実際に経験してみて想像以上でした。
特にAirCampusでの議論は想像以上に自分のアウトプット力を高めてくれた、と実感しています。
AirCampusでの議論はファクトベースが原則となるため、慣れないうちは非常に苦労しました。ただ、この原則を意識すると、自分やクラスメイトの考えをより深く理解できるようになります。
今、入学当時の自分の発言を振り返ってみると、自分の発言がいかにフワフワしたものだったが分かります。また、相手の意見に対してもあやふやな所を質問する事で、自然と相手の考えを理解出来るようになってきます。これを2年間繰り返した事で、自信を持って自分の意見を言えたり、相手の意見をしっかりと聞けるようになりました。
最初、ネットを利用した遠隔授業に不安がありましたが、実際に入学して見るとAirCampus(AC)の良さを実感できました。顔も知らないクラスメートとAC上で議論を展開し、夏にカタールから帰国して皆と実際に会った時、更に親近感が湧きました。一人じゃないんだ!世の中には自分よりも更に志の高い仲間がいることを知り、日本もまだまだ捨てたもんじゃないと実感しました。
遠隔教育の最先端を行っていると思います。現在では、放送大学大学院の授業はインターネットでも受講できるようですが、私が在籍していたころの放送大学大学院は、決まった時間の講義をテレビかラジオで受講して、レポートを郵送で提出し、試験は各地の学習センターで受験することになっていました。私は、学習センターでの試験前日に徹夜の仕事が入って大変な思いをしました。それに比べ、BBT大学院は、柔軟に受講し、サイバーでレポート提出もテスト受験もできます。また、サイバーでディスカッションしている仲間が、スクーリングやオフ会で顔を合わせると、すぐに緊密な人間関係を築くことができます。これだけの人的なネットワークができるサイバー教育は他に見当たりません。このBBT大学院は、仕事を続けながら、経営を学ぶには最適のシステムだと思います。
実践力を求めて入学しましたが、BBT大学大学院を選んだことは最高の選択だったと考えています。
授業は講義と生徒同士のディスカッションで進めますが、何が本質的問題であるか、現実の問題にどのように対処してきたか、いろいろな立場の生徒同士が話し合います。私は代表取締役社長を経験した中で、業界では慣例だが法令違反になるという内容に直面することがありました。ディスカッションでは秘密保持を前提に多くのテーマについて話し合うことができました。講義を受けた今なら社長であった当時と違う判断をしたと断言できます。現在と将来のために今すべき判断を出せるようになったと思います。
講義の内容は、いわゆるアカデミックなMBAコースに留まらず、非常に実践的かつ最新のビジネス環境を考慮した教育で、日々の業務や日常生活にすぐ活用できる内容が多かったです。経営のトピックに留まらず、社会へのアンテナも高くなり、自身のみならず子供の教育方針まで考えることができたことは大きかったです。また、BBT大学院のサイバー上での運営は、隙間時間の活用と活発な議論を可能にし、忙しいビジネスパーソンにとって非常にフィットした運営であると思います。
BBT大学院での授業は「実践的すぎる」ため、毎日の講義がそのまま実務に直結します。ある授業でテーマがあり、それを視聴すると、今自分が悩んでいる課題や、過去の成功・失敗体験がたくさん思い浮かびます。それを授業内容と絡めてエアキャンパスに投稿すると、クラスのみんなからたくさんの関連情報や実務体験が集まります。どれも、明日から使いたいものばかりです。いい成績を取りたいから議論する、という感じではないんです。いてもたってもいられなくて、エアキャンパスに投稿し、議論を深める感じです。実務の悩みを相談できる人はそんなに多くないと思いますが、エアキャンパスでは数十人からアドバイスが集まる感じです。世界的なコンサルタントや経営者である教授自らも発言に対して助言してくれます。こんな機会は滅多にないです。
業務を優先せざるを得ないので、大学院での学びは最低限の内容で終えてしまいました。業務上の余裕があれば選択科目も全て取ってから卒業したかった思いました。
僕自身は、外国での研究生活を含め、産業界と学術界の双方において非常に幅広い科学の教育を受けてきました。一方で、社会においては科学とはまた違ったビジネスの常識などがあることも知ってはいました。なぜか科学の常識を知りすぎると、(それが真理を扱うものであるからか)社会の常識を軽視する傾向があるとわかってはいました。結果的に、本学において新しい価値観、新しい知識と出会ったことは、僕の偏った姿勢を正すことになりました。理解していることと、納得していること・体感していることは全く異なりますので、強制的に浴びる2年間のビジネスの滝は、特に研究者としての自分を叩き直すために大変効果的でした。
BBT大学院で学ぶ一番のメリットは、仕事との並行であるがゆえに学んだことをすぐに実践できることだと感じています。医薬品製造における技術的課題へも、学んだ問題解決手法はすぐに実践活用できました。
グローバリゼーション専攻2年次には、インターネットを介して英語でのプレゼン、英語でのネゴシエーション等を行いましたが、想定以上の学びが得られたと感じています。また、卒業実習としてのオーストラリアでのWorkshopでは、店舗設立シミュレーションの授業があり、現地の街の人々に突撃インタビューを行い、生情報を収集したことが非常に印象に残っています。この授業によって、ビジネスの基礎となる情報収集の重要性の理解と精神的なタフさを身につけられたと感じています。
MBAを学ぶために仕事を辞める・休職するといったリスクをとらずに仕事と並行しながら遠隔地でも学べるBBT大学院の教育は「学びたい人」全てに人生のブレークスルーをもたらすとも思っています。
オンラインでユビキタス(いつでも どこでも 誰とでも)に勉強できるBBTのAirCampusは現代のビジネスパーソンに最適な学習モデルだと思います。大前学長が講義中に良くおっしゃるように、現代のITサービスは自ら使うことが大事です。AirCampusを通じて学ぶこと自体が、新たなビジネスモデル、サービスを考え出す素地を築き上げてくれるように思います。これ無しでは海外で勤務しながら、勉強のモチベーションを維持して2年で卒業することは出来なかったと思います。