創業以来、事業拡大を考えたことはありませんでしたが、17年目くらいに「自社のサービスは社会貢献ができている。更に幅広く社会貢献ができる会社にしたい」と考えるようになりました。しかし、これまでビジネスを一切学んだことがなく、事業拡大のためには、社長である自身の成長が必要不可欠であると気付きました。
そのタイミングでBBTの卒業生との出会いをきっかけに、すぐに入学を決意しました。
私は、経営コンサルタントとして、様々な書籍等を通じて、自分なりに勉強してきました。しかし、実務を通じて、それなりに自信を付けることができた反面、「本当に自分のやり方はクライアントにとってベストなのだろうか」と思うようになりました。そこで、様々な課題が見えてきたタイミングで、第一線で活躍する世界的コンサルタントによる経営コンサルティングの手法を体系的に学びたいという想いが強くなり、MBA取得を目指すようになりました。
私がMBA取得を考えたのは、グローバル化とAIの発達により、将来自分の仕事がなくなるのではないかと危機感を感じたことがきっかけです。今の自分を抜本的に変えないと、これからの激動の時代を生き抜いていけないと猛烈な焦りを感じ、BBT大学院の門をたたきました。
MBAを目指したきっかけは2つです。当時従事していた業務のマネジメントスタッフとして、OJTだけでは成長の限界を感じており、ゼネラルな視座を高めるためでした。自社における課題意識を持ちつつも適切な提案力を培うには、全体を観る視点(BBTでは構想力)が不可欠だと感じたからです。そして自社の人材戦略と社内PJを渡り歩く自身のキャリアパスに漠然とした危機感もありました。一度立ち止まって外の世界を知り学び直すことで、将来のありたい姿と現状のギャップを埋めて今後の目標を再設定したいと思い、MBAという学びの場を選びました。
BBT大学の学部修士一貫制度を利用し、MBAに挑戦しました。そもそも、BBT大学への入学も学位は意識しておらず、ましてやMBA取得も全く念頭にありませんでした。ただ、せっかく制度を利用できる機会が得られたのと、年齢も30代後半という事もあり、大前学長の「やりたいことは全部やれ」という言葉に触発され、「やれるときに全部やってしまえ」とばかりにチャレンジしました。
MBAに対して何となく憧れのようなものはずっと持っていましたし、社内でも会社のMBA留学制度を利用してMBAを取得している先輩後輩が近くにいたことも刺激になっていました。本気でMBAに挑戦しようと思ったのはインドネシアで某自動車メーカーの現法社長から経営哲学を学び、自分もその方のような世界で戦うことができる日本人経営者になりたい、と思ったことがきっかけです。その師は現在向研会でもご活躍で、次の目標は向研会に入会することです。
上海への海外赴任で、国籍問わず自分よりも多くの優秀な人に出会いました。こうした人と仕事をすることで、何か自分なりの強みを身につけねばという危機感と向上心の両方を持ち、MBA取得を決意しました。
個人事業主の経験はありましたが、私には正社員経験がありません。そのこと自体は、たいして気にしていなかったのですが、40歳を迎える頃に、正社員の方々が20代のうちに身に着けるようなビジネスの基礎がまるでなく苦労し始めました。また、職場の同じ職位の方々は10歳近く年下であったこともあり、自分が健康で働ける時間が周囲より少ないことにも気づきはじめ、収入を上げるスピードを他の人より速くしなければ、経済的にも精神的にも余裕を持った生活が送れなくなるという危機感が生じたのです。「何か自分に付加価値をつけなくては」と焦って資格取得などの情報収集を始めたところ、日本でもMBAを取得できることを知り、時代の変化にとても驚きました。そこで、「足りない経験は知識で補おう。ビジネスというものを徹底的に学んでみよう」と決意し入学しました。
社会人の大半を営業部門で過ごした私が、いざ経営者という立場になった時に経営者としての知識や能力がない中で、今後の会社運営をどのようにしたら良いのか考えました。そこでやはり私自身が体系的な経営スキルを学び、経営者としての知識や能力を身につける必要があると感じ、MBA取得を目指しました。
私は1994年にコンピュータサイエンスの修士を取った後に当時まだほぼ無名だった日本オラクルに入社し、1996年からシリコンバレー本社でエンジニアをしてきました。しかし、40歳になったころ、自分が本当の意味で、この一度しかない人生について考えたことがないことに気が付きました。それまでは、たまたま与えられていた事に飛びついて夢中でやってきただけだったのです。考えるようになったきっかけは、たまたま自分へ新たな問い:①なんでもできるなら何をしたいか?②お金が無制限にあるなら何をしたいか?、をしたことによります。お金の消費や浪費はいくらでもできます。しかし、そのお金を活かしてこの世界をどのうように良くするのか、について考える力がないことに気がつき、独学で勉強を始めました。ところが、学べば学ぶほど自分が無知なことを思い知るばかりだったので、体系的に学んでみようとMBA取得を考えました。