出張の多い職種のため、学習環境を持ち運べるBBT大学院は非常に好都合でした。出張の移動中などはかえっていい勉強の時間となりました。苦労と思うようなことはあまり思いつきませんが、敢えて言うならとにかくすごい量のクラスメートの発言についていけるだけのスピードが自分には不足していたという点です。
入学当初、自分以外の周りの同級生は、皆さん優秀で知識も豊富で、レベル差というか実力差みたいなものを感じて、委縮していました。しかし、周りの人と比較してもキリがないと考え、気にしないように心がけました。昔の自分と比較して、少しでも成長したと実感できる事があれば、それが1番だと思うようになってから、少し気持ちが切り替えられるようになりました。
もっと同期との意見交換、情報共有、支援やプライベート交流に時間を割ければよかったと思います。苦労というか同期との交流にあまり時間を割くことができなかったことが悔やまれます。また、あえて言えば、どうしても複数の必修科目を履修しているため、試験期間等が近接し、十分な対応時間がとれなかった時期がありました。ある程度予測はしていましたが、試験期間に2~3週間連続してかかりきりに近い状態になったのは正直きつかったです。
私が入学を決めたのは出願締切間近で、合格すると直ぐに授業が始まってしまいました。そのため、AirCampusの使い方もよく分からないまま授業を受け、ディスカッションテーマや発言期間を見落とし、全くディスカッションに加われず発言しないまま終ってしまったこともありました。しかし、AirCampusを使っているうちに徐々に慣れていき、それからはとくに苦労はなく、非常に良くできているシステムだと思うようになりました。
ACというは24時間いつでも仲間とつながるプラットフォームであると考えます。とはいえ、画面上での会話になるので、自由に話す、議論するなど、実際にFace to Faceでしか伝わらないニュアンスなどもあります。それらが出来ないことによって、なかなか先に進めづらい場面も多々あったと記憶しています。Skypeなどで自由に話せるようなシステム構築も入れていって頂けるとありがたいと思います。
学習時間の捻出にはやはり苦労しました。学習時間は、月曜日から金曜日までは毎日3時間、週末土日に5時間ずつという風に、週25時間位でした。講義毎にディスカッションでの最低発言回数が決まっているので、自分の回答をまとめるまでの情報収集に、かなりの時間を費やしました。家にいる時間だけでは足りないので、仕事の移動時間に車や電車の中で、タブレット端末にダウンロードした講義を聞いたりすることもして、時間を捻出しました。
仕事・家庭・学習のバランスはなんとか保つことができたのですが、入学年の7月末に不摂生がたたり通風を発症してしまいました。そこから短期的に急激なダイエットを実行したのですが、目まぐるしい毎日の中、空腹という要素が重なった時が本当に辛かったです。
講義の視聴、クラスメートとのディスカッション、課題レポートの作成など、BBT大学院での学びはハードで時間がかかります。今までと変わらない生活リズムで生み出せる時間では圧倒的に足りません。何かを得るためには何かを捨てなければならない。覚悟していましたが、卒業するまでずっとタイムマネジメントに苦労しました。それでも無事卒業できたのは、妻や子ども、親の支えがあったからです。感謝しています。
私が所属する会計事務所は5月が一番の繁忙期です。この時期、必修科目の『現代の経営戦略』と『イノベーション』がありました。毎週提出する課題と各科目で複数の課題の提出が求められ、それをこなす時間がありませんでした。一部の課題は未提出になりましたが、なんとか単位は取得できました。
在学途中まで実はディスカッション自体が大変恐怖でした。理由は私が自分の意見に反論・否定されるのが怖いという典型的な日本人気質だったからです。この気質を変えるきっかけとなったのが、1年次必修科目であった後先生の『組織と経営』でした。期間内にある一定数のディスカッションへの参加が求められ、しかも発言の質を評価されるという厳しい科目でしたが、最も印象に残っているのが講義の始め頃に後先生がおっしゃった「ディスカッションに参加しないのはいないのと同じ」というお言葉でした。それ以後は「とにかくまずは量をこなしてディスカッションに慣れよう」「ディスカッションの流れを確認して発言してみよう」と考えられるようになり、とにかく発言するように心掛けたところ、卒業年度にはどんな意見をクラスメートから頂戴しても怖れないようになりました。