PCの具合が悪くなったり、成果物の保存に失敗したりしたことが幾度かあって、作り直しを余儀なくされた時はショックでした。ITリテラシーの問題でもあり、効率的に使いこなせない自分にイライラし落胆しましたが、クラスメイトからは、無料で使える様々なテンプレートや作業効率化アプリを教えてもらい、とても助かりました。ITを如何に使いこなすかにより、人生が変わるほど差が出ることを痛感しました。
2年で修了することを目標に履修計画を立てていましたが、仕事で予想外なことが発生すると学びの計画が大幅に狂うことも多く、埋め合わせをするために睡眠時間を削った日々が続いたため生活の質が悪化し、日中眠たくなる時期もありました。しかし、何度も繰り返していると身体が慣れてくるため苦にならなくなりました。クラスメイトの仲間には、私よりもさらにハードな環境の中で学ぶ姿を知り、刺激をもらえたこともよかったです。人それぞれ最適なパターンが違うため、自分に合った、自分なりのやり方を見つければよいと考えます。
毎週出されるRTOCSが、一番大変でした。週末に集中して勉強していたため、平日のディスカッションには参加できず、かといってクラスメートの投稿を先に見てしまうと、自分が楽をしてしまう。そのため、最初は極力自分で調べるように努力しました。おかげで、キャッシュフローやROICツリーなど自力で作れるようになりました。海外出張した際に課題を提出するときは、ホテルでWIFIに繋がる環境を確保し、資料の容量を小さくし、確実に送付できたかまでチェックしたことは、今では良い思い出です。
対面でのディスカッションは、その場の雰囲気で適当なことを言っても特に問題なく、進むことが多いですが、Air Campus上でのディスカッションは記録に残り、他愛のない雑談もできないため、慎重に発言する内容や発言する構成などを検討することが求められます。慣れてくると、発言数の欲しさについ事実のみを述べたり、記事の紹介をして、自分の意見を述べなかったりすることがありました。そういったときには、TAやクラスメートからのツッコミがくるので、なるべく何かしらの意見を乗せて発言するようには心がけました。普段いかに無責任な発言をしていたのかよくわかるようになり、仕事において発する言葉についてに、慎重に言葉を選んで適切な発言になっているかどうか、脳内で検証できるようになりました。
業務の繁忙期と提出期日が重なった時は大変でした。
出勤前、お昼休み、帰宅後…隙間時間を一切無駄にせずに活用しました。
また、私の場合は「集中できる場所」が車の中だった為、ポケットWi-Fiを活用し、駐車場の車の中で効率的に学習しました。
ギリギリのタイムマネジメントが毎週求められたこと。一息付けるのは、文字通り、RTOCS提出期日の日曜夜8時から、次のRTOCSのテーマが発表される22時半までの2時間半のみ。寝食・仕事以外の時間全て、学ぶ時間に替わっていきました。最も忙しい時期は寝る間を惜しみ、3時間睡眠で、兎にも角にも、きつかったですが、同時に知的好奇心を駆り立てられ、毎日がエキサイティングでもありました。
大量の課題をやりきるための勉強時間の確保とタスク管理が一番苦労しました。
最短2年間/最大48単位取得での卒業を目標としていたため、通勤時間はいつもグリーン車を使って学習時間を捻出していました。
またちょっとした待ち時間などではスマホでACの講義を見てレポートのネタを下書きしておいたり、発言に返信する等、とにかくスキマ時間の活用の最大化を工夫しました。
他にも、各レポートの〆切や発言数等の進捗管理も漏れがないようにツールでの管理を徹底しました。
例えば出張中のフライトで電波がない環境にいるときには、「事前にAC上に講義をダウンロード→機内で視聴&レポートの下書き→到着後に空港のWiFiにつないで投稿→ホテルに移動」のように効率的な動線を意識していました。
またKPIの進捗を少し上積みして何か不測の事態が起きても常に”貯金分”があるように前倒しで進めていくことは最も気をつけていました。
毎晩、夜にAirCampus向かっていると、議論が盛り上がってしまう事もしばしば。気が付いたら1時や2時というのはザラでした。また、毎週日曜日の夜にライブが始まり、またRTOCSのお題も出されるので、日曜の夜もかなりACに熱中していました。
その結果、朝起きるのがつらい、という寝不足の生活を繰り返していました。今思えば、もう少し朝型にした方が、効率は良くなったかもしれません。
リカレント教育が定着していない日本において、同僚でもあり親族でもある経営者から「なぜ今大学院で学んでいるのか?」と思われる事は少なからずありました。仕事には極力影響が出ないように選んだ学校ではありましたが、スクーリングが飲食業で一番忙しい週末に開催される事が多い為、非常に休みがとりにくい状況があり苦労しました。
BBTで一番やるべきことで、一番苦労したのが、ディスカッションに積極的に参加し、より多く発言することでした。会議で実際集まってディスカッションするのと違って、AirCampusではテキストベースでディスカッションが行われます。時間的自由度が高い一方、しっかり考えた発言が求められます。しかし、私にはそれを数多くこなす時間がなかなか取れなかったので苦労しました。