入社以来、希望していた海外部門への社内転籍を機会を掴み、海外駐在を含め10年の海外部門を経験しました。プレーヤーからマネジメントの立場になった際、自らの知識と見識不足を痛感。成功や失敗など様々な経験を積み、国内に帰任となりました。国内帰任直後は目標を失い、自身のキャリアについてもまったく将来を描く事ができない状況でした。空虚な毎日に何かの目標を探している時にMBA取得を見出しました。
管理職になり、所属する組織の管理職に対するトレーニング、営業やマーケティングとの協働などを通じてビジネスや組織の管理、戦略立案、ポートフォリオ管理などに関する知識とスキルを断片的に得ていたものの、体系的に学んでいないことがリーダーとしての能力の限界になっているのではないかと悩んでいました。上司がMBAホルダーで、部下にもMBA取得志望がおられて、具体的にどのようなスキルや知識が得られるのかを調べているうちにMBAへの興味が大きくなっていきました。
前職で東南アジア地域における新規IT事業の企画および業務遂行にチャレンジしましたが、目標とする収益まで届かず、事業としては撤退となりました。帰国後に振り返ってみたときに経営リテラシー全般が足りていなかったことを実感し、自分にとって一番効率の良い手段として、MBA取得を考えました。駐在時代の上司がMBAホルダーで、非常に尊敬できる方であったことも影響しています。
多国籍のビジネスマンとの取引を通じて、グローバル競争環境下における自身のレベルの低さを痛感し、悔しい思いしてきました。例えば、問題解決能力、グローバルチームビルディング、プレゼンテーションなど、どれをとっても私の力は及びませんでした。このままでは近い将来、ハングリー精神と能力を備えた新興国の若者たちに圧倒されてしまい生き残れないのではないかという強い危機感を覚えたので、新たな成長を求めるべくMBAの取得を決意しました。
きっかけは、約1年半出向し、海外案件に携わったことです。具体的には、それまで自分なりに経営に関する知識や資格は習得してきたものの、海外の異文化の方々と接するうちに、論理的な考え方や本質的な物事のとらえ方などが欠如してると実感しました。また、そのプロジェクトのメンバーや取引先企業の方にMBAホルダーがいたことや取引先企業の中に働きながら学校に通う方がいることを知り、自身も更に体系的な知識習得に貪欲にならなければならないと感じたことです。
私の会社ではキャリア申告制度と言って、部署の異動を含めて自分が今後どのようなキャリアを形成していきたいかなどの希望を提出することができるのですが、導入評価やポートフォリオ策定などを行う部門への異動を考えたことがきっかけです。現所属の臨床開発部門での業務は面白く感じていましたが、今後の自身のキャリアを形成する上で、同部門でポジションを高めることよりも、他部門での経験を積んでみたいと思っていました。キャリア申告制度で希望を出すにあたり、MBAの知識を得たいと考えたことがきっかけです。
MBAの取得を考えた理由は二つあります。
一つ目は突発の交通事故に遭ったことです。交通事故の影響で頚椎ヘルニアになり、手の痺れのためパソコンを打つことすらできない状態に。療養時の唯一の楽しみが読書だったのですが、その時に、大前学長の『やりたいことは、全部やれ』という著書に出会い、長年「経営の体系的スキルがないままでいいのか」と疑問を感じていたことを思い出したのです。痛みに屈っしている場合でないと考え、MBA取得というもう一つ高い目標を掲げて、自分を追い込む環境を作ろうと思いました。
また、父は会社と専門学校の経営、母は婦人服販売の会社を経営していたことから、私も会社経営の知識を得たいと考えたことがもう一つの理由です。
理由として大きく3点あり、1点目は、30歳を過ぎてから数多くのビジネス書を通じて経営学を学んできたが、独学では限界を感じたこと.。2点目は、自社の事業転換に伴い、より構想力・イノベーション力の啓発が必要になったこと。3点目は、異業種の仲間との交流を通じて視野・視座の拡大を求めるようになったことがきっかけです。
営業職をメインとしていたため、製品をただ販売することに関して限界を感じ、新たな営業展開をできないか模索していたこと。また、営業展開をしていくに従って、部門を超えた担当者に製品を販売するにあたリ、色々な価値観の人たちとの交渉をしなくてはいけなくなっていったこと。また、自社内でも各部門間での多種多様な人達での調整に限界を感じ始めていたため、新たな知見が必要ではないかと思い始めたからです。
以下の3つの理由が相乗して、MBA取得を志しました。
1. 能力を高め、知識を増やしたい。
ビジネス基本スキルである「構想力・論理思考力・問題解決力等」と、ビジネス上の大局観を持つための「必要な幅広い知識」の両方に脆弱性を感じており、総合的な学習による脆弱性克服は急務と考えた。
2. 上記1の高めた能力と増やした知識で、会社の業績向上に寄与したい。
MBAは如何なる場面・状況においても有効なビジネススキルを養成する内容であり、今後どのような職務を担当しても、会社業績向上に寄与できる能力・知識を得ることができるものと期待した。
3. 会社の業績向上とともにCSR活動の内容・規模を拡大し、その業務に自ら携わりたい。
「CSR活動が企業の社会的存在価値を高め、会社の持続可能性を高める良いサイクル」創りに役立つ能力と知識を得たいと考えた。