今までは難しい課題が与えられると自分にはできるだろうかと思い悩むことも多々ありました。しかし、BBTでの学びを通じて、どんな難しい課題でも解決できるという自信を身につけることが出来ました。今では、難しい課題があると、積極的に手を挙げ挑戦するようになりました。
常に学ぶことを意識するようになりました。学ぶということは机に向かって勉強することだけではなく、人とのコミュニケーションの中で、そして日々目にする情報の中から学ぶことができるものだと考えるようになりました。また、仕事で難解な問題に直面した時に、当事者的な思考だけではなく、第三者的な思考で新しい手法を考えるなど、より効果的な打ち手を考えるようになりました。 また、仕事、プライベートを両立したまま、このBBT大学院で2年間で学んだことは、自分にとって自信になりました。
ずばり、仕事のスピードが格段にあがりました。
例えば、今私の名刺フォルダには数百人の同窓の仲間の名刺があります。業種も様々、担当業務も様々な方々です。いままで何か新しいことをするときは、見ず知らずの業者に声をかけたりしながら、おそるおそる見積もりを取ってみたりしていましたが、今は、名刺をぱらぱらとめくり、電話一本で「こんなことしたいんだけどちょっと相談乗って」でスタートが切れます。
私の場合は特に新規事業をやっていることもあるので、結果として仕事のスピードが数倍上がった気がしています。 実力が身につくということ以外に、こうして得られた人的ネットワークはとても貴重な財産ですね。
考える目線があがったこと、視野が広がったことが挙げられます。BBT大学院でとりあげるテーマは企業経営に始まり、政治、経済、海外情勢、はたまた、ライフスタイル・趣味といったところまで広がっています。会社の中で仕事をしていると、どうしても自分の業界、自分の会社、さらにせまく自分の仕事の領域で物事を考えがちですが、BBT大学院で学んでいるうちに、それまでとは違う視点、視野で考えている自分に気づくことが増えてきました。
MBAの学位そのものよりも、問題を解決していく思考法やいかにイノベーションを生み出すか、こういったことを考える力がついたことが大きいと感じます。これはビジネスではもちろんのこと、新規事業や起業にも大きな発想の源となることでしょう。
BBT大学院でビジネスのフレームワークと共通言語を身につけることで、自社他社問わずあらゆる立場の人ともスムーズにコミュニケーションが取れるようになりました。相手が社長や会長でも同じですし、ビジネス界以外でも、自治体や国家、あるいは家族にも適用できる考え方が多いです。
その場その場で伝え方は変えないといけませんが、それも含めていろんな人とコミュニケーションすることが好きになりました。
「メディアがこう言っているから」、「世間ではこうなっている」という情報を鵜呑みにすることは止め、気になることは自分でデータ等を知らべ、ファクトを確認し、仮説を立て、論理的であるかどうか自分の頭で考えて判断するようになりました。そして、今、自分が社会的な課題に対して何ができるのかを考えるようになりました。今まではただ漠然と「こういう事業をしたい」と考えていましたが、卒業研究を受講し、教授から指導を受けることで漠然としていた事業計画がより具体的なものになり、起業を決心することになりました。
事実に基づきロジカルに物事が考えられるようになり、世界中どこに行ってもやっていく自信がつきました。 また、通常業務においても自信をもって問題解決が図れるようになりました。
BBT大学院に入学したからには、そこに存在するものすべてを吸収して、自分のものにしてやろうと決意していました。 AirCampusでクラスメートとの議論によって生まれる集団知。 いくつかの科目で設定されているグループワークでのリーダーシップ。 RTOCSに限らず科目のほとんどの課題に設定されている経営者としての考え方。
入学してから直ぐにこれまで蓄積していた知識を絞り切ってしまい何も出ないカラカラの状態になりました(笑)。それでもさらに、次々と「考える」ことを要求されます。実は、カラカラになってからが、本当の意味での学びのスタートだったのですね。 このような知的で濃密な経験は、通常の仕事をしているだけでは体験できないものです。
解決できない問題はない、というような自分の思考能力に対する揺るぎない自信を身につけることができました。
RTOCS(Real Time Online Case Study)で鍛えられた習慣で、経営者であったらどうするか、と言う視点で世の中の動きを見ることができ、物事をあらゆる方向から見る習慣が得られたと思います。また大前学長の仕事も趣味も全力で楽しまれる姿勢を見て人生を充実させたいと、良い意味での野心を持つことが出来たように思います。