ビジネスに対する視野が大きく広がり、視点が変わり、どのような問題があっても迷わずに立ち向かう自信が付いたと思います。今まで分からなかったことが見えるようになったり、自部門だけでなく他部門の動きも理解でき、競合他社の戦略や世の中の動きを考え、理解し易く変化したと思います。
まだまだではありますが、毎週のRTOCSを通じて物事を構造的に捉える力がつき、そして、何より、自社の経営陣の前でも、客先のお偉い方々を前にしても、物怖じすることがなくなりました。卒業研究では、全く想定していなかった学長プレゼンに選抜頂き、その事前準備を通じ、また、これからの人生でも、おそらくこれ以上ないほどの緊張感を経験し、これまで苦手意識のあったプレゼンを克服でき、一皮も二皮も向けた実感がありました。立案した新規事業を評価頂けたことで、自分の足で歩いていける自信を付けることができました。
未知と積極的に出会う事の重要性を理解できたこと、これが私にとって最も大きな変化でした。一見辛いことや楽しくないこと、これらすべて自己成長のための新しい出会いという意識を持てば見方が180°変わります。昔は狭かった自分のカンファタブルゾーンが今や無限に大きく広がったことを感じてなりません。こうなるともう毎日が楽しいです。すべてが新しい学び、新しい出会い、指数関数的に成長している自分がそこにいます。
MBAなので経営的なスキル取得が一番と書きたいのですが、必要なスキルは状況に応じて変わっていくため、一生をかけて勉強し続ける必要があると思います。
BBT大学院での学びを通して一番変化したと思うのは、どんなことでも挑戦していこうという気持ちを持つことができたこと。
言い方を変えれば、フットワークを軽くして、しなやかに何でも興味を持って飛び込んでみる、といった感じでしょうか。
通学制であれば、その地域の学生が多いと思いますが、BBT大学院は世界中から様々な学生が集まっています。実際に同期やBBT繋がりで広がった先輩後輩との交流を通して、これまでの自分では見たことが無かった世界と可能性に触れることができました。
このことがBBT大学院を受講して一番良かったと考えていることです。
私は長い間銀行で働いており、安定した生活を求めていました。そのため、性格的に他人に頼る傾向が強くなりました。毎月給料をもらい、問題なく生活ができさえすればよい、と考えていました。しかしBBT大学院入学後、自分の考え方が徐々に変わった気がしました。自分の力で外に対し何か影響を与えていこうという考え方が強くなっていき、最終的に起業を決心しました。
もし他の台湾人も私と同様にBBT大学院の講義を受講できたなら、個人レベルにとどまらず、いつか我々の国をも変えられる力になると信じています。起業後は確かに、現実と情熱の間に大きな差があることを強く実感しましたが、私の信念はやはり変わりません。この理想を実現できるように日々戦っています。
ビジネスをし、大学院の講義を受け、一流実業家の教授陣や異業種のクラスメートと交流し新しい刺激を受けることで、自分の中のものごとを把握する枠組みや引出が多くなりました。その中で自分と向き合い、良い面についても悪い面についても自分を知ることになります。ビジネスでもプライベートでも結局は問題を解決して行くことに尽きると思うのですが、直面している環境やプレイヤーの状況を分析把握しつつ、フェアにあるべき姿を追求するためには、問題解決者としての自己の心の在り方が重要なのだという気づきを得ました。
考え方を学び思考力が鍛えられたと実感しています。また、仕事やプライベート上の困難な課題も解決に導くことができるという自信がついたように思います。また、BBTでの学びを通じて知り合えた仲間は世界中に存在し、このネットワークは何にも変えられない、これからの人生において貴重な財産だと思っています。
もともと技術系の私ですが、経営についての学びは自分にとって2つ目の軸を得たように思います。技術系の人間としてだけでなく、経営の視点から考えることができる様になりました。この2つの軸は私自身の希少性を高めていると感じることが最近多く感じられます。そして何よりこの2年間を乗り切れたということは、MBAのタイトルを得たこと以上に私に自信を与えています。
BBT大学院で取り上げる事案には海外関係のものも多く、今まで国内業務しか視野がなかった私は目が洗われる思いでした。
また同期の院生には、海外業務の経験が長い方も多く、大いに刺激を受けました。その影響で英語の勉強を再開しています。
将来は海外との不動産取引に生かせたらと考えています。
業務が慣れてくると直観だけで答えを出しがちで間違いに陥りやすいのですが、ファクトに基づいて答えを論理的に導くことで、再チェックが出来るようになり、スピードに加え間違いも少なくなりました。