いつかは自分で起業し、世の中に貢献したいと考えていました。海外駐在なども経験させてもらい、経営に近いポジションで仕事をしてきたものの、本当に経営スキルが身に付いているのかと自問自答。自分で起業するにはスキル不足であると考えBBTに飛び込みました。
転職を決意して、会社に辞表を提出した時、今までの自分のままでは何も変わらない、何か違ったことを行って変わりたいと考えていました。今までと同じことをしていたら、転職した意味がないと思ったからです。そう考えている時に、知人に転職するのであれば、勉強をしたらいいのではと言われました。そのあと押しもあり、MBA取得を考えました。
システムエンジニアとしてさまざまなシステム開発・導入・運用保守を行う中で、会社全体のICT戦略を検討する機会が増えるようになってきました。これまでITスキルばかりを磨いてきた自分にとって、そもそも戦略を練るというアプローチの仕方が分からず限界を感じていました。ICT戦略といっても明らかにITだけでは解決できない課題を感じており、組織の問題や市場の問題、会計上の問題など当時の自分にとっては限界であったと思います。これは何か体系的に学び直す必要があることを感じ、経営という分野に気づきました。ただ当時勤めていた企業内において経営について学ぶには立場的にも難しさを感じ、自身で学べる道を探したところMBAに行き着きました。
もともと化学のバックグラウンドを持っていたため、大学院を修了後に化学品商社に入社、その後化学品メーカーに転職し、合わせて6年ほど法人営業に従事していました。しかし、営業という仕事を日々続けている中で、「この仕事は、本当に自らのライフワークに出来るだろうか」「このまま同じ職を続けていて、自分の力で生活していくスキルが身に付くのだろうか」という不安を覚えました。自分のやりたいことを自分で切り開いて生きていく力を身に着けたいと思い、経営スキルや起業という選択を考え始め、MBAの取得を決意しました。
生物研究や臨床検査といった医薬の研究に携わった後に、ITエンジニアとしての転職をしました。研究現場でのニーズとITエンジニアの考え方や要求の両面が理解できる様になり、様々な場面で活躍できる様になりました。しかし両方の言い分を汲んでいるだけでは板挟みとなり、自身が世話しなく動き続けるだけになってしまう現実があり、打破するために自身の価値や行動をビジネス目線で話せる力が欲しいと考えMBAを取得することにしました。
BBT大学院を知ったのは説明会参加やネットの情報が最初ではなく、当時勤務していた山口県の前任者がたまたまMBAホルダーでした。それまでMBAという言葉こそ知っておりましたが、特に理由もなく自分には関係ない話だと感じており、その前任者の方から受けた影響は大きかったと振り返ります。特に、MBAについての事前知識や準備もなく入学をしたのですが、今となればその決断は間違ってなかったと思えているので良い決断をしたと感じております。
前職の昇級・昇格試験の場で自社の成長戦略を提案したのですが、結果は散々で、なんと経営陣から「期待していたのに失望した」とまで言われてしまいました。そのときに、実力をつけたいと思ったことがきっかけです。「俺は間違っていないぞ」ということを証明したかった気持ちもありました(笑)。
その時の課題は「100年後を見据えた成長戦略の提案」でした。BBT大学院で学んだ今、当時の内容を振り返ってみると方向性としては間違ってはいなかったと思います。自信をもって提案できなかったことが一番良くなかったのだと思います。経営陣からしたら、言い出しっぺのくせに任せられるような気合が感じられなかったのでしょう(笑)
今なら、PEST、5F、STP、4Pなどのフレームワークでファクトを整理し、自信をもって提案できるように考え尽くすと思います。
抜け漏れが無いように考え尽くす訓練はBBT大学院で存分に積めました。
「より良い社会にしていきたい」を核に、ビジネスパーソンとして成長していきたい自分にとって、MBAでの学びはその成長を促進するために必要なエッセンスです。MBAはビジネスにおける問題発見力と解決力を高めるために必要な知識・考え方を広く学んでいくもので、マーケティング、経済、会計、組織管理、リーダーシップ、コンプライアンス、IT、論理的思考力、批判的思考力、といったことを学んでいきますが、いずれも必要な知識・考え方だと思っていました。だからこそ、MBA取得を社会人=ビジネスパーソンとなって、すぐに考えるようになりました。
編集や広告営業などを経験した後に、営業・マーケティング部門へ異動となった。体力には自信があったため、配属当初は営業に没頭した。自身だけの営業成績では前年比120%程度の実績を上げることができたものの、単に労働時間を増やして営業成績を上げたに過ぎなかった。ちょうどこの時期から、自社で長時間労働の抜本的な見直しが図られたため営業の他メンバーに長時間労働を強いることはできないし、組織間の壁も感じられた組織としてのマーケティング力にも課題があると感じていた。しかしこれからの問題点に対する解決策の検討もつかなかったため、この課題解決のビジョンを得るためBBTへの入学を決めた。
きっかけは、7~8年前に遡りますが、初めて某ビジネススクールの単科に通い、社会人としての「学び」の重要性と楽しさを知るとともに、自身の「値札」の低さを改めて自覚したことでした。入社して20年余、体系的にビジネススキルを学んだことがなく、自分が成長していると思えない中で、社歴を重ねるにつれ、それなりに役職が上がり、部下を持つ立場になっていることに不安を覚えていました。そこで、ビジネススキルのベースとなる、論理的思考力や問題解決力を実戦で使えるまでしっかり身に付けるため、MBAのコースで学ぼうと考えました。MBAの学位を取得することが目的ではなく、力がついた結果としてあったらあったでいいくらいの感じで捉えていましたが、頑張る先にMBAがあることは、長期間勉強を継続していく上でとても励みになり、最終的にMBAを取得出来たことは、自身に充実感と達成感をもたらしてくれました。