物事の見方が変わりました。データで見る、一次情報を取る、分解する、統合する、世の中の大きな流れ、小さいが強い流れ、自身の所属する会社を取り巻く環境、他社の現状とこれから、、、などを広く深く見るようになりました。
そして自信がつきました。人と接している中で、ふとした時、過去の作成資料と現在を見比べ、自分自身で成長実感を得られたし、単純にこの2年の自分の行動量に自信がつきました。
付き合う人も変わりました。高校、大学の友人と社内の人間だけでなく、同じ志を持つ多種多様な業種や様々な年代の方々との絆ができたことは非常に大きな財産です。
入学前は自分の知識や思考に対して自信が持つ事ができず、会議等で発言する事も苦手だったのですが、MBA取得までの沢山の講義とACでの議論を経験したお陰で、自分の知識や思考に対して自信を持てる様になりました。又、こんなに社会の中で踏ん張って頑張っていると尊敬する事の出来る同級生が多く、一生付き合っていける仲間と出会う事ができました。
多種多様な職種や職位の方々との出会いは、「財産」です。起業されている方はもちろん、金融、商社、大手メーカーのエンジニアや経営中枢の方から、ソムリエや製麺所の5代目まで多岐に渡る仲間に出会えただけではなく、「パートのおばさん」にも親切に同等に接してもらえたことで、肩書きによらない自分の人間性やスキルに自信が持てました。また、他業界のお話も新鮮で、いかに自分が狭い世界で暮らしていたかを実感しました。仕事上でも、視野が広がりました。コールセンターの現場では、その特性上、発注元の情報は数字も含めて業務資料として自動的に入ってきますが、実は、自社の情報はなかなか入ってきません。給与は自社からもらっているわけなので、自社の動向は以前から気になっていました。BBTに入ったことで自社のIR情報が多少わかるようになり、生き残るための成長戦略に合致しているのかといったことが具体的に見えてきました。
年齢もバックグラウンドも違う学友と深く討議する機会はなかなかないことだと思います。否応なく迫って来る課題の提出期限を、例え100%ではなくとも、確実にこなして行く形にしていくという、納期に対しての意識を身に着けざるを得なかったと思います。できる範囲内での努力で、どう受講をスムーズにこなしていけるかという、スケジューリングの勝負でもあったと思います。
今までは管理者でありながら視点が個人レベルにとどまっていたのに対して、一気に俯瞰できるレベルまで広がりました。実務水準で物事を考える課題に取り組んだ成果だと思います。ついでですが家庭も一つの事業体として捉えるようになり、家計のみでなく子供たちの教育についても大きく考えを改めさせられました。
常に学ぶことを意識するようになりました。学ぶということは机に向かって勉強することだけではなく、人とのコミュニケーションの中で、そして日々目にする情報の中から学ぶことができるものだと考えるようになりました。また、仕事で難解な問題に直面した時に、当事者的な思考だけではなく、第三者的な思考で新しい手法を考えるなど、より効果的な打ち手を考えるようになりました。 また、仕事、プライベートを両立したまま、このBBT大学院で2年間で学んだことは、自分にとって自信になりました。
冗談半分、本気半分というところです。事実の捉え方や問題解決の考え方など、これまでわかった気になっていたことが、実践を通じて身についたと感じたのは勿論のこと、人生の中で、これほど寝なかった期間はないと思います(笑)。何とか体はついてきたので、これまで以上に睡眠を取らないことにビビらなくなったことが一番の変化かもしれません。
BBT大学院では何かを成し遂げたいと思った時に、付き合う人、使う時間、住む場所を変えることが重要と教わります。実際に目標ができると、そこに到達するために自分を客観的にコントロールする必要があることを学びました。自分の時間には限界があります。その時間を最大限活かすために、これら3つのファクターにこだわるようになりました。
BBT大学院に入学したからには、そこに存在するものすべてを吸収して、自分のものにしてやろうと決意していました。 AirCampusでクラスメートとの議論によって生まれる集団知。 いくつかの科目で設定されているグループワークでのリーダーシップ。 RTOCSに限らず科目のほとんどの課題に設定されている経営者としての考え方。
入学してから直ぐにこれまで蓄積していた知識を絞り切ってしまい何も出ないカラカラの状態になりました(笑)。それでもさらに、次々と「考える」ことを要求されます。実は、カラカラになってからが、本当の意味での学びのスタートだったのですね。 このような知的で濃密な経験は、通常の仕事をしているだけでは体験できないものです。
解決できない問題はない、というような自分の思考能力に対する揺るぎない自信を身につけることができました。
今までの自分仕事の仕方や将来への不安から入学を決めたわけですが、学んだことについてまだまだ不十分なところはあります。実務で生かせるか、といえば力不足な所も多いと感じます。
しかし、士業として将来どのように生き延びていくべきか、具体的な対策を広い視野から、様々な立場から検討することが出来るようになったと思います。
これも毎週RTOCSで自分自身が経営者になりきり、経営課題解決のトレーニングを積んだおかげだと思います。