問題意識を持つようになりました。志の持ち方や毎日の一挙手一投足に至るまで考えるようになるほど大きな影響を受けたと思います。周囲の方々から信頼されるよう自分自身を律するようになり、それが結果的に仕事の成果にも繋がっていると感じています。
毎日の業務の中で発生する課題に対して、論理的な思考ができるようになり、自分自身に自信がついたことです。
既に実行されている対策についても、より高い次元で解決策はないか、多面的に見た時にはどうなるかなど、常に考えることが実践としてできるようになりました。
思い切った経営判断をしなければならない局面で、勇気を持って決断できること。決断に踏み切るきっかけを与えてくれる、と考えます。経営判断には、思い切った方向転換が必要となる局面が多々あます。逆に根拠を持っていないと、その判断を下すことにリスクを感じてしまい、結果として判断することを恐れ、ずるずると現状維持となってしまうことが往々にしてあるのです。実は経営というものは、何も変えられないことが、最も大きなリスクであることが多い。従って、思い切った経営判断が必要な時こそ教科書から学んだ理論を根拠とし、教科書に沿って自社の打つ手を考えることによって、自分が納得できる経営判断に達することができるのです。これもRTOCSで学んだことが実務で活きています。