特に、社会に対する貢献という点について、意識が高まりました。BBTでのディスカッションを通じて学んだ稲森和夫さんの言葉「個人にはいろいろな能力が与えられている。 与えられた能力は、それを出し切って社会に尽くす必要がある」や、大前学長の「人は4つの責任を果たさなければならない。社会に対する責任、会社に対する責任、家族に対する責任、自分に対する責任」という言葉が、ずっと心に残っています。
月の1/2近くは外出をしていました。PCアレルギーのない顧客にはスカイプによるMTGに変更することにより、移動時間を削除することが可能となりました。BBT大学院での学びがなければ実施しなかったと思います。また、スタッフでも顧客に対してでも、その発言に対する論点整理が早くなったため、解決策や方向性の提案がぶれなくなりました。
経営やビジネスの知識やスキルは当然ですが、それ以外の習慣として以下の変化がありました。
1) 経営者の視点、自分と異なる立場の視点から物事を捉え、考えようとする機会が増えました
物事を考えるとき、自分が○○の立場だったらどうするだろう、と考えるようになりました。新聞やTVでニュースを見たり聞いたりしたことなども、「自分だったらこうする」とついつい考えます。そうするとそれまで見えていなかった物事に気づくことができます。
2) 何かを見聞きすると、すぐに自分で調べるようになりました
人の発言や新聞やニュースでの評論家の解説などについても、常に「本当?」と問いかけ、自ら調べるようになりました。また、自分の考えや意見を持つようになりました。
3) 時間を有効に活用できるようになりました
限られた時間で、多くのことができるようになりました。
大前研一学長はじめとする一流の教授陣の講義を受講したことで、自らが答えを導き出す力を学び、それが自信にもつながり、考えるという行為が楽になりました。BBT大学院で学んだ事を活かして、今後もビジネスの幅を拡げていきたいと思います。
内的環境での、一番大きな変化は問題解決思考力が身に付いたことだと思います。答えのない環境の中でも、自ら答えを見つけていくための思考方法を学べたのが大きいです。外的環境では、業界、年齢などが多様なBBTという集団にいたことで、視野が広がりました。MBAを取得したからといって急に何かが変わるわけではありませんが、やり切ったことが大きな自信になりました。
物事の本質は何かをよく考えるようになりました。ニュースなど表に出る情報が、何を意味しているのか、興味を持った事象に対して調査し自分なりの解釈を持つことを大事にしています。
BBT大学院に入学するまでは、問題に直面した時に解決案を勘や経験で導き出すことが多かったと思います。しかし、問題発見思考を学習してからは、本質的な問題はどこにあるのかを考え、ロジックに基づいて解決策を導き出すようになったと思います。また、ロジックで物事を考えるようになった事により、分かり易く説得力のある説明ができるようになったと感じます。
社会人として必要な知識やスキル、教養を学ぶことができたため、苦手意識のある事にも臆することなく挑戦する意識を持つことができるようになりました。
また、グローバルに活躍する人材に求められることを学ぶことができ、世界の何処でも誰とでも仕事をすることができる基盤を持つことができたと感じています。このような感覚が在学中から徐々に芽生え始め、入学前は漠然と「MBA」という肩書に憧れていましたが、MBAを取得する過程の「学びや経験」が財産であると感じるようになりました。
一方で、優秀なクラスメイトと自分との力の差を痛感し、継続して学び続ける必要性を感じました。卒業して終わりではなく、どんどん開いていくクラスメイトとの差を少しでも縮めることができるように学び続ける決意をしました。
一つ目に、新しい環境や出会いを不安に思う人間でしたが、新しい出会いがもつ大きな可能性に感動し、迷ったら取り組んでみる勇気が身に付きました。それによって、多くの学び、気づき、出会いをたくさん得ることができております。二つ目にはFactの重要性を改めて実感し、Factベースでものごとを考える冷静な判断力が身についたと実感しております。
BBT大学院での2年間を通じて、自分を変えていける・成長させていける自信が付きました。50代の同窓生が自分以上に情熱をもって新しい学びに挑戦している姿を見たり、ブラック企業で苦しんでいる環境下でも自身を成長させ自力で環境を変えている同窓生がいたりと、周りの人から受けた刺激は何事にも代え難い財産となりました。将来に漠然と不安を感じていましたが、これから先に何が起きても心配が無くなりました。結局、自分自身の力で状況を打開したり、年齢がいくつであっても起業できるという、これまで感じていた制約条件はただの思い込みと気が付くことができたと思っています。