脱サラ後、飲食業を始める為の修行の一環として訪れたカリフォルニアでワイン学やレストラン経営学を学ぶうちに、学びの楽しさを知るようになりました。そして、将来経営者になるのであれば、一流の経営学を身に付けたいと思うようになりMBA取得のため入学を決意しました。
MBAを取得したかった理由は、私の人生で「やりたいこと」の一つだったということでした。MBAは、お金があり、選ばれた人にしか与えられない贅沢な学位だと思っていました。20代の頃、私は仕事で成功したいがために、自己啓発本や業界本などを読み漁っていたのですが、その中のいくつかにMBAうんぬんといったタイトルの本も含まれていて、それがMBAの存在を知るきっかけでした。こんな素晴らしい学位があるんだ、でも自分にはあまり関係のない学位なんだろうな…と思いながら、だらだらと過ごしていた矢先、BBTで、40歳以上の人を対象とした説明会があることを知り、興味を持って参加してみました。その説明会でいろいろ話を聞くことができ、自分にも取得できるかもしれないと、可能性を強く感じることができました。
中国の現地法人に6年間駐在し、現地会社のマネジメントに携わりました。その際に、経営に関する体系的な知識や能力が不足していることを痛感しました。日本に帰国した後、それら足りないものを習得し、将来の機会に備え、MBA取得を考えました。
創業以来、事業拡大を考えたことはありませんでしたが、17年目くらいに「自社のサービスは社会貢献ができている。更に幅広く社会貢献ができる会社にしたい」と考えるようになりました。しかし、これまでビジネスを一切学んだことがなく、事業拡大のためには、社長である自身の成長が必要不可欠であると気付きました。
そのタイミングでBBTの卒業生との出会いをきっかけに、すぐに入学を決意しました。
私は、経営コンサルタントとして、様々な書籍等を通じて、自分なりに勉強してきました。しかし、実務を通じて、それなりに自信を付けることができた反面、「本当に自分のやり方はクライアントにとってベストなのだろうか」と思うようになりました。そこで、様々な課題が見えてきたタイミングで、第一線で活躍する世界的コンサルタントによる経営コンサルティングの手法を体系的に学びたいという想いが強くなり、MBA取得を目指すようになりました。
私がMBA取得を考えたのは、グローバル化とAIの発達により、将来自分の仕事がなくなるのではないかと危機感を感じたことがきっかけです。今の自分を抜本的に変えないと、これからの激動の時代を生き抜いていけないと猛烈な焦りを感じ、BBT大学院の門をたたきました。
MBAを目指したきっかけは2つです。当時従事していた業務のマネジメントスタッフとして、OJTだけでは成長の限界を感じており、ゼネラルな視座を高めるためでした。自社における課題意識を持ちつつも適切な提案力を培うには、全体を観る視点(BBTでは構想力)が不可欠だと感じたからです。そして自社の人材戦略と社内PJを渡り歩く自身のキャリアパスに漠然とした危機感もありました。一度立ち止まって外の世界を知り学び直すことで、将来のありたい姿と現状のギャップを埋めて今後の目標を再設定したいと思い、MBAという学びの場を選びました。
BBT大学の学部修士一貫制度を利用し、MBAに挑戦しました。そもそも、BBT大学への入学も学位は意識しておらず、ましてやMBA取得も全く念頭にありませんでした。ただ、せっかく制度を利用できる機会が得られたのと、年齢も30代後半という事もあり、大前学長の「やりたいことは全部やれ」という言葉に触発され、「やれるときに全部やってしまえ」とばかりにチャレンジしました。
MBAに対して何となく憧れのようなものはずっと持っていましたし、社内でも会社のMBA留学制度を利用してMBAを取得している先輩後輩が近くにいたことも刺激になっていました。本気でMBAに挑戦しようと思ったのはインドネシアで某自動車メーカーの現法社長から経営哲学を学び、自分もその方のような世界で戦うことができる日本人経営者になりたい、と思ったことがきっかけです。その師は現在向研会でもご活躍で、次の目標は向研会に入会することです。
上海への海外赴任で、国籍問わず自分よりも多くの優秀な人に出会いました。こうした人と仕事をすることで、何か自分なりの強みを身につけねばという危機感と向上心の両方を持ち、MBA取得を決意しました。