「問題発見思考」「問題解決思考」だと思います。長期間にわたる科目ですが、実際のケースを想定しながら論理的かつ客観的に問題を発見する能力と、問題を発見した後に具体的に解決方法に落とし込む能力を鍛え上げていきます。これらの能力は実務でも相当役に立ってます。
「卒業研究」です。BBT大学院では、卒論として事業計画を作成しますが、これまで学んだ全てのことを活かす集大成と言えます。私の場合、指導教授が「問題発見思考」の斎藤顕一先生だったこともあり、本質的な問題の発見から解決策の立案に至るまで、思考プロセスにおいて細かく指導していただくことができました。
卒業研究では自分自身のプランを形にするために思い入れが強くなり、自分に都合の良いファクトを収集してしまいがちになってしまうのですが、「ファクトの積み重ねから言えることは何なのか」、「まずは大きなところから流れで考える」といった問題発見やPSAの基本を再確認しながら進めることができました。 また、卒研の途中には全体のストーリーをピラミッドストラクチャで文章化するという過程があるのですが、その文章をチェックしていただいた照屋華子先生によるロジカルライティングの指導も卒研を完成させる上で大変参考になりました 。
一番大変だったのはRTOCですが、一番タメになったのもRTOCSだったと思います。毎週のクラスメートのコメントに目を通し、大前学長の解説を通して、様々な企業の事例を知りました。友人と話をしていると、RTOCSで出てきた企業の話題になり、そのことを話すと、どうしてそこまで知っているのだと驚かれたこともありました。
私は、リッパート教授の世界の中小企業論Hidden Championsの授業が非常にタメになりました。それまでは、中小企業の領域は自分とは違うと思っていましたが、授業を聴いていてだんだんと自分も中小零細企業の世界に飛び込んでみたいなあと思うようになってゆきました。多分、教授の授業が、インドで起業するきっかけを作ってくれたと思っております。
科目ではありませんが、RTOCSにて毎週レポートを書き、その振返りをすることが自分を見つめなおす良い機会になったと思います。また、卒業後のスクーリングなど、履修が終わってもその後の学習する機会を与えてくれる状況に感謝しています。2020年の春のスクーリングは新型コロナの影響で中止になってしまい、スクーリングに向けて勉強をしようと思っていたところだったので、残念でした。
1年目の「問題発見思考」がとてもためになりました。チャート作成ソフトは今でも仕事やプライベートのデータベース作成で利用させてもらってます。ライブで出てくるチャートはきれいで見やすくインパクトがありとても参考になります。問題発見思考で教わる考え方そのものも、日々の業務に役立てることが出来、論理的に話す、書くといった基本的なことに転用することができます。
2年目ではpresentationの科目です。グローバルリーダーに必須のスキルであり、これからの時代に必ず必要になるものだとおもいます。
どの科目もタメになりましたが、敢えて“一番”をつけるなら、斉藤顕一先生の「問題発見思考」だと思います。初めて授業を受けた時のインパクトは、今でも忘れませんね。BBT大学院のすごいところは、先生方が一流の経営者というだけでなく、一流のTeacherであるということです。その教え方のうまさにも、驚愕した憶えがあります。
役に立つ科目が非常に多かったですが、一番は起業論です。
BBT大学院に入って、一番最初に受講した必修科目ですが、起業する事についての想いを更に強くしてくれた科目でした。
ちょうど今起業の準備中なので、講義を見返してます。
ともすると、私たちはうわさ話や他者から又聞きした情報を鵜呑みにし、様々な決断をしてしまいます。しかし、RTOCSでの学習を通じてまず情報、それも2次3次収集ではなく1次情報の大切さを痛感しました。
情報に基づいて仮説を立てそして自分なりの考えを発信する。するとクラスメートからはいろいろはフィードバックばもらえます。時には素直に聞き入れられないような意見もありますが、そうした議論のおかげでファクトベースで物事を考えることが習慣化できたものと思っています。
「問題発見思考」です。問題の本質を見極める力、論理的に整理する力、そして人にわかりやすく説明する力をつけることができました。思考の根本、生き方そのものへ影響を与える講義でした。