戦略の結論を出すスピードが早くなりました。現在置かれているポストで考えるのではなく経営者の視点で考えることができるようになり、実践的な学びを得てきたことを感じています。ビジネススキルは身につけることができましたが、私の本来の目標は日本初のIR事業に携わることですので、本当の意味での実践はこれからになります。ただ、BBT大学院で学んだことが役に立つということは間違いないと思います。
BBT大学院での最初の学びは、FACTを収集し、そこから本質的な課題を捉え、最適な解決策を導き出す手法となります。本手法は、業務の中でも十分活用できます。従来のやり方、固定概念に囚われず、客観的なデータや定性情報等に基づき、ありたい姿へ導くプロセスにより日々業務改善を行っているところです。
経験と勘ではなく、何かしらのファクトに基づいたところから自分なりの意見をぶつけることが実務において非常に役に立ってるのではないかなと感じます。マネジメント層などへの意見をぶつける際、一部署の観点からの意見と捉えられていたものが経営視点に基づいての意見と捉えてもらえることが多くなったと感じています。
会計事務所のクライアントやクライアントが採用している専門家と議論することがありますが、そういった場面でファクトに基づいた発言をするようになりました。相手が事実に基づかない推測による発言をしたことに対しては根拠を確認するようにしました。さらに議論の前提条件を確認して議論をするようになり、これまで感情的な議論もしたことはありましたが、次第に感情的にはならなくなりました。
震災の影響もあり、需給のバランスが崩れており、供給難が続いております。
供給が出来ない事を、単なる震災影響だと言い訳をするのではなく、きちんとロジカルにプロブレムな部分を認識する事で、お客様へ状況を説明し理解を得る。
このアプローチを実施する事で、例え供給不足でお客様へ迷惑をかけてしまっても、お客様からの信頼を得ることが出来、結果として調整ポイントを見つける事が出来る。
これからも業務を続けていく上で、非常に効果のあった科目です。
現在の仕事は、国家資格有資格者とそうでない方と線引きがはっきりしているので、今のところ、自分の心持ちのみで活かせている状況ですが、日常業務の中でも、お客様の立場になり、改善点や期待値を上回るには何が最善かを考え、行動できるようになりました。また、日常生活においても、以前に比べ格段に早く決断できるようになり、またそれに伴い、何事においても行動が迅速になったのではと思っています。
私は大学院での学習しただけでは自分の血肉にならず、それを何度も実践することで、「知識」から「知恵」になると考えています。もちろん、問題解決手法や各種講義にて、専門的な知識を学べることは大切なことですが、多少の知ったかぶりでも、在学中に仕事で活用してみることで、あらためて理解できていない点を確認できたり、成果を上げることができました。
BBT大学院で学び、クラスメートと切磋琢磨する過程で、自身のアウトプットが今までのレベルとは違ってきている事を日々実感しました。学んだ事はすぐ実際のビジネスで活かせますし、活かさない手はないと思います。
メールの文章1つを取っても、当事者意識や経営者の視点を踏まえ、結論から記載するなど、行動に結びついた変化が起きていると思います。特に「RTOCS」で重視されていた、factに基づく意見の提示を学んだ結果、普段からなぜそのように言えるのか、考えたのかの論拠として示すことが増えました。また、これまで躊躇していた場面でも自分の意見を主張することができるようになったと感じています。クラスメイトとの議論の中で、発言をすることを求められていたことが大きく影響していると考えています。
経営においては、様々な事象があらゆる場面で発生します。これまでは、それらを個別のものとして別々に処理をしていました。しかし、BBT大学院での学びを通して「要はなにか?」と考える思考法が身に付きました。その結果、まずは一旦大きな視点でそれぞれの事象を眺め、整理し、ロジックをもって答えを導くことができるようになりました。これにより、日々の判断はもちろん、それ以外にも、社内においてレポートが取り上げられたり、会社を代表して講義をする機会が増えるなど、様々な場面で活用できていると思います。