アカウンティングやコーポレートファイナンスについては基礎知識が乏しかった為、講義受講と参考図書を繰り返し復習し、理解度を向上させました。また、学んだ内容を業務で実践することにより、実践力を強化し、現在の業務の中でも財務分析に活用することができるようになってきました。
社会人経験が浅かった上に、学部時代は経営とは無関係の学部であったため、全てが初めてで、どの科目を取っても苦労は多かったです。まず苦手意識を自身に植え付けないことが大切だと思いましたので、どんな科目も新たなことを学ぶことができる、という新鮮な気持ちを持つように心掛けました。あとは、講義動画以外にも理解できない部分があったら、Air Search(株式会社ビジネス・ブレークスルーが持つ4000時間を超えるCSビジネス・教育番組から、キーワードや講師名で検索でき、自由に視聴ができる仕組み)で同じ科目や分野でも、また違った角度から解説を行っている番組を探し、視聴するが効果的だったと思います。
学長科目で毎週課題の提出があったRTOCS(Real Time Online Case Study)です。入学初年度はクラスメートの発言内容すら理解不能という、大変お粗末な状況でした(笑)。1年次は課題以外にも調べることが多く、ディスカッションに貢献どころか自身の結論を出すまでにかなり時間を要しました。しかし、ディスカッションを交わすクラスメートと次第に互いの結論を定期的にフィードバックし合うようになり、それが自分の論点の流れを見直す大変良い機会となりました。同時に、それまで及び腰だったディスカッションにも積極的に参加するようになり、次第に毎週何とかして限られた時間の中で結論を出すことができるようになりました。
大学、大学院時代とは全く違う分野でしたので、ほとんどが初めての分野の講義でした。特にアカウンティングやファイナンスに関しては、最初は本当に分からないことだらけでした。その科目に関しては、クラスメートに非常に助けてもらいました。分からないところは、議論の中でとにかく質問をして、クラスメートや講師の方々に基礎的なことを教えてもらいました。また、少しでも知識を深めるために基礎的なファイナンスの授業をAirSearch(株式会社ビジネス・ブレークスルーが持つ4000時間を超えるCSビジネス・教育番組から、キーワードや講師名で検索でき、自由に視聴ができる仕組み)で検索して、勉強しました。おかげで無事に単位を取得することができましたが、全体を見ると組織に関する講義の評価は低く、今後努力していく科目だと分かりました。
ターンアラウンドマネージャーに憧れる私としては「企業再生論」は楽しみな科目でした。しかし、受講者には知識や経験が豊富な方が多く、高度なディスカッションに圧倒され、手も足も出ない状況が続きました。成績評価にはディスカッションへの参加が多くのウエイトを占めるので、非常に苦しかったです。
想い悩んだ結果、私は高いレベルに背伸びするのではなく、自分なりの話題や論点があると考え、それを正直にぶつけてみました。結果として、他の学生から助けられ、有益な学びを得て、A評価を頂く事が出来ました。とにかく、かっこ悪いところも含めて自分をぶつけてみると、クラスから答えが帰ってきて、成長できる環境に居る幸せを感じました。
「コーポレート・ファイナンス」「アカウンティング」です。これらは苦手意識が強かったので、非常に不安だったのですが、実際には予想以上に楽にクリアできました。
これには、3つ理由があります。一つは、講師陣の講義が非常に丁寧でわかりやすいこと。二つ目に、秀逸なテキストが選定されていること。講義と同時にテキストを読み進めますが、良書の存在は理解を大きく深めてくれました。三つ目、これが最も大きいですが、AirCampusを通じたクラスメートからの学びが、大きな学習効果を生み出してくれました。自ら疑問を率直に発言することで得られる疑問解消だけでなく、クラスメートの発言に対する教授、TA(Teaching Assistant)からのコメントも自らの糧とすることができ、飛躍的に学習効果が上がるのをリアルタイムに感じることができました。
「コーポレート・ファイナンス」が苦手であり、難しかったです。ですが、苦手意識を当初から持っていたので、講義以外に基本書を読み込み、理解があいまいな部分を教授やティーチングアシスタントに徹底して質問しました。とにかく、“いい格好”をしていても取り残されるだけですので、がむしゃらに食らいつこうと心に決めて取組んでいました。
未だに克服できたか否かは定かではありませんが、苦手であれば苦手なりにクラスメートに素朴な質問(そして時にはdavil’s advocateを仕掛け!?)を投げかけることで理解を深めることができたと思います。
基礎知識としての理論を学ぶことは重要ですが、理論のための理論に終始してしまうようでは本来の目的から外れてしまいます。その意味で科目名に「~理論」とついているようなものに対しては、初めは苦手意識のようなものを持っていたかもしれません。しかしながら、実際に講義を進めていくとそのような心配は杞憂であることが分かってきました。
その理由は大きく二つあるのではないかと思います。ひとつめは、教授陣が現役の実務者であることです。理論がどのように実践に活かせていくのかという、実際の経験に基づく講義は非常に重みがあります。ふたつめは、学生同士のディスカッションが活発なことです。様々なバックグラウンドを持つ級友がそれぞれの視点から意見をぶつけ合うことで、理論が実際の武器に変わっていくのです。
そんな中で、「苦手意識を持っていた科目」は必然的に「実際に役に立つ科目」として自分の身についていったと思います。
仕事で数字をあまり触らないため、アカウンティングやファイナンスではとても苦労しました。しかしそのおかげで、苦しい授業時ほど、クラスメートの存在がありがたいという貴重な経験をしました。クラスには、逆に数字が得意という方がいらっしゃいます。理系の方もいらっしゃいます。そういう方々に「Help Meサイン」を出して、週末にファミレスなどで一緒に勉強するなど、かなり助けてもらいました。この経験はとても貴重でした。BBTのクラスメートは積極的で前向きな方が多いので、知らなかったことや理解できなかったことを数多く学び、授業だけでは得られないリアルでの体験も得ることができました。また、自分の得意な科目においては、苦手なクラスメートに協力し、少しは貢献できたかと思います。クラスの多様性は本当に価値があったと思います。