前職では一部上場企業のIT統括執行役員を務めていました。経営課題を自分なりに整理して、ITも駆使し、解決していく提案を経営者に出しましたが、その時は力及ばずの状況でした。そこから、このままの自分では、企業や世の中の真の課題を解決することはできないと心の中で確信しました。経営者としての度量を一から身に着けなおし、再出発をする覚悟をして、起業することを視野にBBT大学院の門を叩きました。
ビジネスを行うために必要不可欠な力とは何かを考えたときに、問題解決力などの実践的な実力養成が必要不可欠であること、そして常に考え答えを自分で出していく力を訓練する場が必要であったこと、これら自分のキャリアパスに必要不可欠なスキルを得るためMBAの取得を考えました。
入学した時に丁度30歳で、ITだけでなく経営や戦略までコンサルティングの幅を広げるべく、戦略コンサルティング企業への転職を試みました。しかし、名だたるコンサルティングファームで書類選考に通ったのが2社、1社は最終面接まで行きましたが不合格でした。そこでまたITのコンサルティングを行いつつ、MBAを取得して、再度戦略コンサルティング企業への転職をしようと考えたことがきっかけでした。
営業の仕事をするなかで、自分には不足しているスキルが多くあることに気付くようになりました。大学は経営学科を卒業しましたが、恥ずかしながら実務で使えるスキルはほとんど身に付けていませんでした。そこで学び直しを考えたのですが、キャリアアップも考えてMBAに挑戦することにしました。
2007年には国内最大級のソーシャル・ネットワーキングサービス『mixi』の全盛期にエンジニアのリーダーを努めていました。全国から集った選りすぐりの優秀なエンジニアをマネジメントしていく中、ユーザー視点に熱意を傾けていた現場エンジニアの思いを実現させていくためには、様々なステークホルダーと調整が必要であり、そのためには自身の成長が必須だと感じる機会が増えてきたためMBAの取得を考えました。
現在勤務している会社では、前職の経験を活かす事で、入学前には次長職になっていました。しかし、私は大学を卒業してからは飲食業でしか働いた事がありません。今後、大きな視野で意思決定をしていく立場になるにあたり、自身の知識や能力が非常に偏っている事に気づき、このままでは通用しない、そう考えるようになりました。自身が管理職として会社経営の一翼を担うにあたって、今までの経験に基づいた感覚だけではなく、経営の実務を学ぶことが必要だと感じた事がきっかけです。
成長する中国にある子会社という事で、赤字であっても、規模が成長していれば大目に見てもらえるという甘い環境が続いていました。自分では、「いつまでもこのような環境を続けていてはいけない」と危機感を感じていましたが、感覚と経験のみに頼っていたため、具体的にどうしたらよいのかという事が見つけられずにいました。こういった状況を打破するため、体系的な経営スキルが学べるMBAの取得を考えました。
日々の業務での経験や自己学習による知識修得だけでは、自分はこの先価値ある社会人として存在し続けることが出来るのかという漠然とした不安に駆られる毎日でした。そんな中で、MBAの中のいくつかの要素に興味が湧きました。私は、体系的なカリキュラムをスケジューリングされ、その学びの結果を単位取得という結果がでる形が、継続的に学ぶ上で合っていると感じました。
在職中、マネジメントとして、会社の経営課題や経営数値についてシェアされる機会が増えたのですが、全くの門外漢で本質的に何が起こっているのか理解できず、部下メンバーに会社の状況を自分の言葉で説明することができませんでした。経営層と話していても、視点の違いを感じていました。また、役職定年などの降格人事もある中で、自分のスキルをさらに高めて、何が起きても自分自身で道を選択できる状態にしておきたかったので、経営=世の中の仕組みを体系的に学べるMBA取得に挑戦しようと考えました。
現在の部署に異動になり「新規事業を立案せよ」というミッションに対して、私はさまざまな部署を経験したものの、自社を取り巻く環境の範囲内のことしか分かっていないことに気づきました。新規事業を考える上で、経済や世の中がどのように動いているのか全然わからない状況で、右に進むべきか、左に進むべきか、判断できないことに恐怖感を感じました。例えると「大海原に投げ落とされた感覚」に危機感を抱いたのがきっかけです。