内的環境での、一番大きな変化は問題解決思考力が身に付いたことだと思います。答えのない環境の中でも、自ら答えを見つけていくための思考方法を学べたのが大きいです。外的環境では、業界、年齢などが多様なBBTという集団にいたことで、視野が広がりました。MBAを取得したからといって急に何かが変わるわけではありませんが、やり切ったことが大きな自信になりました。
多種多様な職種や職位の方々との出会いは、「財産」です。起業されている方はもちろん、金融、商社、大手メーカーのエンジニアや経営中枢の方から、ソムリエや製麺所の5代目まで多岐に渡る仲間に出会えただけではなく、「パートのおばさん」にも親切に同等に接してもらえたことで、肩書きによらない自分の人間性やスキルに自信が持てました。また、他業界のお話も新鮮で、いかに自分が狭い世界で暮らしていたかを実感しました。仕事上でも、視野が広がりました。コールセンターの現場では、その特性上、発注元の情報は数字も含めて業務資料として自動的に入ってきますが、実は、自社の情報はなかなか入ってきません。給与は自社からもらっているわけなので、自社の動向は以前から気になっていました。BBTに入ったことで自社のIR情報が多少わかるようになり、生き残るための成長戦略に合致しているのかといったことが具体的に見えてきました。
評論家、他人事とせず、常に自分事として考え対応するようになった。また会社にぶらさがるのではなく、常にアントレプレナーシップを持ち実践を心がけるようになった。自動車部品業界に属する弊社は今、ピンチとチャンスが混在化している。大変な危機ではあるが、ビックチャンスでもある。この点をしっかり理解できている。そして常にPMA(positive mind attitude)を持ち続けられている。
本質とは何か、を考える事を学んだ事で画一的な物の見方ではなく、様々な方向から物事を見る癖を付けることが出来る様になりました。それにより、自分のバリューを出すポイントが分かる様になり、どのように行動すればよいか考えられるスキルが身について来ていると感じます。今後も継続的に実践できるかは自分次第なので自分を律して行動しようと思うようになっています。
自分自身の発想を邪魔する、知覚、感情、文化、環境、知性、表現の壁を取り除いてくれました。これは、大前学長が監修・監訳している、メンタル・ブロックバスターで取り上げられている内容ですが、まさにBBT大学院で実践させていただきました。
実務的な面で色々と得るものはあったけれど、一番の収穫は、この歳になっても進歩できるということの再認識だと思います。
BBT大学院での2年間を通じて、自分を変えていける・成長させていける自信が付きました。50代の同窓生が自分以上に情熱をもって新しい学びに挑戦している姿を見たり、ブラック企業で苦しんでいる環境下でも自身を成長させ自力で環境を変えている同窓生がいたりと、周りの人から受けた刺激は何事にも代え難い財産となりました。将来に漠然と不安を感じていましたが、これから先に何が起きても心配が無くなりました。結局、自分自身の力で状況を打開したり、年齢がいくつであっても起業できるという、これまで感じていた制約条件はただの思い込みと気が付くことができたと思っています。
今までの自分仕事の仕方や将来への不安から入学を決めたわけですが、学んだことについてまだまだ不十分なところはあります。実務で生かせるか、といえば力不足な所も多いと感じます。
しかし、士業として将来どのように生き延びていくべきか、具体的な対策を広い視野から、様々な立場から検討することが出来るようになったと思います。
これも毎週RTOCSで自分自身が経営者になりきり、経営課題解決のトレーニングを積んだおかげだと思います。
既存の業務を継続している状態だと、ある程度、その業務に精通した視野や関係者との繋がりは得られますが、一歩踏み出したことにより、違う世界が見えるようになりました。Jack Welchが発信したメッセージにも“Control your destiny, or someone else will.”とありますが、40歳を目前に、与えられた業務やポジションをこなす人生では、自身の選択肢が先細りし、人生に充実感が得られないのでは、とも考えていましたが、受講により、40歳でも可能性が追求できる事が証明できたものと思います。
以前からも異業種の方と意識的に交流していましたが、BBTに入り、異業種でも経営層の方とお会いして話す機会が格段に増えました。こういった方と話をしていても、BBTでの学びが役にたっており、同じ目線で話ができ、いろんな情報も入手できるようになり自分自身の幅の広がりを感じます。