毎週のRTOCSは大変でした。「もし、あなたがすかいらーくのラルフ・アルパレス会長なら?」「もし、あなたがジャパネットたかたの高田明社長なら?」こんな問題を毎週1つずつ、年間計50ケース、2年で計100ケース。自分自身の解を提出していきます。この課題は力がつきましたが、その分かなりハードでした。
自分が学習していない時間に次々と受講者のコメントや見解がAirCampusにアップされ、それらを見ることで講義を早く受講しなければ議論にも参加できないという焦りが生まれ、何とか追いつこうと必死になったことが一番苦労した点でした。ただし、この焦りがプラスの効果になったことは言うまでもありません。
旅行先などにPCを持っていっても、当時はIT環境が悪くつながらなかったことです。ただ、工夫をすれば大体は解決できました。あと、1年次の最後まで問題発見思考を残してしまい、他の科目の修了試験などと重なり、地獄をみたことです・・・。でも楽しかったです。
勉学の時間を確保することでした。睡眠時間を従前の5時間から3時間に短縮することで時間を確保しました。仕事後の深夜の勉学は辛かったです。
時間の捻出です。遠隔授業で仕事を続けながら学ぶことができるというのは、メリットである反面、仕事と学習を並行して行う必要があるという厳しさもあります。1週間ごとの目標を設定していましたが、プロジェクトの関係で平日は移動時間以外はほとんど時間がとれないことも多く、その分を週末で取り戻していました。
卒業研究(事業計画)が一番苦労しました。私は当時、仕事で担当していた業務に関する論文作成に取り組んだのですが、取り組み始めてはみたものの、なかなか構成がまとまりませんでした。一時期は2年間で卒業することを断念しかけるほど卒業研究は難航しました。当時は通勤時間や業務時間中のちょっとした移動時間なども、常に卒業研究のことで頭がいっぱいの状態でした。最終的にはなんとか卒業研究を仕上げることができましたが、もっと早い時期から本腰を入れて卒業研究に取り組んでいれば、あそこまで苦労することもなかったであろうと思いますが、今となってはあの苦労も貴重な経験となっています。
時間の使い方に苦労しました。在籍していた2年間は、24時間をどのように使うのかということを常に考えていました。BBT大学院で学んでいるからといって、仕事のパフォーマンスを落とすわけにはいきません。限られた時間の中で仕事は効率的に、また高いパフォーマンスを維持するためにどうするのか、この点を考えていました。その結果、24時間の中で何が非効率なのか、どのようにすればタイムマネジメントがうまくいくかを考える良い機会となりました。
年間を通して考えると、生活全体をバランスさせることができたのですが、レポート提出や試験日と避けがたい仕事のピークが重なる時期がとても大変でした。 私の場合は複数年かけて受講しましたが、試験が重なったときは良い点数を取ることができない科目もありました。 今思えば、自分の仕事や将来ビジョンに合わせ、どの時期にどの科目を優先して学ぶべきなのか、授業の内容を日常の仕事にどのようにフィードバックして、その結果を授業にどう反映するかなどまで十分に検討した上でより計画的に受講すべきだったと思います。 この他、AirCampusに慣れるまで、意思疎通が上手くいかないこともありました。この点、より有効なコミュニケーションを図るためにSkype等をもっと多用するなど工夫することが必要だったと思います。
強烈な時間のプレッシャーの中で、いかに講義内容を理解し、ディスカッションに取り組み、レポートを仕上げ、試験をパスするのか、そのやりくりがきつかったと思います。このような状況の中でクラスメートと切磋琢磨しながら学んだ4年間は、今振り返ってみると成長を日々実感できる極めて楽しい時間だったと感じています。
課題の提出が月曜日の朝10時と決まっていました(当時)。回答を一回書いても、見直すと改善点が出てきます。課題提出日は、ほぼ徹夜していました。そのままでは月曜日の昼過ぎに眠くなってしまうので昼休みにはネットカフェで20分くらい昼寝をして睡眠不足を解消し、午後の業務を開始。仕事のパフォーマンスは当然落とさないようにしましたね。