大前学長が担当する科目で取り組むオリジナルのケース・メソッドである「RTOCS(Real Time Online Case Study)」です。 教科書通りでは満足いく回答ができないような、現在進行形で起きている課題がケースとして出題されます 。最も考える力をつけられるケース・メソッドで、他の科目での学びを集約するような課題が出されます。 また、大前学長の結論は目からウロコが落ちるようなものが実に多いです。BBTに入学された際は、ぜひ真剣に取り組んでいただければと思います。
Ethics,Mission,Vision,Valueは何となく頭の中では理解できていても組織の中では、適格には活用されていない現状が多く、それが企業の不正を生む原因になっていることを実例を通して学びました。経営に携わる人材やリーダーには非常に重要な要素であり、常にEthics,Mission,Vision,Valueが適切に運用されているかどうかを確認しつつ経営や人材の舵取りを進めていくことが重要です。利益至上主義に走る経営者やリーダーになってはいけないという事を痛感した教科でした。また、経営者やリーダーは社員の仕事における成果だけに重きを置くのではなく、Mission,Vision,Valueを組織に浸透させ、社員がMission,Vision, Valueを正しく理解しているかを常に確認することの重要性も学びました。
大前学長のRTOCS(Real Time Online Case Study)です。毎週、「あなたが〇〇社長だったら、△△の課題をどのように解決するか」というテーマが与えられ、大学院で学ぶ知識を総動員し、2年間で約100のケースに取り組みます。クラスメイトとの議論で学びを深め、自身の考え方を発展させることが出来ました。また、大前学長と自身の回答とを比べることで、思考のクセを客観的に振り返ることも出来るため、毎週日曜の夜が楽しみでした。特に思い出深いのは、自身が所属する会社がテーマとして取り上げられた時です。社長になったつもりで会社の問題点を発見し、方向性を考える中で自社と取り巻く環境への理解を深めることができました。その上、大前学長やMBA候補のクラスメイトからも様々な結論・意見をもらえとてもありがたい機会でした。
毎週のRTOCSは自分の知見や考え方の幅を広げるのに役に立ちましたが、科目という点では問題発見思考と問題解決思考です。二つともいくつかの実践的な演習で経営者視点での分析力を磨き、最終レポートでの課題でそれらを活用してロジカルにまとめるというものでしたが、ピラミッドストラクチャーの考え方やファイナンスやアカウンティングで学んだことをフル活用しないと質の高いレポートにならないということで良い思考の鍛錬の場になりました。また、そのレポートに対する教授からのフィードバックもとても参考になりました。
「問題発見思考」と、大前学長が担当する科目で取り組むオリジナルのケース・メソッド「RTOCS(Real Time Online Case Study)」は考え方、世の中の見方を根底から覆すほど私にとって大きなインパクトのある授業でした。
1週間かけてリアルタイムで起こっている実在の企業の課題・問題の解決策を考案するRTOCSは毎週本当に大変でしたが、クラスメートとのデイスカッションを通じて、問題点の洗い出しと、解決策を見出すための能力は大分訓練されました。
今でも一番の思い出は、トヨタがプリウスのリコールで全世界のメデイアが報道している最中に私たちもまさしく、「トヨタの社長だったら、プリウスのリコール問題に対してどう対処するか」というRTOCSの課題について1週間議論をしました。ニュースで報道されるトヨタの社長の実際の行動を見ながら、「そっちを選んだか・・・」などと思いながら、社長の立場や思考が今までにない程はっきりと分かり、なぜそのような選択肢をとったのかが分かった気がした瞬間でした。
技術戦略論で学んだテクノロジーマネジメントは、技術という仕事とビジネスを結びつける、ともするとエンジニアに欠落してしまう視点を与えてもらったと同時に、実務で直面しそうな課題をベースに重要な考え方を学ぶことが出来ました。
同科目では毎週のように繰り出される課題をこなしていくことで、発想力が鍛えられることを実感できました。
関わったことのない苦手な分野に関する課題でもアイデアを絞り出すことで、あきらめずに解決法を探り出すトレーニングができたと感じます。
講義だけではなく、並行して行われるCase Studyにおいて具体的な状況を設定した上で、Web会議のシステムでのクラスメイトとのNegotiationの実践を通じて、必要なスキルを学ぶ事ができると共に、自身の癖や考え方を見直す事ができました。
そして、その積み上げにより、実践でも再利用できるノウハウを学ぶ事ができました。
自分になかった視点、思考を叩き込まれたインパクトの大きいものでした。そこから自身の世界観が変わり、物事を見る目が変化して行きました。
受講中はかなりの苦痛も伴いました(夢に講義映像が出てきたり、出された課題をこなしている夢を見たり(笑))。その反動は大きく自分の血となり肉となるような、充実した満足感、自信、知識量を得ることができました。以前は本を読むことが少なかった私ですが、蔵書量と読書量が共に増えてとても良い習慣が身に付きました。RTOCSにおいて現在の経営環境を考える。現在おかれた立場をどのように改善するかなどを問われ、BBTの他の科目が体系的に試されるもので常に実践を意識させられる取り組みでした。ほぼ毎週1回、1週間の世の中の動向を学長が解説する講義は、世界の動向を理解できる重要な講義でした。卒業した今でも欠かさず視聴を続けています。
ビジネスのありとあらゆる場面で応用可能なPSA(プロブレムソルビングアプローチ)という大きな軸をこの授業で学ぶことができた。斎藤先生の講義は、とてもシンプルで分かりやすく、即実践できる内容となっています。