一番ためになったのは「問題発見思考」です。この科目は、論理思考をベースにして「本質的な問題は何か」を発見するプロセスを徹底的に鍛えるものでした。実務に役立つ問題解決力を身につけることができたと思います。入学前に書籍で論理思考を独学し、習得した気になっていましたが、この科目を受講することで自分がいかに実力不足だったのかを痛感しました。
問題解決思考の講義が役に立ちました。マジカルナンバー3やファクトベースという考え方は、今でも目的達成に向けた資料作成などに活かしています。事実に基づいた本質的な問題の把握、具体的で実行可能な解決策立案のための力は間違いなくついたと思います。
大前学長が担当する科目で取り組むオリジナルのケース・メソッド「RTOCS(Real Time ONline Case Study)」ですね。レベルの差はあろうとも自力で収集した情報を基に、意志決定をしていく。一般的なMBAのプログラムにある過去のケース・スタディは、どうしても現在から過去を振り返って考えたり、ケースの文章に書かれている内容をベースに考えてしまいます。現状をどう捉えるか?将来をどう予測するか?は、自力で情報を集めて分析し、考えるしかない。それって正解がないんですよね。あるのは最適解です。このトレーニングは、現在経営の意思決定をする上でとても役立っています。
沢山ありますが、一つ挙げるとすれば「問題発見思考」です。マッキンゼーの手法も取り入れられており、仕事だけでなく色んなことの事象をより正確に把握できるようになったと感じています。授業で学んだ手法は、自分の仕事の現状把握と対策立案時に常に役立てています。仕事以外でもとても役立つ考え方です。
グローバル経済と経営(大前学長が直に指導)です。毎週、課題としてケーススタディを要求されて、リサーチから改善案の検討までし、受講生たちとインターネット上(AirCampus)で昼夜問わずいつでも議論することができました。いただいた大前学長の指摘や指導は記憶に残るものです。オフレコ的な過去の経験やお考えなども伺うことのできた貴重な機会でした。
いくつかあると思いますが、代表的なものとしては「問題発見思考」です。この講義を通して、論理的に物事を考える力がついたと思います。日々多くの情報があふれる中で、それらの情報が根拠のあるものか否かを見極め、GOALに対して現在の状況把握を行い、そのギャップから迅速に進むべく方向をジャッジして突き進んでいく習慣ができました。当時、中国工場のTOPだったので、日々多くの問題が出てくる中で、学んだことを実践で活かせたことが、有効だったと思います。