IR事業は複数の企業と行政がコンソーシアムを形成し大型の商業施設を運営しますので、WIN-WINを成立させるためにはMBAの学びが必須だと考えました。MBAは体系的かつ包括的に経営を学ぶことができ、私は特に事業構想力と問題解決力において学びを得たいと思い、机上の空論ではない実践的な訓練を積みたいと考えました。
忙しい日々の中で10数年変わらぬ業務をしながら年数を経ていくことに対し、何かくすぶっているものを感じたのが30代後半。しかし忙しい職場でキャリアの方向性について考える余裕などありません。でもいずれ経営に携わりたいという思いが根底にあり、それにはMBAで確かな知見を持たないと昨今の業績不振や不祥事を起こす企業のようになってしまうと感じていました。つまり目先の仕事以外からも学びが必要であり、例えば客観的に見て自社の経営戦略が今の時代に合っているのかを検証することが必要だと感じました。それには論理的・構造的に考えてアウトプットする力が重要です。しかしMBAを目指すことは自分には難易度が高いと考えて、入学を決断するまでに数年かかりました。それまでの間、オープンカレッジの問題解決力トレーニングプログラムの基礎と実践を受講し、トライを重ねていくうちに何とか大学院でやっていけるかもしれないと思うようになりました。
何かを学びたいと考えだしたきっかけとしては、東日本大震災。あの光景を見て、無力を感じたのと同時に、自分一人では何もできないが、何かしらの力になれる事はあるのではないか? 被災地では眠れない毎日を送っている人々が大勢いるにも関わらず、自分は楽していて良いのか?と考え、何か学べることはないか、と思ったことがきっかけです。
仕事を進めていく中で、だんだん今までのやり方ではビジネスとして通用しなくなってきていることに危機感を感じていました。また、答えがあることよりも答えの無い事象に直面することも増えており、自ら答えを出せる視野と判断力の必要性を痛感していたからです。変化の激しい社会で競争力を持ってビジネスを進めていくために、体系的に経営を学ぶ意味でMBA取得を決意いたしました。
かつてはニッチな市場を相手に安定した商売を継続してきた自社ですが、消費者の動向が劇的に変化し、まさに大前学長のおっしゃる、「デジタルディスラプション」で、いつ業界ごと突然死してもおかしくない段階に入ったという危機感を持っていました。そのような激動の時代に、個人としてのスキルアップはもちろん、今の自社の在り方を変えるくらいの新しい事業を生み出せるような考え方、リーダーシップを身につける必要性を日増しに強く感じるようになりました。また、MBAの学びに入る前から、BBTオープンカレッジの問題解決コースを2年間経験して自分なりの手応えを感じ、この方向でもっと自分を成長させる学びを探していたこともありました。
国内営業を経験後、海外の販売会社管理やマーケティングなど様々な部署や環境に身を置いて自身のビジネススキルの低さに気付いたことがきっかけです。MBAはビジネス全般を学ぶことが出来るので、実務に活かせる学びだと思い取得を決意しました。
入社して3年が経過したタイミングでMBA取得に関心を持ち、MBAホルダーの先輩方に話をお伺いしてきました。
しかし、興味・関心だけが募っている中、高い授業料を払ってまでその必要性を感じることができず、大前研一学長などの書籍を通した独学での勉強だけに終わっていたのが事実です。
なかなかBBT大学院を通した自身のキャリアアップの明確なゴールがもてず、新たな大きな仕事を任されるなど環境変化に流される日々が続いていました。
転機は事故による九死に一生の体験からです。残りの生かされた人生は「挑戦」して自身を高め、さらなるキャリアアップを自らの手で掴みたいと思いました。
そのためには、将来必要とされる真のリーダーへの第一歩として厳しいながらも成長できる環境に身をおき、自身を高めて今後のキャリアアップとして問題発見・解決力、マーケティングに関する知識やスキルを身につけたいと心から願うようになり、挑戦を決めました。
工業高校から工業大学、インテリア、住宅、マンション、アパレル、飲食等、数社の会社で、一貫してモノづくりの建設業界に携わってきました。次のステージでは、技術・営業が分かる経営層として、もっと高く・広い視点で仕事をしたくなったためMBAの取得を目指すことにしました。
海外の顧客企業と取引を行なう中で、海外では自分と同年代でも部長級以上で活躍している人達が多い事を実感しました。 日本では年功序列で、海外では実力主義という事も理由の一つではありますが、同時にそういった役職についている若い人達は自身で勉強をしている事も実感しました。 日本企業の中にいると(特に伝統的日本企業)こういった文化や人材育成制度はあまり期待できず、自分で学び、能力をつける事が必要だと感じた事がMBA取得のきっかけです。 勿論その前提には、ビジネスマンとして自分の能力を磨き、経営者になりたいという意志が以前よりあったこともあります。
もともと、社会人になっても常に勉強する姿勢を持ち、見識・教養を広げていきたいと考えておりました。一部、自己啓発などのセミナーにも参加していました。特にMBAを意識していたわけではなかったのですが、それが転職をきっかけに変わったのです。転職してすぐ社長からBBT大学院の存在を教えていただきました。ただでさえ転職や転居で慌ただしい日々を送っていたので最初は迷いもありましたが、人生において大きな変化の時期だからこそ、さらに変化を加速させるような状況に身をおいて、自身のイノベーションをかけようと考えました。願書を出した当時は31歳でしたが、若い時期のチャレンジこそが、これから先の人生においても得るものがより大きくなると感じて一歩を踏み出しました。