BBT大学院では毎週の課題を通じて、決断することを徹底的に訓練されます。決断をするにあたっては、現状の正確な把握と本質的問題点の洗い出し、解決策の列挙と絞り込みというプロセスを経ます。論理的思考(左脳)と直感(右脳)で“キャッチボール”をしながら進めていくそのプロセスは、自分自身を取り巻くあらゆる事象においても活用することができます。業務において戦略を決める際、キーマンを説得する際、1週間のスケジュールを決める際、また今後のキャリアを考える際にも有効です。決断することができるようになった自分は、人生に明確な意志を持つことができるようになったとも言えます。
長い社会生活を通じた経験の中で、業務を推進していく上での考え方、具体的な方策などについての一定以上レベルの自信をもってはおりました。しかしながら、そこには客観的な根拠が乏しく、他企業、他業界において通用するものかどうかについての検証もできず、そのため確証も持ち合わせていませんでしたが、BBT大学院での学友とのAC上、スクーリング、オフ会等での議論を通じ、その不安はほぼ解消し、根拠のない自信から根拠以上の事実を併せ持った確信へと変貌していきました。
論理思考、イノベーション、企業再生手法などを学び、自ら情報収集・分析し課題を見つけ、問題解決の方向性を出す癖がついた。起業志望であったが、多くの仲間と話すうち自社でもまだできることがないか?と考えるようになりました。RTOCSで様々な業界を深く調べることで、ビジネスのヒントも多く得、チャンスを発見でき、まずはできる範囲でチャレンジ、実践するようになりました。
今までは目の前にある仕事をこなす事に追われていた部分が大きかったですが、BBTで学んだことで会社全体を考える事ができ、またそれも面白いと感じるようになりました。また、様々な職種の仲間が出来た事で今までにはない刺激を受ける事ができ、新たな発想のヒントになることも多いです。
「メディアがこう言っているから」、「世間ではこうなっている」という情報を鵜呑みにすることは止め、気になることは自分でデータ等を知らべ、ファクトを確認し、仮説を立て、論理的であるかどうか自分の頭で考えて判断するようになりました。そして、今、自分が社会的な課題に対して何ができるのかを考えるようになりました。今まではただ漠然と「こういう事業をしたい」と考えていましたが、卒業研究を受講し、教授から指導を受けることで漠然としていた事業計画がより具体的なものになり、起業を決心することになりました。
今までは難しい課題が与えられると自分にはできるだろうかと思い悩むことも多々ありました。しかし、BBTでの学びを通じて、どんな難しい課題でも解決できるという自信を身につけることが出来ました。今では、難しい課題があると、積極的に手を挙げ挑戦するようになりました。
大きな変化の一つとして、変化の激しいビジネスシーンの現状に対応するために、常に最新情報を入手しようという意識が高まったことが挙げられます。また、本校在学中に感じていた成長が止まってしまわないよう、興味があることには積極的に行動できるよにもなりました。自身のキャパシティの拡大と関心の広がりを感じています。
入学前までは、目の前で起きている事象に対しては、興味もなく「ああ、こんなもんなんだろう。」「こうやればなんとかなるだろう。」と考えていました。BBT大学院入学後では劇的にその考えは変化しました。「これは、どうしてこうなったのだろう?」「なんで、自分はやっていないのだろう」などと考える癖がつき、そこから本質的な問題点は何かと考えるようになりました。そして、解決するためにどうやって解決していけばいいのかと考える癖がついたと思います。当然決まった答えなどあるはずもなく、日々悩んでいますが、取り組んでいく姿勢が自分自信を成長させると思っています。
大学院のハードなカリキュラムに慣れると、時間の使い方、優先順位のつけ方が入学前に比べると格段にうまくなります。
学長の言葉で、「やりたいことは全部やれ!」という言葉がありますが、入学前では理由をつけて後回しにしていたことを、時間の使い方の工夫や、広がったネットワークを活用し、行動するという習慣がついたと思います。
BBT大学院で出会った多くのクラスメートも様々なことに挑戦しており、そういったクラスメートからも刺激を受けました。自分も挑戦し、行動しなければいけないと強く思うことが増えました。
MBAの学位そのものよりも、問題を解決していく思考法やいかにイノベーションを生み出すか、こういったことを考える力がついたことが大きいと感じます。これはビジネスではもちろんのこと、新規事業や起業にも大きな発想の源となることでしょう。